犬猫小町(準備中)
PLATE 223 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 大型

ダッチ・シェパード・ドッグ

Dutch Shepherd Dog

FCINo.223グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産オランダ更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

55–62cm

020406080cm
体重
23–30kg
雄雌 約23-30(一般値・FCI/JKCスタンダードに体重規定なし)
寿命の目安
12–15
個体差があります
運動量
60–120分/日
作業・頭脳系課題
被毛
二層になった毛
(ダブルコート)。短毛のショート・ヘアー、長毛のロング・ヘアー、かたい毛のワイヤー・ヘアーの3タイプがあります(JKC標準)

公認毛色 ブリンドル(地色はゴールドまたはシルバー、ライト・サンド〜チェスナット・レッド)

この犬種の食事の要点

とにかくよく働く犬なので、その日の運動量に見合ったカロリーを与えてください。若いうちは骨と関節が育つ時期なので、そこにも気を配りましょう。ワイヤー・ヘアーの子は、毛と皮膚を支える栄養もよく話題になります

  • 動いた量に対してカロリーが足りない・多すぎる(どちらもある)
  • 育ちざかりに体が急に大きくなること
  • しつけのごほうびで増えてしまうカロリー
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。体の大きな働き犬に多く、この犬種では約9%がかかると報告されています。育ちざかりの歩き方のぎこちなさ、立ち上がるときのもたつきが最初のサインです
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アトピー性皮膚炎
気づきのサインアレルギー体質が血筋で受けつがれることが確かめられています。体をかゆがる、耳や指の間・おなかの皮膚が何度も荒れる——このくり返しで気づきます
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緑内障(眼房隅角形成異常)
気づきのサイン目の中の水の出口が生まれつき狭く、圧力が上がる病気。ワイヤー・ヘアーの子は検査を受けておくと安心です。白目が赤い、目を痛がる、見えづらそう。こうなったらその日のうちに動物病院へ
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炎症性ミオパチー(IM)
気づきのサイン知識ベースには未収載。生後3〜8か月ごろから、筋肉に炎症が起きて少しずつ悪くなり、痛みも出ます(2018年に原因の遺伝子が特定されました)。歩き方がおかしい、筋肉を痛がる、が手がかり
咀嚼筋炎
気づきのサイン知識ベースには未収載。かむための筋肉(頭の横側)を、自分の免疫が攻撃してしまう病気です。口が開けづらい、顔の左右の形がちがう、かむと痛がる。こんな様子で気づかれます

(炎症性ミオパチー・咀嚼筋炎・停留精巣・炎症性腸疾患などは知識ベースに未収載のため、ここに文章で書いています)

遺伝子検査で調べられるものIM(炎症性ミオパチー・筋肉に炎症が起きて痛む病気)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

人と組んで働くことを喜ぶ、機敏で用心深い賢い犬。体を動かしたい気持ちがとても強い子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・留守番を長くしすぎない工夫・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。

毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日たっぷり体を動かす時間
  • 留守番を長くしすぎない工夫
  • 体格に見合った運動と体重の管理

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ5
吠えやすさ3
しつけやすさ5
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ2
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度2
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走る、追いかける(家畜を集める本来の仕事に近い遊び)、においをたどる、そして警察犬訓練やIPOのような競技
お手入れ
ショート・ヘアーとロング・ヘアーは、週1回のブラッシングで足ります。ワイヤー・ヘアーは、古い毛を指でつまんで抜く「プラッキング」を定期的に。カットも年2回ほど入れてあげてください
トリミング
毛質しだい(ショート・ロングは不要。ワイヤーはプラッキングを年2回ほど)

解説

ダッチ・シェパード・ドッグ

沿革

もとはオランダの農村で羊の番をしていた犬です。羊が畑に入らないよう見張り、牧草地や市場へ群れを連れていく。それだけでなく、鶏や牛の世話、牛乳を運ぶ荷車を引く仕事もこなす万能な農場犬でした。

1900年ごろに羊の群れが減ると、その器用さを活かして警察犬や盲導犬という新しい道が開けます。最初の犬種標準は1898年6月12日にさかのぼります(JKC沿革より要約)。近い犬種のジャーマン・シェパードやベルジアン・シェパードにくらべると数が少なく、日本ではほとんど見かけません。

一般外貌

JKC標準:「中型で、中位の体重の、筋肉質な犬であり、力強く、均整の取れた体躯構成をしている。持久力に富み、陽気な気質で、利口な表情をしている」。毛質でショート・ヘアー、ロング・ヘアー、ワイヤー・ヘアーの3タイプに分かれるのが、この犬種の大きな特徴です。

毛色はブリンドル(縞模様)。地の色はゴールドかシルバーで、明るい砂色から栗色がかった赤まで濃さに幅があります。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「大変忠実で、頼りになり、常に機敏で、用心深く、活発で、独立心があり、粘り強く、利口で、従順、また真の牧羊犬として天賦の気質を持っている」(出典: JKCダッチ・シェパード・ドッグページ 2026-07-14確認)。 覚えがよく、警察犬やIPOという競技で活躍する働き犬です。体を動かしたい、仕事がしたいという欲求がとても強く、退屈させたり運動が足りなかったりすると、困った行動につながります。

用心深く、知らない人の前では一歩引くタイプ。初めて犬を飼う人ではなく、犬とのつきあいに慣れた人に向いた犬種です。

ケアのポイント

この犬に要るのは運動と仕事です。1日60〜120分体を動かしたうえで、しつけの練習やにおいさがしなど頭を使う時間もつくってください。それが落ち着いた暮らしにつながります。

毛のお手入れはタイプで変わります。ショートとロングは週1回のブラッシング。ワイヤー・ヘアーは、古い毛を指で抜くプラッキングを定期的に。

用心深く、こわい思いをよく覚えている犬です。動物病院やサロンでは、こわがらせない進め方と、少しずつ慣らしていく手順を。それが何年も先の扱いやすさを決めます。

出典

3

  1. 01中型で、中位の体重の、筋肉質な犬…持久力に富み、陽気な気質で、利口な表情
    出典サイト ↗
  2. 02愛情に満ちた/警戒心の強い/利口/忠実/快活/控えめ
    出典サイト ↗
  3. 03dutchshepherds.us
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。