犬猫小町(準備中)

イヌリンinulin

水溶性食物繊維で、プレバイオティクスとして働きます。

分類: サプリメント・栄養強化 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

一般に問題なし

チコリ等由来の発酵性食物繊維。良好な受容性が報告されている。過剰では軟便・鼓腸の可能性があり適量配合が前提。

一般に問題なし

猫でも良好な受容性と腸内細菌叢の変化が報告。高用量で消化器症状が出やすいとされ低用量利用が一般的。

期待される役割

イヌリン型フルクタンに属する発酵性食物繊維(プレバイオティクス)で、腸内環境ケア目的で配合されることが多い成分とされる。

注意したい点

安全性は概ね高いとされるが過剰摂取では発酵に伴う軟便・鼓腸が生じる可能性が指摘されている。

詳しい解説

イヌリンは、チコリなどに含まれる発酵性の食物繊維です。 [[fructooligosaccharides|フラクトオリゴ糖]]と同じくプレバイオティクス(腸内細菌のえさ)に分類されます。

犬猫での報告

健康な犬猫を対象に、イヌリンとFOSを16日間与えた試験では、 受け入れは良好で下痢などは起きず、糞便の細菌叢に一部変化がみられたと報告されています。

猫を対象にした少量投与の二重盲検試験(予備的なもの)では、 腸内細菌叢の変化・酪酸の増加・ワクチン後の免疫応答への影響が示唆されています。

与えるときの注意

安全性は高いとされますが、急に多く与えるとお腹がゆるくなることがあります。 発酵性の繊維は腸内でガスを生じるためです。少量から様子を見てください。

根拠(2件)

  • 査読論文

    健康な犬猫を対象とした2017年の試験で、FOS・イヌリン配合のプレバイオティクスを16日間投与し良好な受容性を確認、下痢等なく糞便細菌叢に一部変化がみられた。

    Garcia-Mazcorro JF et al. PeerJ 2017;5:e3184 PubMed (PMID 28439463)DOI 10.7717/peerj.3184

  • 査読前論文

    猫を対象とした低用量イヌリン補給の二重盲検RCT(パイロット)で糞便微生物叢の変化・酪酸増加・ワクチン後免疫応答への影響が示唆された(当該誌はPubMed未収載のためDOIのみで参照)。

    Pets (MDPI) 2024 inulin cat vaccine pilot RCTDOI 10.3390/pets1030033

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この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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