実物の写真はJKC公式の犬種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
牧羊犬・牧畜犬 / 中型
クロアチアン・シープドッグ
Croatian Sheepdog
羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです
体高 / JKC標準
40–50cm
- 体重
- 13–20kg 決まりなし(一般値 約13-20kg)
- 寿命の目安
- 12–14年 個体差があります
- 運動量
- 90分/日 以上/日+知的刺激必須
- 被毛
- 密に生えた二層の毛 胴は中くらい〜長めで、波打っていたり、やや巻いていたりします。頭と脚だけ毛が短いのがこの犬種の目印です
公認毛色 ブラック(基本色。喉下部・胸・胸下部の僅かな白斑は許容だが好ましくない。頭部・ボディ・尾の白斑は不可)
この犬種の食事の要点
とにかくよく動く犬なので、その日の運動量に合わせてカロリーを決めてください。7歳を過ぎたら関節にも気を配ります。太らせると動きが鈍り、関節にも負担がかかります
- 運動量に対してカロリーが足りない・多すぎる
- しつけのおやつが積み重なって太る
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
この犬種はもともと丈夫で、はっきり多いと報告されている遺伝の病気はあまりありません。上に挙げたものも「そういう傾向が知られている」程度の話で、必ず出るわけではありません。このサイトの疾患ページは未作成ですが、白内障などの目の病気や、胃がねじれるトラブル(GDV)が可能性として語られることもあります。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
覚えが早く、体も頭もよく使いたがる用心深い牧羊犬。体を動かしたい気持ちがとても強い子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。
暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・留守番を長くしすぎない工夫・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いこととよく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 毎日たっぷり体を動かす時間
- 留守番を長くしすぎない工夫
- 歯みがきを習慣にすること
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走ること、家畜のように何かを追い集める遊び、頭を使うこと(しつけの練習・知育おもちゃ)、アジリティなどの競技
- お手入れ
- ブラッシングは週1〜2回。毛の生えかわる時期は回数を増やしてください。頭と脚は短毛、胴は波打った中長毛です。カットは要りません
- トリミング
- 不要
解説
クロアチアン・シープドッグ
沿革
クロアチア生まれの牧羊犬です。起源は古く、1374年に司教ペタル・バキッチが書き残した文献に、その原型が出てくると伝えられています。クロアチアに昔からいた牧畜犬の系統です(広く知られている範囲の情報。JKCページに沿革のくわしい記載はありません。2026-07-14確認)。
プーリなどとよく見比べられる、黒い中型の牧羊犬。家畜を追い集める本能が強く、それでいて扱いやすいので、いまも牧畜地域で働いています。競技犬や家庭犬としても親しまれています。
一般外貌
中型犬のなかでもいちばん小さいほうに入る、バランスのとれた俊敏な犬です。毛色は基本ブラック。頭と脚の毛が短いことが、この犬種のいちばんの目印になります(JKCの犬種標準)。胴は波打った、あるいは少し巻いた中長毛におおわれています。白い斑はのどの下・胸・胸の下にわずかにあるぶんだけ認められますが、好ましくはありません。頭・胴・しっぽの白斑は認められていません。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「活き活きとしており、用心深く、控えめで訓練が容易である」(出典: JKCクロアチアン・シープドッグページ 2026-07-14確認)。 牧羊犬らしく覚えが早く、しつけがよく入ります。そのぶん、体を動かす量も、頭を使う量も、たっぷり求めてきます。運動や仕事が足りないと、吠えたり、動くものを追いかけたりといった困った行動が出やすくなります。
知らない人には用心深く、少し控えめ。ただ子犬のうちからいろいろな人や場所に慣らしておけば、家庭犬として扱いやすい犬です。いっしょに動ける飼い主に向いています。
ケアのポイント
この犬に必要なのは、運動と仕事です。1日90分以上体を動かし、そのうえでしつけの練習やにおいさがしなど頭を使う時間を作ってください。満たされていれば、困った行動はぐっと減ります。
毛は頭と脚が短く、胴が波打った中長毛。ブラッシングは週1〜2回で足り、カットも要りません。サロンに通う必要はほとんどない犬種です。
用心深い性格なので、子犬のうちからいろいろな人と場所に慣らしておきましょう。もともと丈夫ですが、よく動くぶん関節には負担がかかります。子犬のころから体重を増やしすぎないでください。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。