犬猫小町(準備中)

MCTオイルMCT oil

中鎖脂肪酸。シニア犬の認知機能サポートに関する研究があります。

分類: 脂質・油 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

一般に問題なし

シニア犬の認知機能サポート目的で研究が進む。総脂肪量に占める割合が高すぎると軟便の報告があり少量から。

条件つき・注意

猫での直接的な認知機能研究は乏しく外挿は限定的。高脂肪は体重・膵臓への配慮が必要なため少量・低配合が無難。

期待される役割

中鎖脂肪酸(MCT)はブドウ糖に代わる脳のエネルギー源(ケトン体)になりうるとされ、シニア犬の認知機能サポートを目的に配合されることがある。

注意したい点

高配合では軟便・胃腸不快の報告があり、少量からの導入が推奨される。

詳しい解説

MCTオイル(中鎖脂肪酸)は、加齢で脳のブドウ糖の利用が落ちたときに、 代わりのエネルギー源(ケトン体)になりうるとして研究されている油です。

犬での報告

てんかんのある犬を対象にした試験で、MCTを与えたところ 空間の記憶・問題を解く力・飼い主から見たしつけやすさの指標が有意に改善したと報告されています。

シニア犬の認知機能のサポートを目的に検討されている成分です。

猫については

猫を対象にした知見は犬ほど蓄積していません。 犬での結果をそのまま猫に当てはめられる段階ではありません。

与えるときの注意

油なのでカロリーが高く、急に多く与えると下痢をすることがあります。 足すかどうか・どのくらいかは獣医師と決めてください。

根拠(1件)

  • 査読論文

    MCTオイルのサプリメントが、てんかんを有する犬において空間ワーキングメモリー・問題解決能力・飼い主報告のしつけやすさを有意に改善したと報告されている。

    Berk BA et al. Epilepsy & Behavior, 2021 PubMed (PMID 33268017)DOI 10.1016/j.yebeh.2020.107608

関連する読みもの

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

同じ軸で分類した成分

認知機能に関わる成分