鶏レバーchicken liver
鉄・ビタミンA・ビタミンB群を豊富に含む内臓。
分類: たんぱく質源 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
一般に問題なし
鉄・ビタミンAが豊富。犬でのビタミンA過剰症の報告は稀だが、レバーの多量・常食は過剰の原因となり得るため少量に留める。
猫
条件つき・注意
鉄・ビタミンAが豊富な一方、レバー主体の食事を続けるとビタミンA過剰症が猫で報告されており、頸椎の変形性骨症等を生じ得るため少量・間欠的な給与が望ましい。
期待される役割
鉄・ビタミンA・ビタミンB群を豊富に含む内臓。
注意したい点
ビタミンA過剰症(特に猫でレバー常食時)。骨格病変・肝障害の報告あり。少量・間欠給与が前提。
詳しい解説
鶏レバーは、鉄・ビタミンA・ビタミンB群を多く含む内臓です。
気に留めるとしたら
レバーを主体にした食事を続けると、ビタミンAの摂りすぎが問題になります。
とくに猫では、首の骨が変形する病気(変形性骨症)や肝臓が硬くなる変化が報告されています。 犬でもビタミンA過剰症の報告があります。
少量を、たまに与えるのが基本です。毎日の主食にはしません。 市販の総合栄養食に配合されている量は基準の範囲で設計されているので、 問題になるのは家庭でレバーを多く与え続ける場合です。
なお、レバーは銅も多く含みます。[[copper-associated-hepatopathy|銅蓄積肝症]]の管理をしている子では レバー系のおやつも含めて避ける対象になります。
根拠(3件)
査読論文
レバーを多く含む食事を続けた猫でビタミンA過剰症が生じ、症例報告および文献レビューが行われている。
Polizopoulou ZS, Kazakos G, Patsikas MN, Roubies N. J Feline Med Surg 2005 PubMed (PMID 15994105)
査読論文
猫でビタミンA過剰症により肝線維化を生じた症例が報告されている。
Guerra JM et al. J Feline Med Surg 2014 PubMed (PMID 24563496)
査読論文
犬でもビタミンA過剰症が報告されており、骨格病変・成長遅延等の臨床所見が記載されている。
Cho DY, Frey RA, Guffy MM, Leipold HW. Am J Vet Res 1975 PubMed (PMID 1190603)
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。