犬猫小町(準備中)

ビフィズス菌Bifidobacterium

代表的な善玉菌。腸内環境の維持が期待されます。

分類: サプリメント・栄養強化 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

一般に問題なし

犬由来株 B. animalis AHC7 を高用量・12週以上給与しても忍容性は良好で安全性の懸念は報告されていない(Kelley 2010)。

一般に問題なし

猫専用の長期安全性データは犬ほど豊富ではないが、ビフィズス菌は猫の腸内常在菌でもありペット用プロバイオティクスとして一般に用いられる。導入時は少量から。

期待される役割

生きた善玉菌(プロバイオティクス)として腸内環境のバランスを整える目的で配合される。

注意したい点

適正量では安全性が高いとされるが、過剰給与時に一過性の軟便・ガスが見られることがある。

詳しい解説

ビフィズス菌は、生きて腸に届くことを意図して配合される善玉菌(プロバイオティクス)です。

犬での報告

犬由来の株(Bifidobacterium animalis AHC7)を使った研究では、 高用量・長期に与えても問題は認められなかったと報告されています。

また、この株が犬の腸に定着し、クロストリジウムの保有を有意に減らしたという報告もあります。

効き方には個体差がある

同じものを与えても、腸内細菌のバランスは子によって違います。 応答に個体差があることが示唆されています。 「合う子には効くが、合わない子もいる」という前提で試すものです。

安全性は総じて高いとされますが、下痢が続くなど症状があるときは、 サプリメントで様子を見る前に受診してください(→[[ibd|慢性腸症]])。

根拠(3件)

  • 査読論文

    犬由来プロバイオティクス Bifidobacterium animalis AHC7 を高用量・長期給与しても忍容性は良好で安全性上の問題は認められなかったと報告されている。

    Kelley RL et al. Vet Ther 2010 PubMed (PMID 20960415)

  • 査読論文

    犬の腸管上皮に定着する B. animalis AHC7 はクロストリジウムの保有を有意に低減したと報告され腸内細菌叢への作用が検討されている。

    O'Mahony D et al. Vet Microbiol 2009 PubMed (PMID 19523775)

  • 査読論文

    健常犬を対象としたRCTでビフィズス菌を含むシンバイオティクス補給に対する腸内細菌叢の応答は個体差がありベースライン菌叢と関連したと報告されている。

    Tanprasertsuk J et al. Anim Microbiome 2021 PubMed (PMID 33971985)DOI 10.1186/s42523-021-00098-0

関連する読みもの

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

同じ軸で分類した成分

おなかに関わる成分免疫に関わる成分