実物の写真はCFA公式の猫種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
短毛・長毛 / 中くらいの大きさ
ジャパニーズ・ボブテイル
Japanese Bobtail
- 体重
- 2.5–4.5kg 約2.5-4.5(雄3.5-4.5・雌2.5-3.2/TICAの雄8-10ポンド・雌5-7ポンドをkgに直した値)
- 寿命の目安
- 14–18年 個体差があります
- 活発さ
- 5/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛 柔らかく絹のような手ざわりで、下毛はほとんど目立ちません。短毛は中くらいの長さ、長毛はやや長め〜長めで、おなかの毛がふさふさと伸びます。下毛が薄いぶん毛玉になりにくく、毛の生えかわる時期以外は抜け毛も少なめ
毛色 多くの色・柄(ソリッド/バイカラー/タビー/スモーク/ポインテッド等)。象徴は「ミケ(三毛:赤・黒・白の組合せ)」だが品種標準は色柄に優劣を設けない
この猫種の食事の要点
活発で引きしまった体つきを保つため、質のよいたんぱく質を、動く量に見合った量だけ与えてください。去勢後や室内飼いでは体重管理へ切り替えます。長毛タイプは毛玉にも配慮を
- 体重管理(活発でも去勢後は増えやすい)
- おしっこの通り道への配慮
- 毛玉(長毛タイプ)
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
CFA・TICAはどちらも、この猫種を「健全な自然種」「概ね健康」(丈夫で自然に生まれた猫種で、おおむね健康)と位置づけています。この猫種だけに多く見られる病気は知られておらず、短い尾も健康上の心配とは結びついていません。気をつけたいのは、猫に広く見られる病気と体重、そして口のケアです。
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
よく動きよく遊ぶ、膝の上より一緒に動きたがる猫。犬など他の動物とも暮らせる子が多く、人に慣れやすい傾向があります。
暮らしの中では、毛玉をためないためのお手入れ・上下に動ける遊び場づくりに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることと毛玉のお手入れが毎日続くことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 毛玉をためないためのお手入れ
- 上下に動ける遊び場づくり
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 短毛・長毛のどちらも、もつれにくい毛で週1回ほどのブラッシングで足ります。下毛が薄く手入れは簡単。毛の生えかわる時期は回数を増やしてください
- 毛玉のケア
- 短毛は少なめ、長毛(やや長めの毛)タイプはふつう。下毛が薄く毛玉にはなりにくいものの、毛の生えかわる時期はブラッシングで対応を
- 室内で飼うこと
- 外に出さず、室内だけで飼ってください。運動能力が高く、跳んで逃げ出す心配があります。外での事故やトラブルにも弱く、血統書のある猫は迷子・盗難の心配も
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりがちです。活発な猫でもそこは同じ。ウェットフードを混ぜる、水飲み場を家の何か所かに置くと飲む量が増えます
解説
ジャパニーズ・ボブテイル
沿革
少なくとも1,000年前の絵巻物や浮世絵、彫刻に描かれてきた、日本生まれの短いしっぽの猫。6世紀ごろに朝鮮半島を経て渡ってきたとされ、招き猫のモデルとしても知られます。
北米へ紹介されたのは1968年。CFA・TICAともに短毛と長毛の2部門を公認しています。日本のアニコム人気ランキングでは上位に入らない、数の少ない猫種です。
外貌と被毛
中くらいの大きさで、筋肉質ながらがっしりしすぎず、すらりと引きしまった体の線を持ちます。頬骨が高く、大きな楕円形の目が強く傾いてつき、後ろ足が前足より長いのが特徴。
いちばんの個性は短い「ポンポン尾」。カーブと角度と折れの組み合わせでできていて、「同じ尾は二つとない」といわれます。この短い尾はマンクスとは別の系統の変化で、CFAは尾に関係する健康上の異常は知られていないとはっきり書いています。
毛は短毛と長毛の両方があり、柔らかく絹のような手ざわり。下毛がほとんど目立たず、毛玉にもなりにくい毛です。象徴的なミケ(三毛:赤・黒・白)で知られますが、品種の基準は色柄に優劣をつけません。
性格と暮らし
とても活発で頭がよく、そして愛情深い猫です。跳ぶのが得意で猫のアジリティにも向き、水遊びやボールを持ってくる遊びを好みます。
家族に忠実で、子どもやほかの動物、犬とも仲よく暮らせます。ただし「膝猫」ではありません。じっとしているより、関わり合いながら動いているほうが好きなタイプ。声は多彩でおしゃべりですが、やわらかく騒がしくはなりません。動きたい・関わりたい気持ちが強いので、上下に動ける場所と遊ぶ時間を用意してください。
ケアのポイント
短毛・長毛ともにもつれにくい毛なので、ブラッシングは週1回ほど。毛の生えかわる時期だけ回数を増やせば足ります。
運動能力が高い猫です。上下に動ける場所と遊ぶ時間を確保し、脱走・落下を防げる室内環境を整えてください。
活発でも水を飲む量は落ちます。水飲み場を増やし、ウェットフードを混ぜましょう。歯みがきも早めに習慣にしてください。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。