犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はCFA公式の猫種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

短毛 / 細身でしなやかな体つき

エジプシャン・マウ

Egyptian Mau

登録団体TICA・CFA公認(CFA 1977年championship・TICA 1979年公認。唯一の自然発生の斑点模様の家猫)原産エジプト由来の自然発生種(古代エジプトの壁画・パピルス〔紀元前1550年頃〕にさかのぼる斑点猫。1950年代にローマ経由で現代品種として再確立され、1956年に米国へ)更新2026.07.14体つき細身でしなやかな体つき(中型で筋肉質。脇腹から後ろ足へ伸びる皮膚のたるみ〔スキンフラップ〕と、高い肩甲骨・長い後ろ足で、チーターのような歩き方をする)
体重
2.7–6.4kg
約2.7-6.4(雄3.6-6.4・雌2.7-4.5)※広く知られている範囲の目安(CFA/TICAの品種標準に体重の決まりはない。次回あらためて確認)
寿命の目安
12–16
個体差があります
活発さ
5/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
短毛。シルバーとブロンズは密で弾力があり、1本の毛に色の帯が何本も入る(ティッキング)。スモークは細くなめらか。全体に艶がある

毛色 シルバー・ブロンズ・スモーク(CFA公認3色)。ランダムに散った斑点・額のM字(スカラベ紋)・背中のダーサルストライプ・首の途切れたネックレス模様

この猫種の食事の要点

活発でよく動き、質のよい動物性たんぱくを好む。尿路結石が出やすい傾向と、ピルビン酸キナーゼ欠損症(赤血球がこわれる貧血)に気を配りたい

  • 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
  • 体重管理(活発だが避妊・去勢のあとは注意)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

尿路結石症・FLUTD
気づきのサインブリーダーが検査で確かめる定番の項目。おしっこに血が混じる、トイレに行く回数が増える、トイレ以外で粗相をする——これが猫の下部尿路の病気のサインです。雄はおしっこの出口が詰まることがあるので、出ていないと気づいたらすぐ動物病院へ
くわしく見る →
ピルビン酸キナーゼ欠損症(溶血性貧血)
気づきのサイン赤血球がこわれて貧血になる、生まれつきの病気です。アビシニアン系の猫で確立したDNA検査が受けられます。元気がなくなる、歯ぐきや目のふちが白っぽい、食欲が落ちる、白目や皮膚が黄色くなる。症状が出る時期は子によって大きくちがいます

全体としては丈夫な猫とされ、この品種に多く見られる病気は多くありません。上の2つ(尿路結石とピルビン酸キナーゼ欠損症)は、CFAが検査の対象に挙げているものです。裏づけの取れない病気はここに並べていません。

遺伝子検査で調べられるものPK-def(ピルビン酸キナーゼ欠損症・アビシニアン系猫で確立した溶血性貧血のDNA検査)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

足が速くて賢い、見知らぬ人には慎重な猫。よく動き、遊ぶ時間をたっぷり求める子が多く、知らない人にはとても慎重になる傾向があります。

暮らしの中では、上下に動ける遊び場づくり・歯みがきを習慣にすること・水を飲める場所を増やす工夫に手をかける時間が長くなります。

毎日たくさん遊ぶ時間が要ることと人に慣れるまで時間がかかることから、初めて猫を迎える人には難易度が高めとされる猫種です。迎える前に、かかりつけになる動物病院を決めておくと安心です。

  • 上下に動ける遊び場づくり
  • 歯みがきを習慣にすること
  • 水を飲める場所を増やす工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
猫同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ2
活発さ5
よく鳴くか2
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ2
デンタルケア優先度3
お手入れ
短毛で、週1回コームで梳けば十分。抜け毛は少なく、毛玉を減らして艶を保つのが目的
毛玉のケア
短毛で低め。週1回のブラッシングで飲み込む毛を減らせば十分
室内で飼うこと
完全室内飼いをすすめる。足が速く運動能力がとても高いので、脱走・落下・事故の心配が大きい。ハーネスをつけた散歩を楽しむ子も多いが、必ず目の届く範囲で。血統のはっきりした猫なので盗難・迷子の心配も
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい。尿路結石が出やすいと指摘される猫なので、ウェットフードの併用と水飲み場の複数設置で水を飲ませ、おしっこを薄めたい

解説

エジプシャン・マウ

沿革

古代エジプトの壁画やパピルス(紀元前1550年ごろ)にまでさかのぼる猫で、斑点模様が自然に生まれた唯一の飼い猫です。

いまの品種は1950年代、ローマでロシアのNathalie Troubetskoy公がカイロ由来の猫から繁殖を始め、1956年に3頭をアメリカへ持ち込んで立て直しました。CFAは1970年に認め、1977年にチャンピオンシップを与え、TICAは1979年に公認しています。人の手で斑点をつくり出した他の品種とちがい、模様がもともとのものだという点がいちばんの特徴です。

外貌と被毛

中型で筋肉質、しなやかな細身の体つき。脇腹から後ろ足へ伸びる皮膚のたるみ(スキンフラップ)と、高い肩甲骨・長い後ろ足のおかげで「チーターのような歩き方」を見せ、飼い猫では最も足の速い部類として知られます。

毛は短毛。シルバーとブロンズは密で弾力があり、1本の毛に色の帯が何本も入ります。スモークは細くなめらか。CFAが認める色はシルバー・ブロンズ・スモークの3色です。

額のM字(スカラベ紋)、背中の濃い線、首の途切れた首飾りのような模様、そして不規則に散った斑点が品種の証。目はグースベリーのような緑色で、目のふちのマスカラのような線が「憂い顔」をつくります。

性格と暮らし

とても賢く飼い主に忠実で、「肩に乗る猫」と言われるほど家族のすることに加わりたがります。活発で機敏、運動能力が高く、人と一緒に動くおもちゃ遊びやハーネスをつけた散歩を好みます。

声は低く、ふしをつけたような鳴き方で控えめ。家族には愛情深く物おじしませんが、知らない人にはとても慎重になります

足が速いぶん、脱走や落下事故の心配は大きめ。上下に動ける場所と、たっぷり遊べる時間を用意してあげてください。

ケアのポイント

短毛なので、週1回コームで梳けば十分。抜け毛も少なめです。

活発な猫なので、毎日の遊びと上下に動ける場所でエネルギーを発散させてください。足が速いぶん脱走対策も必要で、網戸の固定と玄関の二重扉は忘れずに。

尿路結石が出やすい傾向があります。水飲み場を増やし、ウェットフードを併用しておしっこを薄めましょう。歯みがきも習慣に。

出典

3

  1. 01the only natural domesticated breed of spotted cat
    出典サイト ↗
  2. 02tica.org
    出典サイト ↗
  3. 03reserved with strangers

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。