犬猫小町(準備中)

昆布kelp

ヨウ素・ミネラル・食物繊維を含む海藻として微量ミネラルの補給を意図して少量配合される。

分類: 野菜 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

条件つき・注意

ヨウ素が極めて豊富で過剰摂取は甲状腺機能への影響につながる懸念がある。AAFCOはヨウ素上限を2.75mg/1000kcalと定めており配合量によっては超過リスクがある。

条件つき・注意

猫は甲状腺の感受性が高くヨウ素の過不足が甲状腺機能に影響しやすい。昆布はヨウ素が非常に多いため量の管理が特に重要。さらに無機ヒ素などの重金属蓄積も懸念される。

期待される役割

ヨウ素・ミネラル・食物繊維を含む海藻として微量ミネラルの補給を意図して少量配合される。

注意したい点

ヨウ素が極めて豊富で過剰摂取により甲状腺機能へ影響する懸念があり、また褐藻にはヒ素・カドミウム等の重金属が蓄積しやすいことが報告されている。

詳しい解説

昆布(ケルプ)は、ヨウ素・ミネラル・食物繊維を含む海藻です。微量ミネラルの補給を意図して少量配合されます。

気に留めるとしたら

ヨウ素が非常に多い素材です。摂りすぎると甲状腺のはたらきへの影響が懸念され、 AAFCOもヨウ素の上限値を定めています。

さらに、褐藻はヒ素やカドミウムなどの重金属を蓄積しやすいことが報告されています。 ラットにシュガーケルプを与えた試験では、ヨウ素の利用と並行してヒ素・カドミウムの 体内蓄積が確認されました。人での介入研究でも、コンブを摂ったあとに尿中のヨウ素が大きく上がり、 総ヒ素の濃度も増えたと報告されています。

「海藻だから体によい」とは限りません。 サプリメントとして自己判断で足すのは避け、 量が管理された製品を選んでください。

猫の[[hyperthyroidism|甲状腺機能亢進症]]でヨウ素を制限している場合は、 昆布を含むおやつも避ける対象になります。

根拠(3件)

  • 査読論文

    ラットにシュガーケルプ(Saccharina latissima)を給与した試験でヨウ素の生体利用と並行してヒ素・カドミウムの体内蓄積が確認され海藻の摂取量管理の重要性が示されている。

    Fjære E et al. Foods 2022 PubMed (PMID 36553687)

  • 査読論文

    ヒトの海藻摂取介入研究で特にコンブ摂取後に尿中ヨウ素が大きく上昇し総ヒ素濃度も増加したと報告され褐藻のヨウ素・ヒ素曝露の高さが示されている。

    Barandiaran A et al. Sci Rep 2024 PubMed (PMID 38871780)

  • 業界標準

    AAFCOの栄養基準では犬猫のヨウ素摂取に上限(2.75mg/1000kcal)が設定されておりヨウ素源の過剰配合は推奨されていない。

    AAFCO Dog/Cat Food Nutrient Profiles (iodine maximum)

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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