犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
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短毛 / がっしりした体つきの中型

アメリカン・ワイヤーヘア

American Wirehair

登録団体CFA・TICA公認原産アメリカ(1966年ニューヨーク州北部の納屋の子猫に突然変異で出現。アメリカン・ショートヘアを基礎に確立され、他国では再発していない)更新2026.07.14体つきがっしりした体つきの中型(アメリカン・ショートヘアと同じく筋肉質でバランスがよい。丈夫で力強く、頬骨が目立つ)体の特徴ワイヤー(針金状)被毛(優性遺伝の突然変異。1本1本の毛が縮れ・フック状で耳内の毛や髭も縮れる。被毛自体は健康リスクと結びつかないが敏感肌の個体がいる)
体重
3.5–7kg
約3.5-7(雄5-7・雌3.5-5/広く知られている範囲の目安。品種標準に体重の数値規定はなく、アメリカン・ショートヘアに準じる)
寿命の目安
12–16
個体差があります
活発さ
3/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
硬く密で縮れた、針金
(ワイヤー)のような独特の毛。なでると沈み、手を離すと跳ね返る。毛先が鉤(かぎ)状に曲がり、耳の中の毛やひげまで縮れる。縮れ具合には個体差があり、まっすぐな毛の子も生まれる

毛色 伝統的な全色・柄(タビー、タビー&ホワイトが最多。ソリッド/シルバー/スモーク/トーティ/キャリコ/バイカラー等)

この猫種の食事の要点

いちばんのテーマは体重管理(去勢・避妊のあとは太りやすい)。皮膚が弱い子では、皮膚に配慮した食事を獣医師と相談して選ぶ

  • 肥満(避妊・去勢のあと)
  • おしっこの通り道(尿路)への配慮
  • 皮膚(弱い子)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

敏感肌・皮膚アレルギー
気づきのサイン皮膚が弱く、アレルギーの反応が出やすい子がいます。かゆがる、皮膚が赤くなる、同じところをなめ続ける。こうした様子に気づいたら動物病院へ。ふだんは定期的な入浴で皮膚を清潔に保ちましょう
肥満・体重管理
気づきのサイン去勢・避妊のあとに太りやすいのは猫みんなの課題。さわって確かめる体型チェック(ボディコンディションスコア)を習慣に
肥大型心筋症
気づきのサインこの猫種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →

CFA・TICAはどちらも、この猫について「品種特有の遺伝性疾患の記録はない」としています。気をつけたいのは、猫でいちばん多い心臓の病気であるHCMの検査と、皮膚が弱い子がいることの2点です。

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

どんな家にもなじむ、静かで穏やかな猫。家族のそばにいたがる子が多く、子どもにもおおらかに接する傾向があります。

暮らしの中では、食事の量と体型のこまめな確認・この猫種ならではの体の特徴の見守りに手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、品種特有の体の特徴に配慮が要ることに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 食事の量と体型のこまめな確認
  • この猫種ならではの体の特徴の見守り

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
猫同士の相性4
ほかの動物との相性4
人なつこさ3
活発さ3
よく鳴くか2
初めての飼い主向き4

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ4
デンタルケア優先度3
お手入れ
ブラッシングのしすぎは縮れ毛を傷めるので、手入れは最小限で足りる(アメリカン・ショートヘアより手間が少ない)。皮膚の脂が多い子・皮膚が弱い子は、ときどきの入浴で清潔に保つ
毛玉のケア
少なめ(短毛。毛が生えかわる時期に軽く手入れする程度)
室内で飼うこと
完全室内飼いを強くすすめる。感染症や交通事故を避けるためだけでなく、他の国では再び現れていない珍しい毛を持つ猫なので、迷子や盗難も避けたい
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい。室内で動く量が減ると飲水も排尿も減りがちなので、ウェットフードの併用と水飲み場の複数設置で水を飲ませたい

解説

アメリカン・ワイヤーヘア

沿革

1966年、ニューヨーク州北部(ヴェローナの Council Rock Farm)の納屋にいた猫が産んだきょうだいの中に、縮れた毛の子猫が1頭現れました。生まれつきの体質の変化(突然変異)によるもので、同じことは他のどの国でも起きていません。

アメリカン・ショートヘアを土台に、片方の親から受け継ぐだけで現れる縮れ毛を固定して品種として確立し、1978年にチャンピオンシップ資格を得ました。日本の人気ランキング(アニコム)では上位圏外の、あまり見かけない猫です。

外貌と被毛

アメリカン・ショートヘアと同じく筋肉質でバランスのよい中型。鼻から口にかけての部分が発達し、頬骨が目立つ、丈夫で力強い体つきです。

いちばんの特徴は、硬く密で縮れた針金(ワイヤー)のような毛。1本1本の毛先が鉤(かぎ)のように曲がり、耳の中の毛やひげまで縮れます。なでると沈み、手を離すと跳ね返る——この手ざわりが持ち味です。縮れ具合には個体差があり、まっすぐな毛の子も生まれます。

毛の色や柄は昔からの全色が認められ、縞模様(タビー)と縞+白がいちばん多く見られます。

性格と暮らし

穏やかで気立てがよく、環境の変化にもよく順応します。どんな家庭にもなじみやすい猫です。

人が好きで家族と過ごすのを好み、膝に乗る子も多め。ただし自分から前へ出るというより、そばで見守る「監督役」といったタイプ。教えたことをよく覚え、持ってこい遊びも身につけます。その一方で、日中の留守番も平気なくらい自立した面も持っています。

子どもにもほかの動物にも高齢の人にもやさしく、めったに鳴かない静かな暮らしぶり。気質はアメリカン・ショートヘアによく似ていて、毛のタイプだけが違う「対の品種」と言えます。

ケアのポイント

縮れ毛はブラッシングのしすぎで傷みます。手入れはむしろアメリカン・ショートヘアより少なくて足ります。皮膚の脂が多い子・皮膚が弱い子は、ときどき入浴させて皮膚と毛を清潔に。

健康面の柱は体重管理と、中高年になってからの心エコー・尿検査です。健診に組み込んでおいてください。

珍しい毛を守る意味でも、暮らしは完全室内飼いを前提に。

出典

2

  1. 01cfa.org
    出典サイト ↗
  2. 02tica.org
    出典サイト ↗

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。