犬・猫が亡くなったら
今日することと、急がなくていいこと
|------|------|------|------------------| | 合同火葬 | ほかのご家族の子と一緒に火葬し、合同で供養 | 返ってきません | 中央値 18,700円 | | 一任個別火葬 | その子だけで火葬し、収骨は施設に任せる | 返ってきます | 中央値 27,ペット火葬円 | | 立会個別火葬 | 火葬に立ち会い、家族でお骨上げをする | 返ってきます | 中央値 35,ペット火葬円 | 費用は当サイトが首都圏の施設の公式料金表から集計した、小型犬〜5kgクラスの税込額です(合同 n=45・一任 n=58・立会 n=59)。体格が大きいほど高くなります。 合同火葬を選ぶと、お骨は返ってきません。 後から個別に変更することもできません。どちらを選ぶかに正しい答えはありませんが、この違いだけは先に知っておいてください。 2. 施設まで連れて行くか、迎えに来てもらうか。 ここで金額が大きく変わります。ある施設では、同じ合同火葬が持ち込みなら4,400円、お迎えを頼むと15,400円でした。3倍以上の差です。掲載されている料金がどちらの前提なのかは、必ず確認してください。 3. 一緒に入れてあげたいものがあるか。 これは次の項で詳しく説明します。 ## 「個別火葬」という言葉は、施設によって意味が違います これは知らないと確実に行き違いが起きます。 同じ「個別火葬」でも、立ち会えるところと、立ち会えないところがあります。 実際に調べた施設のなかには、「個別火葬」が立会不可で、立ち会うには別のプランを選ぶ必要があるところがありました。逆に「個別火葬」がそのまま立会を含む施設もあります。 さらに、「個別」と書いてあっても、ほかの子と同じ炉で同時に焼かれないという保証とは限りません。 調べた施設のうち、「1体ずつ」「完全個別」とはっきり書いていたのは51施設(公式サイトを確認できた92施設中)でした。 プラン名で判断せず、次のように具体的に聞いてください。 ## 電話で確認する4つ 1. 総額はいくらですか。 そのプランに含まれるものと、別料金になるものを分けて聞きます。骨壺代・お迎えの費用・夜間の割増・合同納骨の費用が、別になっている施設があります 2. 追加でかかる可能性のある費用はありますか。 「火葬炉に入れた後で追加を請求された」という相談が実際に寄せられています。始める前に総額を確定させてください 3. ほかの子と一緒に火葬されませんか。 個別を選んだ場合、その子だけで火葬されるのかを確認します 4. 一緒に入れられるものは何ですか。 次の項の通り、施設によって答えが正反対です 金額は、可能ならメールなど文字に残る形でもらっておくと安心です。 ## 一緒に入れてあげられるもの ── 施設によって正反対です 最後にしてあげられることなのに、当日その場で断られてしまうことがあります。実際に公式サイトで「入れられないもの」を明記していた21施設を見ると、判断が分かれていました。 - ある施設では おもちゃ・洋服・リードも一緒に火葬できます
- 別の施設では おもちゃ・首輪・洋服・毛布は入れられません 一方で、ほぼすべての施設に共通していたのは次の点です。 多くの施設で入れられるもの: お花(生花)、生前好きだった食べ物、お手紙、写真、綿100%のタオル 多くの施設で入れられないもの: 金属、プラスチック、化学繊維(毛布・洋服など)、ガラス、保冷剤 理由は「炎が強くなりすぎる」「燃え残ってお骨を傷める」ためで、意地悪をしているわけではありません。入れたいものが決まっているなら、施設を選ぶ段階で聞いてみてください。先に伝えておくと、当日に困らずにすみます。 ## 落ち着いてからの手続き 葬儀が終わってからで大丈夫です。 犬を飼っていた方は、死亡の届出が必要です。 狂犬病予防法にもとづき、登録している市区町村へ届け出て登録を抹消します。期限は死亡から30日以内です。鑑札と注射済票を返す自治体が多いので、手元に用意しておいてください。猫にはこの制度がないため、届出は不要です。 マイクロチップを登録している場合は、環境省のデータベースで死亡の届出をします。オンラインで手続きでき、費用はかかりません。 ペット保険に加入していた場合は、解約の手続きをします。 ## 最後に 見送った直後は、実務が続くので気が張っています。落ち着いてから、ふいに力が抜けることがあります。 環境省のパンフレットは、こう書いています。「愛するペットを失ったことを悲しむのは決して特別なことではありません」。悲しみ方に正しい形はなく、長さも人それぞれです。早く元気にならなければ、と急がなくて大丈夫です。 話せる相手に話すことが助けになります。気持ちが長く晴れないときは、ペットロスの相談窓口や、厚生労働省の「こころの健康相談統一ダイヤル」(0570-064-556)を頼ってください。 --- この記事について: 費用の数値は、当サイトが首都圏のペット火葬・葬儀業者104施設の公式サイトを調査して集計したものです(2026年8月時点)。手続きの記述は法令および環境省の公表資料にもとづいています。施設ごとの料金・条件は改定されることがあるため、最終的な確認は各施設へお願いします。→ 編集方針と出典の扱い
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