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短毛
カオマニー
Khao Manee
- 体重
- 2.7–4.5kg 約2.7-4.5(公式の品種標準に体重の決まりがないため、ほかの資料をもとにした目安)
- 寿命の目安
- 10–12年 個体差があります
- 活発さ
- 5/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- きめ細かく、少し立ち気味の短い毛 下毛は少なめ〜ふつうで、筋肉の線が見えるほどなめらか
毛色 純白のみ(「ホワイトジェム」)。目はオッドアイ(片目が青・片目が金/黄)が最も珍重され、ほかに青・黄(銅/琥珀/ヘーゼル)・緑
この猫種の食事の要点
よく動くので、必要なカロリーも高め。良質なたんぱく質で筋肉質の体を保ちます。真っ白な毛を保つうえでも、栄養のバランスに気を配ってください
- 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
- 去勢や避妊のあとの体重管理
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
CFAもTICAも、カオマニーを「概ね健康な品種」としています。この品種だけに多い遺伝の病気の報告も、いまのところ限られています。 飼い主にいちばん知っておいてほしいのは、白い毛に伴う「生まれつき耳が聞こえない可能性」です。聞こえなくても、家の中で安全に暮らせれば毎日の質は保てます。ただし外に出れば、危険は一気に大きくなります。
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
よく動きよく話す、ひざの上も大好きな社交的な猫。よく声を出しておしゃべりする子が多く、よく動き、遊ぶ時間をたっぷり求める傾向があります。
暮らしの中では、上下に動ける遊び場づくり・歯みがきを習慣にすること・水を飲める場所を増やす工夫に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることとよく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 上下に動ける遊び場づくり
- 歯みがきを習慣にすること
- 水を飲める場所を増やす工夫
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 週1回ほどのブラッシングで足ります。真っ白な毛は汚れや涙やけが目立つので、こまめに拭いてきれいにしておきましょう
- 毛玉のケア
- 毛が短いので、毛玉になりにくいほうです
- 室内で飼うこと
- 家の中だけで飼ってください(耳が聞こえない子はなおさらです)。白い毛に青い目・オッドアイの子には、生まれつき耳が聞こえないことがあります。音に気づけない猫は車や外敵の接近がわからず、外は命に関わります。白い毛は日ざしで皮膚に負担がかかりやすく、数の少ない品種なので盗難の心配も高めです
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。よく動く猫でも、水が足りなければ尿路結石や下部尿路の病気につながります。水飲み場を家の何か所かに置き、ウェットフードを混ぜて飲む量を確保してください
解説
カオマニー
沿革
タイで自然に生まれ、受け継がれてきた古い品種。名前は「白い宝石(ホワイトジェム)」という意味です。猫の詩集『タムラ・マオ(Tamra Maeo / Tamra Maew)』(アユタヤ期・1350-1767)に、幸運を招く猫として書かれているほど、古くから大切にされてきました。
西洋にはなかなか知られず、初めてアメリカへ渡ったのは1999年。猫の登録団体TICAが新しい品種として認め、CFAでは2018年に登録されています。日本ではとても数が少なく、人気ランキングの統計にも出てきません。
外貌と被毛
中くらいの大きさで筋肉質。細身でしなやかな体つきが理想とされ、「機敏・弾力がある」と表されます。ハート形の顔立ち、高い頬骨、大きくまっすぐ立った耳。全体にきびきびした印象です。
毛は短め。きめが細かく少し立ち気味で、下毛は少なめ〜ふつう。筋肉の線が見えるほどなめらかです。色は真っ白だけ。
いちばんの見どころは目です。片目が青、もう片目が金や黄の「オッドアイ」がもっとも珍重されます。ほかに青一色、黄(銅・琥珀・ヘーゼル)、緑もあります。
性格と暮らし
頭がよく、人見知りをしません。活発で、運動選手のように動き回ります。その一方で、ひざの上を好む甘えん坊の顔も持っています。
よく話しかけてくる子が多いものの、声の大きさや量は子によってさまざま。人によく懐き、遊ぶ時間と甘える時間の両方がある暮らしを好みます。
新しい環境にもよく慣れます。ただし運動量が大きい猫なので、遊びと体を動かす機会は多めに用意してください。
ケアのポイント
毛が短いので手入れは軽くて済みます。週1回ほどのブラッシングで足ります。真っ白な毛は汚れや涙やけが目立つので、こまめに拭いてきれいにしておきましょう。
耳が聞こえない子がいます。驚かせないよう、近づくときは正面から。合図は音ではなく、床の振動や手の動きで伝えてください。
外には出さない。水飲み場を増やして、おしっこの通り道のトラブルから守る。この2つは毎日のことです。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。