犬猫小町(準備中)
PLATE 92 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

ピレニアン・マスティフ

Pyrenean Mastiff

FCINo.92グループ2G 使役犬原産スペイン更新2026.07.14

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

72–77cm

020406080cm
体重
55–100kg
雄約80-100 / 雌約55-80(スタンダードに体重規定なし・一般値。)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
30–60分/日
成長期は関節保護を優先
被毛
やや長い毛のダブルコート
(ほどよく長く密。JKCは「被毛は適度に長い」と記します)

公認毛色 ホワイトを地色とし、頭部に明瞭なマスクが必須(グレー・ゴールデン・ブラウン・ブラック・シルバーグレー・ベージュ等のマスク色。同色の斑が体に散在してよい)

この犬種の食事の要点

子犬のうちにカロリーやカルシウムをとりすぎると、関節のトラブルにつながります。大型犬用のフードで、ゆっくり大きくするのが基本です。

胸の深い体型なので、胃がねじれる事故(GDV)にも用心を。食事は1日2〜3回に分け、食べる前後のはげしい運動は避けてください

  • 早食い・食後の運動→胃がねじれる(胸が深く一度にたくさん食べる)
  • 子犬期に急に大きくなる→関節に負担
  • 太りすぎで関節に負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わるトラブル。胸が深く体の大きな犬ほど起こりやすいとされます。おなかが張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわする、前足を伏せてお尻を上げる(祈りの姿勢)。どれも緊急のサインです。すぐ救急へ
くわしく見る →
股関節・肘関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根やひじの関節が、うまくかみ合わない・うまく育たない病気。大きな犬にとても多く見られます。子犬〜若いうちの歩き方のぎこちなさ、立ち上がりの遅さ、運動のあとに足を引きずる。このあたりが手がかりです
成長期の骨・関節トラブル
気づきのサイン体が急に大きくなる時期に、骨の痛みで一時的に足を引きずることがあります(パノステアイティス=成長痛。このサイトの疾患ページは未作成)。ふつうは時間とともに落ち着きますが、長引くなら診てもらってください
拡張型心筋症(DCM)
気づきのサイン心臓の筋肉がのびて動きが弱くなる病気。大きな犬で知られています(このサイトの疾患ページは未作成)。運動をいやがる、咳が出る、気を失う。どれも受診のサインです
眼瞼内反
気づきのサインまぶたが内側にめくれて、まつげが黒目に当たる状態(このサイトの疾患ページは未作成)。涙が止まらない、目をしょぼしょぼさせる、前足で目をこする。こんなときは診てもらってください
股関節形成不全
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →

(パノステアイティス(成長期に起きる骨の痛み)・拡張型心筋症・まぶたが内側にめくれる病気は、このサイトの疾患ページが未作成のため、ここに書くだけにとどめます)

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

穏やかで物おじせず、家族と縄張りを守る超大型の番犬。家の中でのんびり過ごすのが好きな子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・こまめなブラッシング・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。

住まいに広さと音の条件がつくことと超大型犬ならではの力の強さから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • こまめなブラッシング
  • 夏の暑さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ2
活発さ2
吠えやすさ3
しつけやすさ3
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度2
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性3
運動量の目安3
運動のタイプ
ゆったりした散歩と、家のまわりの見回り。長く続けられる、ゆるやかな運動が向いています。若いうちのはげしい運動と階段の上り下りは、関節に負担がかかるので控えめに
お手入れ
ブラッシングは週に数回、生えかわりの時期は毎日。毛が厚いので泥や草の実がからまりやすいです。外から帰ったら毛の中も見てあげてください
トリミング
不要

解説

ピレニアン・マスティフ

沿革

スペインのアラゴンからナヴァラにかけて広がるピレネーの山で育った、家畜を守る犬です。オオカミやクマから羊の群れを守る番犬として働き、昔は「ナヴァラ・マスティフ」と呼ばれていました。20世紀には一度絶滅しかけましたが、近年ふたたび注目を集めています。それでも数は少ないままです(JKC沿革より要約)。

一般外貌

「たいへん大きな犬で、中庸なプロポーション。重々しい印象や鈍い印象を与えてはならない。調和が取れ、断然力強く、筋肉質で、骨は強健」(JKC標準)。毛はほどよく長く密な二層。地の色は白で、頭にはっきりしたマスクが入っていることが決まりです。これだけ大きいのに、動きは重たるくありません。力強さと、体のつりあいのよさが同居しています。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「優しく従順で、気高く、たいへん知的である。同時に、見知らぬ人にも物怖じせず、決して逃げ出すようなことはない」(出典: JKCピレニアン・マスティフページ 2026-07-14確認)。 家畜を守ってきた犬らしく、ふだんは落ち着いておだやか。それでいて、家族と縄張りを守ろうとする気持ちはしっかり持っています。

物おじせず自信があり、危ないと判断した相手には堂々と向き合います。かしこくて素直な面もありますが、体が大きく自分で考えて動く番犬。この体格と力、そして守る本能をあつかえる、経験のある人向けの犬です。

運動量はほどほど。子犬のうちは、まず関節を守ることを優先してください。

ケアのポイント

厚い毛は、週に数回(生えかわりの時期は毎日)ブラッシングしてください。外から帰ったら、泥や草の実がからまっていないかもチェック。

寒さにはめっぽう強い犬です。逆に、大きな体と厚い毛のせいで暑さには弱い。夏の過ごし方には気をつけてください。

子犬のうちは、運動と食事の両方で関節を守ります。胸が深い体型でもあるので、食事は分けて与え、食べる前後にはげしく動かさないこと。

守ろうとする本能が強い犬です。子犬のころから計画的にいろいろな人や場所へ慣らしておくと、あとがずっと楽になります。

出典

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  1. 01たいへん大きな犬で、中庸なプロポーション…調和が取れ、断然力強く、筋肉質で、骨は強健。被毛は適度に長い
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このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。