犬猫小町(準備中)

クルクミンcurcumin

関節サポート・抗炎症・抗酸化を目的に用いられるウコン由来成分とされる。

分類: サプリメント・栄養強化 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

一般に問題なし

ウコン由来ポリフェノール。犬OAのRCTでクルクミノイドを含む補助食で活動性・QOL指標の改善が報告(Comblain 2017)。経口バイオアベイラビリティが極めて低い点に留意。

条件つき・注意

猫はグルクロン酸抱合能が低くポリフェノール代謝が異なるため高用量は慎重に。猫単独の質の高い試験は限られる。

期待される役割

関節サポート・抗炎症・抗酸化を目的に用いられるウコン由来成分とされる。

注意したい点

経口での吸収率が極めて低く単体では血中・組織への移行が乏しいと報告される。高用量で消化器症状の可能性。

詳しい解説

クルクミンはウコン(ターメリック)に含まれるポリフェノールで、関節サポートや抗酸化を目的に用いられるとされます。変形性関節症の犬を対象とした無作為化二重盲検プラセボ対照試験では、クルクミノイドを含む補助食の摂取群で活動性やQOL関連指標の改善が報告されています。一方で、クルクミンは経口でのバイオアベイラビリティが極めて低く、単体では血中・組織への移行が乏しいことが知られており、製剤上の工夫が必要とされます。猫はポリフェノール代謝経路が異なるため高用量摂取は慎重に扱うのが無難とされます。

根拠(3件)

  • 査読論文

    クルクミノイド抽出物・加水分解コラーゲン・緑茶抽出物を含む補助食を摂取した変形性関節症の犬で、活動性やQOL関連指標の改善が報告された(無作為化二重盲検プラセボ対照試験)。

    Comblain et al. BMC Veterinary Research 2017 PubMed (PMID 29262825)

  • 査読論文

    変形性関節症の犬においてクルクミンの食事投与が白血球の遺伝子発現(炎症関連トランスクリプトーム)を修飾したと報告された。

    Colitti et al. Vet Immunol Immunopathol 2012 PubMed (PMID 22591841)

  • 査読論文

    クルクミンは経口投与時のバイオアベイラビリティが極めて低く、吸収・急速代謝・全身クリアランスの問題が指摘されており製剤的工夫が必要とされる。

    Anand et al. Molecular Pharmaceutics 2007 PubMed (PMID 17999464)

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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