犬猫小町(準備中)

カラギーナンcarrageenan

増粘剤。腸の炎症に関する議論があります。

分類: 添加物 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

条件つき・注意

ウェットフードのとろみ・ゲル化に広く使われる海藻由来多糖。低分子・分解型(ポリジーナン)との区別など評価上の不確実性が指摘されている。

条件つき・注意

缶詰・パウチの増粘剤として頻出。腸での炎症性反応に関する議論があるが、食品用カラギーナンと分解型を分けて考える必要がある。

期待される役割

海藻(紅藻)由来の増粘・ゲル化剤。ウェットフードのとろみや形状保持に使われる。

注意したい点

食品用カラギーナンは腸からほぼ吸収されないとされる一方、評価上の不確実性から欧州ではADI(許容一日摂取量)が暫定扱いとされている。

詳しい解説

カラギーナンは紅藻由来の多糖で、ウェットフードのとろみ付けやゲル化剤として一般的に使われています。欧州EFSAの2018年再評価では、食品用カラギーナンは腸から無傷では吸収されないとされる一方で、低分子・分解型との区別や暴露評価に不確実性が残るとして、許容一日摂取量(ADI)が暫定扱いとされたと報告されています。食品グレードと分解型(ポリジーナン)は別物として扱う必要があり、現時点では『注意して見る成分』と位置づけるのが妥当とされています。

根拠(1件)

  • 公的基準・規制

    EFSAは食品用カラギーナン(E407)の再評価で、無傷の状態では吸収されないと結論したが、化学的特性・暴露評価・毒性データの不確実性から既存の集団ADI 75 mg/kg体重/日を『暫定』とすべきとした。

    EFSA ANS Panel. Re-evaluation of carrageenan (E407). EFSA Journal 2018;16(4):5238DOI 10.2903/j.efsa.2018.5238

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

同じ軸で分類した成分

おなかに関わる成分