ソルビン酸カリウムpotassium sorbate
合成保存料。ヒトでは比較的安全に使われていますが、長期摂取は控えめに。
分類: 保存料・酸化防止剤 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
一般に問題なし
EFSA(FEEDAP)はセミモイストフード中5,000 mg/kgまでを犬に安全と評価。合成保存料の中では種差リスクが小さく、ソルビン酸はβ酸化で代謝されると報告されている。
猫
一般に問題なし
EFSAはセミモイストフード中5,000 mg/kgまでを猫にも安全と評価。安息香酸のようなグルクロン酸抱合の種差問題は報告されておらず、猫でも比較的扱いやすい保存料とされる。
期待される役割
カビ・酵母の増殖を抑える合成保存料(主にセミモイストフード)。
注意したい点
規制上限内では懸念は小さいが、過剰摂取・皮膚/眼/気道への刺激性が報告されている。
詳しい解説
ソルビン酸カリウムは、カビや酵母が増えるのを抑えるために使われる合成の保存料です。 主にセミモイスト(半生)タイプのフードに使われます。
評価
EFSA(欧州食品安全機関)は、セミモイストフード中 5,000 mg/kg までであれば 犬・猫いずれにも安全と評価したと報告されています。
合成保存料のなかでは、[[sodium-benzoate|安息香酸ナトリウム]]のような 猫特有の代謝上の弱点が指摘されていない点が違います。 猫は特定の物質を分解する酵素が乏しく、保存料によっては感受性が高くなりますが、 ソルビン酸カリウムはその対象ではありません。
表示での見え方
「保存料(ソルビン酸K)」のように、簡略な元素記号で書かれることもあります。
根拠(1件)
公的基準・規制
EFSA(FEEDAP)はソルビン酸カリウムを、セミモイスト配合飼料中5,000 mg/kgまでであれば犬・猫いずれにも安全と評価したと報告されている。
EFSA FEEDAP Panel. Safety and efficacy of potassium sorbate for dogs and cats. EFSA Journal 2012;10(6):2735DOI 10.2903/j.efsa.2012.2735
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。