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短毛 / がっしりした体つきの中型
ボンベイ
Bombay
- 体重
- 3.5–6.5kg 約3.5-6.5(雄4-6.5・雌3.5-5.5/広く知られている範囲の目安。CFA/TICAの品種標準に体重の数値規定はない)
- 寿命の目安
- 12–16年 個体差があります
- 活発さ
- 3/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- 短く体に密着した、サテン生地のような手ざわりの毛 エナメル革(patent leather)のような強い光沢がある
毛色 ブラックのみ(根元まで漆黒の単色。艶やかな漆黒が身上)
この猫種の食事の要点
食いしん坊で、室内で暮らすと太りやすい。適正体重を保つことがいちばんのテーマ。心臓の病気(HCM)が起こりうる猫なので、体重と運動の管理を健康づくりの土台にする
- 体重管理(肥満)
- おしっこの通り道(尿路)への配慮
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
膝の上が好きな、人懐こくて甘えん坊の猫。人に慣れやすい子が多く、子どもにもおおらかに接する傾向があります。
暮らしの中では、食事の量と体型のこまめな確認・歯みがきを習慣にすること・水を飲める場所を増やす工夫に手をかける時間が長くなります。
初めて猫を迎える家庭でも比較的迎えやすいとされる猫種です。そのうえで、食事の量と体型のこまめな確認はこの先ずっと続くことだと考えておきましょう。
- 食事の量と体型のこまめな確認
- 歯みがきを習慣にすること
- 水を飲める場所を増やす工夫
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 短く体に密着した毛で、手入れは最小限。月2-3回のゴムブラシで足り、抜け毛も少ない。涙があふれやすい子は、目頭をふく習慣をつける
- 毛玉のケア
- 1(短毛で毛玉になりにくい。毛が生えかわる時期に軽く手入れする程度)
- 室内で飼うこと
- 完全室内飼いを強くすすめる。とても人懐こく警戒心が薄いので、外での事故やトラブルに弱い。血統のはっきりした希少な猫で迷子・盗難の心配も。黒い毛は日ざしを吸い込みやすいので、夏の暑さにも気を配りたい
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい。室内で動く量が減ると飲水も排尿も減りがちなので、ウェットフードの併用と水飲み場の複数設置で水を飲ませたい
解説
ボンベイ
沿革
1950〜60年代、アメリカ・ケンタッキー州のブリーダー Nikki Horner が「インドの黒ヒョウ(ミニパンサー)」を思わせる家庭猫を目指してつくった品種です。黒のアメリカン・ショートヘアと、セーブル色のバーミーズをかけ合わせました。名前はインドの都市ボンベイから取られています。
はじめの交配は思うようにいきませんでしたが、1966年ごろに理想の姿にたどり着きました。TICAは1979年6月にチャンピオンシップ資格を与えています。日本の人気ランキング(アニコム)では上位圏外の、あまり見かけない猫です。
外貌と被毛
中型で筋肉質、骨が太く、詰まりすぎずひょろ長すぎない体つき。抱くと見た目より重さを感じます。
いちばんの特徴は、毛の根元まで真っ黒な単色の毛。短く体に密着していて、エナメル革(patent leather)のような強い光沢を放ちます。丸い頭と広めについた大きな目、金色から銅色("new copper penny")の瞳が、やさしい表情をつくります。毛が短くぴったりしているので、手入れは最小限で済みます。
性格と暮らし
「part cat, part dog, part clown」と言われるほど人懐こく、膝に乗るのが好きな甘えん坊です。おもちゃが好きで、芸や頭を使う遊びにもよく応じます。家族にも来客にも人なつっこく接します。
子猫のころはとても活発で好奇心のかたまり。おとなになると、まわりを眺めて過ごす落ち着いた性格に変わります。神経質すぎないので初めて猫を迎える人にも向きますが、寂しがりで留守番は苦手。多頭飼いにするか、家にいる時間を確保できる暮らしが合います。
ケアのポイント
毛の手入れは月2〜3回のゴムブラシで十分。抜け毛も少ない、手のかからない猫です。涙があふれやすい子は、目頭をこまめにふいてあげてください。
食いしん坊で太りやすいので、与える量を決め、遊びで体を動かす時間をつくりましょう。適正体重を保つことが、心臓の病気(HCM)を含めて体を守る土台になります。歯みがきも早いうちから習慣に。
黒い毛は日ざしを吸い込みやすいので、夏場の室温にも気を配ってください。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。