用語集
犬種図鑑や疾患ページに出てくる専門用語を、一次ソースに基づいて解説しています。 記事の中の点線の下線つきの言葉からもこのページに飛べます。
フードの表示
- AAFCOあふこ米国の飼料・ペットフードの栄養基準やラベル規準のモデルを定める組織。日本の「総合栄養食」の栄養基準もAAFCOの基準を採用している。
- 間食かんしょくしつけのごほうびやコミュニケーションを目的とした補助的なフードの表示区分。1日の摂取カロリーの20%以内が目安とされる。
- 総合栄養食そうごうえいようしょくそのフードと水だけで毎日の主食として必要な栄養バランスが満たせる、と基準で認められた表示区分。日本ではペットフード公正取引協議会の分析試験または給与試験が根拠。
- FEDIAFふぇでぃあふ欧州のペットフード業界団体。AAFCOと並ぶ栄養ガイドラインを発行しており、欧州産フードの栄養設計の根拠になっている。
- 療法食りょうほうしょく特定の疾患の食事管理を目的として栄養成分が調整されたフード。獣医師の指導のもとで使うことが前提で、自己判断での開始・中止は勧められない。
健康管理の言葉
- 遺伝子検査いでんしけんさ唾液や血液から特定の遺伝子変異の有無を調べる検査。遺伝性疾患のリスク把握や繁殖判断の材料になるが、結果の解釈は獣医師との相談が前提。
- 形成不全けいせいふぜん体の一部が育つ途中でうまく形づくられなかった状態のこと。犬でいちばんよく出てくるのは股関節形成不全で、後ろ足のつけ根の関節のはまり具合がゆるいことをいう。
- 好発こうはつ特定の犬種・年齢・性別などで、ある病気が統計的に多く見られること。「かかりやすい傾向がある」という意味で、必ず発症するという意味ではない。
- 前十字靭帯ぜんじゅうじじんたい後ろ足のひざの中にある、すねの骨が前へずれないよう押さえているじょうぶなひも。ここが弱って切れると後ろ足をかばうようになり、これを前十字靭帯断裂という。
- 断尾だんび尾や耳の一部を外科的に切除する慣習。犬種の外見の「伝統」として行われてきたが、動物福祉の観点から欧州を中心に禁止・制限が広がっている。
- パテラぱてら後ろ足のひざの前にある小さな骨「膝蓋骨(ひざのお皿)」のこと。動物病院では、この骨が本来の溝から外れる膝蓋骨脱臼のことを略して「パテラ」と呼ぶこともある。
- 避妊・去勢ひにんきょせい繁殖を望まない場合に行う外科手術。健康面・行動面への影響は犬種や手術時期によっても異なり、実施の判断と時期は獣医師との相談が前提。
犬種の分類
被毛とお手入れ
からだの特徴
- 深胸種しんきょうしゅ胸が横幅にくらべて上下に深い体型の犬種のこと。胃がふくれてねじれる「胃拡張捻転症候群(GDV)」が起きやすい体型として知られ、食べ方の管理が大切になる。
- 短頭種たんとうしゅマズル(鼻先)が極端に短い犬種の総称。パグ・フレンチ・ブルドッグ・シーズーなどが該当し、呼吸まわりと暑さへの弱さに特有の注意点がある。
- 軟骨異栄養性なんこついえいようせい軟骨の発達に特徴があり、足が短く胴が長い体型になる犬種グループ。ダックスフンドやコーギーが代表で、椎間板への負担に注意が必要。
- マズルまずる犬の鼻先から口にかけての部分(鼻口部)。長さや形は犬種の特徴を決める大きな要素で、短いほど暑さや呼吸への配慮が必要になる。