卵黄egg yolk
良質タンパク・ビオチン・コリン等を含む高栄養価のタンパク源。
分類: たんぱく質源 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
一般に問題なし
良質タンパクに加えビオチン・コリン・ビタミンA/B12/D等を含む栄養価の高い食材。ビオチン吸収を阻害するアビジンは『生の卵白』に含まれる成分で、卵黄自体は阻害要因ではなく加熱でアビジンは失活する。
猫
一般に問題なし
卵タンパクはアミノ酸スコア・タンパク効率が高い良質タンパク源。コリンは猫の手作り食で不足しやすい栄養素であり卵黄はその供給源の一つになり得る。
期待される役割
良質タンパク・ビオチン・コリン等を含む高栄養価のタンパク源。
注意したい点
ビオチン阻害物質アビジンは『生の卵白』側の成分。卵黄は別で加熱で阻害は解消。
詳しい解説
卵黄は、良質な動物性たんぱくに加えてビオチン・コリン・各種ビタミンを含みます。 卵のたんぱくは、犬猫用フードのたんぱく源のなかでも効率が高いと報告されています。
よくある誤解
「卵はビオチンの吸収を妨げる」と言われることがありますが、 それは生の卵白に含まれるアビジンの話で、卵黄そのものは関係ありません。
加熱すればアビジンははたらきを失うので、加熱した全卵なら問題になりません。 生卵を続けて与える場合だけ、白身の側に注意が要ります。
与え方
加熱してから少量を。カロリーが高いので、体重管理をしている子では その分を1日の総量から引いてください。
根拠(1件)
査読論文
犬猫用フードに用いる各種タンパク源のアミノ酸組成とタンパク品質を比較した研究で、噴霧乾燥卵を含む卵由来タンパクは高いタンパク効率比(PER)を示した。
Donadelli RA, Aldrich CG, Jones CK, Beyer RS. Poultry Science 2019 PubMed (PMID 30351365)DOI 10.3382/ps/pey365
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。