犬猫小町(準備中)
PLATE 331 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

カンガル・シェパード・ドッグ

Kangal Shepherd Dog

FCINo.331グループ2G 使役犬原産トルコ更新2026.07.14別名カンガル・ドッグ / Kangal Çoban Köpeği

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

65–78cm

020406080cm
体重
40–60kg
雄48-60 / 雌40-50(JKC標準)
寿命の目安
12–15
個体差があります
運動量
60分/日
広いスペース・巡回
被毛
中くらいの長さの、厚くて密な二層の毛
(ダブルコート)

公認毛色 フォーン〜ウルフ・セーブルの単色(ブラック・マスク必須)

この犬種の食事の要点

体がとても大きいので、胃がふくらんでねじれる胃捻転(GDV)に気をつけてください。早食いと、食べたあとの運動を避けましょう。

育つのがゆっくりな犬種なので、成長期は関節に負担をかけない栄養の組み立てが合います。カロリーの高いものを与えすぎないこと

  • 胃がふくらんでねじれる胃捻転(GDV)(体が大きく胸が深い)
  • 育ちざかりに食べさせすぎて関節へ負担がかかる
  • 運動量のわりに与えすぎる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わるトラブル。体が大きく胸の深いこの犬種では最大の警戒対象です。おなかが張る、吐こうとしても何も出ない、落ち着かず苦しがる——迷わず救急へ
くわしく見る →
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、体の大きな犬に多く見られます。育ちざかりの歩き方のおかしさ、立ち上がるまでのもたつき、おすわりで足を横に投げ出す姿。血筋による差が大きい病気です
くわしく見る →

このほか、まぶたが内側に巻きこむ眼瞼内反(エントロピオン)や、年をとってできる脂肪のかたまり(脂肪腫)がこの犬種で語られることもあります(どちらもこのデータベースには未収載で、傾向としての話です)。 カンガルはもともと丈夫な土地犬とされ、遺伝の病気の報告は大型犬のなかでは少ないほうと言われます。それでも関節と胃(GDV)への気くばりは、体の大きな犬に共通して必要です。 日々のケアの中心は毛の手入れです。厚くて密な二層の毛なので、週に数回ブラッシングを。毛が抜けかわる時期は毎日かけてください。 寒さにはとても強い犬です。JKC標準でも暑さ寒さへの強さがうたわれています。とはいえ日本の蒸し暑い夏は別で、熱がこもらないよう気を配ってください。 体が大きく胸が深いので、早食いと食後の激しい運動は避けます。胃捻転(GDV)の初期のサインは、飼い主が覚えておきましょう。 家畜を守ってきた犬なので、警戒して吠えることと、なわばりを意識することはついて回ります。広さを確保し、社会化を進め、暮らしの環境を組み立てて付き合ってください。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

落ち着いて自分で考え、家畜を守ってきた大きな番犬。知らない人にはとても慎重になる子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・こまめなブラッシング・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • こまめなブラッシング
  • 体格に見合った運動と体重の管理

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性3
人なつこさ1
活発さ3
吠えやすさ4
しつけやすさ2
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ2
暑さへの強さ3
寒さへの強さ5
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性4
運動量の目安3
運動のタイプ
歩くこと、敷地を見回ること、家畜を守る仕事ゆずりの作業。長く動き続けるのが得意で、いざというときは素早く動けます
お手入れ
厚くて密な二層の毛なので、ブラッシングは週に数回。毛が抜けかわる時期はごっそり抜けるので毎日かけてください。そのついでに、毛の中に草の実などが入っていないか、皮膚が荒れていないかも見ておきましょう
トリミング
不要

解説

カンガル・シェパード・ドッグ

沿革

トルコの暮らしに深く根づいた、家畜を守るための犬です。中央アジアから移り住んだ遊牧民のトルコ人が、すぐれた番犬として連れてきたと伝わります。

犬種名の「カンガル」は、質のそろった犬たちで世界の注目を集めたスィヴァス県の町〈カンガル〉に由来するとされます。この犬が守るアッカラマン羊と同じ、くすんだ焦げ茶色の黒いマスクを持つ顔。トルコ東部の大草原では、羊の群れにみごとにまぎれてきました(JKC沿革より要約)。

一般外貌

大きくがっしりした、頑丈な体つきの番犬です。顔には黒いマスク。マスティフの流れをくむタイプで、引き締まった体は中くらいの長さの厚い毛におおわれ、横から見ると長方形に近い形をしています。攻撃的ではないのに番犬としてすぐれ、いざとなれば素早く動けます(JKC標準)。

毛色は明るい茶(フォーン)から灰色がかった茶(ウルフ・セーブル)までの一色で、鼻先をおおう黒いマスクは必ず必要です。胸の白は幅10cmまでなら認められ、のどの白は好ましくないとされます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「落ち着いていて、攻撃的になることなく勇敢である。生まれながら自立心が強く、大変利口で、従順である。誇り高く、自信に満ちている。飼い主には忠実で愛情深いが、仕事中は他人に対して警戒心がある」(出典: JKCカンガル・シェパード・ドッグページ 2026-07-14確認)。 自分で考えて動く番犬です。あぶないと感じれば吠えて知らせ、必要なら立ち向かいます。家族には深い愛情を注ぐいっぽうで、知らない人や犬には警戒します。

体がとても大きく、自分で判断したがる犬種です。犬を飼い慣れた経験、広い場所、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らしておくこと(社会化)。この3つがそろってはじめて成立する犬で、初めての1頭には向きません。夜の警戒吠えは、住まいと合わないときに問題になりやすいところです。

出典

2

  1. 01羊を守るために使用された牧羊犬…極度の暑さと寒さへの耐久性がある
    出典サイト ↗
  2. 02牧羊犬

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。