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テリア / 小型
ベドリントン・テリア
Bedlington Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
41cm
- 体重
- 8.2–10.4kg 8.2-10.4(JKC標準)
- 寿命の目安
- 14–16年 個体差があります
- 運動量
- 45–60分/日
- 被毛
- かたい毛とやわらかい毛が混じった独特の毛 皮膚から立ち上がり、ちりちりと巻きます(特に頭)。「リンティ」と呼ばれる質感です
公認毛色 ブルー・レバー・サンディー・ブルー&タン・レバー&タン・サンディー&タン
この犬種の食事の要点
ふだんの食事は、ほかの小型犬と同じ考え方で足ります。ただしこの犬種には、肝臓に銅がたまりやすい体質が知られています。
肝臓の数値を指摘された子では、食事に含まれる銅と亜鉛のバランスを獣医師と相談することになります。療法食の選択は自己判断せず、必ず獣医師の指示に従ってください
- 肝臓に銅がたまる体質(遺伝・獣医師の管理が必要)
- 運動不足による太りすぎ
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
遺伝子検査で調べられるもの銅蓄積性肝障害(肝臓に銅がたまる病気・COMMD1遺伝子)の遺伝子検査(広く知られている範囲の情報・この犬種の代表的な検査として知られる)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
足が速く自信に満ちた、家では愛情深く温和な犬。散歩や遊びをよく楽しむ子が多く、人に会うのが好きな傾向があります。
暮らしの中では、サロンでの定期的なカット・毎日の運動の時間の確保・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いこととサロン通いが前提になることに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- サロンでの定期的なカット
- 毎日の運動の時間の確保
- 歯みがきを習慣にすること
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 思いきり走る、追いかける、そして遊ぶ。ロイヤルカナンは「非常に速い速度で走ることができる」と書いています。安全な場所で走らせてあげてください
- お手入れ
- 抜け毛は少ない犬です。ただし独特の毛並みは、定期的なカットとふだんのブラッシングで保ちます。ロイヤルカナンも「適度なグルーミングが必要」としています
- トリミング
- 必須(4〜8週ごとにサロンでカット)
解説
ベドリントン・テリア
沿革
イングランド北部ノーサンバーランドの谷あいで、ダンディ・ディンモント・テリアやオッター・ハウンドとかけ合わせて生まれた働くテリアです。もとは「ロスバリー・テリア」「ノーサンバーランド・フォックス・テリア」と呼ばれていました。1825年ごろ、炭鉱の町ベドリントンの周辺で人気が出て、今の犬種名に変わっています。1870年にひとつの犬種として認められ、1877年には専門のクラブが設立されました。日本に紹介されたのは1963年です(JKC沿革より要約)。
一般外貌
JKCの一般外貌記述:「優美で、しなやかで、筋肉質であり、弱々しさや粗野な感じはない」。頭は洋ナシのような形で、休んでいるときの顔つきは穏やかです。羊のようにも見えるシルエットと、皮膚から立ち上がってちりちりと巻いた「リンティ」な毛。この2つがこの犬種の目印です。公認されている毛色はブルー・レバー・サンディーと、それぞれに茶色(タン)が入ったもの(JKC)。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「活発で、勇ましく、自信に満ち溢れている。運動能力に長けた利口な伴侶である。気立てが良く、愛情豊かで、品位があり、シャイだったり、神経質だったりはしない」(出典: JKCベドリントン・テリアページ 2026-07-14確認)。
見た目は優雅ですが、走らせるとかなり速い犬です。運動神経がよく、テリアらしい負けん気も持っています。
家の中では穏やかで、家族への愛情も深い子が多い犬種。ロイヤルカナンも「穏やかで献身的」と書いています。テリアの中では落ち着いたほうだとされます。ただし小さな動物を追う本能は残っているので、ハムスターや小鳥と同じ家で暮らすなら、部屋を分けるなどの工夫をしてください。
ケアのポイント
いちばん手がかかるのは毛です。抜け毛はほとんどありませんが、あの独特の毛並みを保つには4〜8週ごとのカットが要ります。腕のいいサロンを見つけておいてください。
もうひとつ、この犬種を飼うなら覚えておきたいのが肝臓です。銅がたまりやすい体質が知られています。食欲が落ちた、元気がない、吐く。こうした様子が続くようなら受診を。健康診断で肝臓の数値を見てもらう、遺伝子検査を相談してみる、という手もあります。
運動は、走れる場所を用意してあげること。速く走れる犬なので、リードの範囲だけでは足りません。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。