犬猫小町(準備中)

黄色5号sunset yellow FCF

合成着色料。犬猫には色識別能が乏しく、栄養的な必要性はありません。

分類: 添加物 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

条件つき・注意

犬は色覚が乏しく着色を識別しづらいため、着色は飼い主向けの外観目的とされ栄養的な必要性は報告されていない。犬での直接毒性データは限定的。

条件つき・注意

猫も色覚が乏しく着色の栄養的意義は報告されていない。猫の直接安全性データは乏しい。

期待される役割

食品・ペットフードの橙〜黄色着色(合成タール色素/アゾ系)。外観目的の添加とされる。

注意したい点

EFSAは一時的にADIを引き下げ再評価した経緯。EUでは小児の活動・注意への影響に関する注意表示の対象。

詳しい解説

黄色5号(サンセットイエローFCF/E110)は合成タール色素で、ペットフードでは外観のために添加されるとされ栄養目的ではありません。犬や猫は色覚が乏しく、食事の選択は嗅覚や味覚が中心と考えられるため、着色の栄養的な必要性は報告されていません。EFSAは過去の再評価でADIを一時的に引き下げた経緯があり、EUでは『小児の活動・注意に悪影響を及ぼす可能性がある』旨の注意表示の対象です。犬猫への直接的な安全性データは限定的で、必要性の低い添加物として留意する余地があります。

根拠(3件)

  • 公的基準・規制

    EFSAはサンセットイエローFCF(E110)を再評価し不確実係数を追加してADIを一時的に1 mg/kg体重/日へ引き下げた後、追加データを踏まえ再検討した(ヒト対象の規制評価)。

    EFSA ANS Panel. Re-evaluation of Sunset Yellow FCF (E110). EFSA Journal 2009;7(11):1330DOI 10.2903/j.efsa.2009.1330

  • 公的基準・規制

    EU規則によりE110を含む食品には『小児の活動および注意に悪影響を及ぼす可能性がある』旨の注意表示が義務付けられている。

    Regulation (EC) No 1333/2008, Annex V

  • 査読論文

    ADHD症状と人工食用色素のメタ解析で、色素除去が一部の小児で症状をわずかに改善しうる可能性が示唆されたが効果量は小さいと報告された(ヒト小児対象)。

    Nigg JT et al. J Am Acad Child Adolesc Psychiatry 2012;51(1):86-97 PubMed (PMID 22176942)DOI 10.1016/j.jaac.2011.10.015

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この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。