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原始的な犬・スピッツ / 小型〜中型
ショロイツクインツレ
Xoloitzcuintle
柴犬など、昔の犬の姿を色濃く残す犬のグループです
体高 / JKC標準
25–60cm
- 体重
- 4–18kg スタンダード約11-18 / インターミディエイト約7-14 / ミニチュア約4-8(一般値・JKC標準に体重の決まりなし)
- 寿命の目安
- 13–18年 個体差があります
- 運動量
- 30–60分/日
- 被毛
- 2つのタイプがあります。ヘアレス (毛がない、またはほとんどなく、なめらかでやわらかい皮膚)と、コーテッド(全身が短く平らな、体にぴたりと寝た毛におおわれる)
公認毛色 ブラック〜ブロンドの単色均一色が望ましい・斑・ホワイトを含むあらゆる色のマーキング許容
この犬種の食事の要点
人の手をあまり加えずに残ってきた古いタイプの犬で、食事にとくべつな制限はほとんどありません。毛がなく皮膚がむき出しになるぶん、皮膚の状態を支える良質な脂質と、バランスのとれた栄養を意識してください
- 皮膚の状態を保つための配慮(毛がなくむき出しのため)
- 体の大きさの幅が広く、サイズに合わせた体重管理が要る
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
人の手をあまり加えずに残ってきた古いタイプの犬で、遺伝性の病気は比較的少ないとされます。股関節形成不全や、目・心臓の病気もまれ(PetMDなどの一般値)。このデータベースに登録された、はっきり多いといえる病気はいまのところありません。日々気を配るのは、毛がないことからくる皮膚と歯のケアです。
遺伝子検査で調べられるものヘアレス遺伝子(FOXI3)の検査(毛のないタイプかどうかを調べます。この遺伝子を両親から2つ受け継ぐと生まれてこられないため、繁殖の場面で使われます・一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
静かで落ち着き、知らない人には慎重な猫のような犬。あまり吠えない子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。
暮らしの中では、冬の保温・歯みがきを習慣にすること・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、暑さや寒さに弱いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 冬の保温
- 歯みがきを習慣にすること
- 体格に見合った運動と体重の管理
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 散歩と遊び、においをかいでの探索。日中の強い日ざしの下で長く動かすと日焼けするので気をつけてください
- お手入れ
- ヘアレスは毛の手入れが要らないかわりに、皮膚の手入れが要ります。定期的に洗い、保湿し、日焼け対策を。コーテッドは短毛で手入れはらくです
- トリミング
- 不要(ヘアレスは毛がなく、コーテッドは短毛です)
解説
ショロイツクインツレ
沿革
はるか昔にさかのぼる古代メキシコの犬です。ナワトル語の「Xoloitzcuintli」は神の使いを意味し、死者の魂を導く役目を担ったと伝わります。かつて原住民が、この貴重な肉を特別な儀式で食べたという記録も残っています。数が激減したためメキシコ・ケネルクラブ(FCM)が保護に乗り出し、1940年からロゴにこの犬を使っています。毛のないタイプは「メキシカン・ヘアレス・ドッグ」、毛のあるタイプは「izcuintle」と呼ばれます(JKC沿革より要約)。
一般外貌
古代から続く自然のままの犬で、その姿は人の手による改良ではなく、進化によって形づくられました。ヘアレスのタイプは体に毛がまったく、あるいはほとんどなく、なめらかでやわらかい皮膚をしています。歯はほぼいつも欠けていますが、これは毛がない遺伝子と結びついた正常な性質で、病気ではありません。コーテッドのタイプは42本の歯がそろっています(JKC標準)。大きさはスタンダード・インターミディエイト・ミニチュアの3つに分かれます。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「ショロイツクインツレは静かで、落ち着いており、明るく、用心深く、利口である。他人に対しては疑い深く、ウォッチ・ドッグに相応しく、コンパニオンとしても優秀である。決して攻撃的なことはない」(出典: JKCショロイツクインツレページ 2026-07-14確認)。
古いタイプの犬らしく、静かで落ち着いた気質です。家族の中でも特定の一人と強く結びつき、じっとこちらを見ている姿から「猫のよう」と言われます。
知らない人には疑い深い一方で、攻撃的にはなりません。番犬と相棒の両方をこなす犬です。落ち着いていて吠えも少なく、マンション暮らしにも向きます。ただし感じやすい犬なので、子犬のうちにていねいに社会化してあげてください。
ケアのポイント
ヘアレスでいちばん手をかけるのは皮膚です。毛の手入れが要らないかわりに、定期的に洗い、保湿し、季節に応じて日焼け止めや防寒を用意してください。
若いころはニキビのようなブツブツが出やすい時期。清潔に保ち、ひどくなったら獣医師に相談を。寒さにはとても弱いので、冬は服と室温で守ってやりましょう。コーテッドのタイプは短毛で手入れはらくです。
落ち着いた気質の犬ですが、感じやすい面もあります。子犬のうちに計画的に社会化しておくこと、病院やサロンでこわい思いをさせないこと。この2つが、その後の扱いやすさを決めます。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。