大麦barley
食物繊維が豊富な穀物。腸内環境サポートにも。
分類: 穀類 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
一般に問題なし
加熱した大麦は犬で炭水化物源として利用される。可溶性繊維のβグルカンを比較的多く含む。
猫
一般に問題なし
少量・加熱なら一般に安全とされるが必須ではない。
期待される役割
全粒穀物の炭水化物源であり可溶性食物繊維βグルカンを比較的多く含む。
注意したい点
十分な加熱が前提。グルテン含有穀物のため穀物不耐の個体では注意。
詳しい解説
大麦は、水に溶ける食物繊維(βグルカン)を比較的多く含む全粒の穀物です。
血糖との関係
βグルカンが食後の血糖の上がり方を抑えうることが、試験管レベルの研究で報告されています (糖を運ぶしくみや分解酵素にはたらきかけるとされます)。
ただしこれはモデル系での結果で、犬猫で臨床的な結果が確かめられたものではありません。 犬の試験では炭水化物源によって消化性や血糖の応答に差が出ることは示されています。
与え方
十分に加熱したものが前提です。糖尿病の管理をしている子の食事は、 自己判断で組まずに獣医師と決めてください(→[[diabetes-mellitus|糖尿病]])。
根拠(2件)
査読論文
大麦由来βグルカンが糖輸送体(GLUT2/SGLT1)やα-グルコシダーゼ活性の阻害を介して食後血糖応答を抑制しうることがin vitro研究で報告されている(モデル系であり臨床アウトカムではない)。
Malunga LN et al. Front Nutr 2021 PubMed (PMID 33937305)DOI 10.3389/fnut.2021.628571
査読論文
犬を用いた6種炭水化物源の比較試験において大麦を含む各炭水化物源で消化性や食後血糖・インスリン応答に差が認められたと報告されている。
Carciofi AC et al. J Anim Physiol Anim Nutr 2008 PubMed (PMID 18477314)DOI 10.1111/j.1439-0396.2007.00794.x
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この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。