鹿肉venison
低脂肪・高タンパクで鉄分が豊富。新奇タンパク源。
分類: たんぱく質源 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
一般に問題なし
新奇タンパク源として除去食試験に用いられることがある。牛・羊との交差反応の可能性が指摘される。
猫
一般に問題なし
猫でも新奇タンパク源として利用されるが市販品の混入問題に留意。
期待される役割
鶏・牛などを避けたい個体向けの新奇タンパク源(除去食の選択肢)。
注意したい点
市販の鹿肉表示製品に未表示の他種タンパクが混入していた例が報告されている。
詳しい解説
鹿肉は、鶏や牛を食べ慣れた犬猫にとって「新奇たんぱく源」になります。 食物アレルギーの診断や管理に使う除去食の選択肢のひとつです。
気に留めるとしたら
鹿肉と表示された市販品に、表示にない動物のたんぱくが混ざっていた例が査読研究で報告されています。
これは除去食を行ううえで重大です。避けているはずのたんぱくが入っていれば、 試験の結果が読めなくなります。除去食を目的に選ぶ場合は、原材料の管理が明確な製品を 獣医師と一緒に選んでください。
表示での見え方
「鹿肉」「ベニソン」と書かれていれば由来がわかります。
根拠(1件)
査読論文
鹿肉などの新奇タンパク・加水分解タンパク食を分析した査読研究で、表示にない動物種(豚・鶏・七面鳥など)の混入がマイクロアレイ法で検出され、除去食としての信頼性に課題があると報告されている。
Ricci R, et al. BMC Veterinary Research, 2018 PubMed (PMID 29945610)DOI 10.1186/s12917-018-1528-7
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。