ココナッツオイルcoconut oil
中鎖脂肪酸を含み、エネルギー源になります。
分類: 脂質・油 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
条件つき・注意
中鎖脂肪酸(MCT)・飽和脂肪酸が主体で高カロリー。少量なら良好に消化されると報告されるが、過剰摂取は体重増加や脂肪に敏感な個体での膵臓への負担に配慮が必要。
猫
条件つき・注意
健康な猫で適量のMCT配合食は摂食拒否を起こさず血中脂質への影響も小さいと報告されるが、肝疾患のある猫では中鎖脂肪酸の代謝に配慮が必要で少量から。
期待される役割
中鎖脂肪酸(MCT)を含むエネルギー源・嗜好性向上。
注意したい点
高カロリーのため過剰摂取は体重・膵臓に配慮。少量から。
詳しい解説
ココナッツオイルは中鎖脂肪酸(MCT)と飽和脂肪酸を主体とする油脂で、エネルギー源や嗜好性向上の目的で用いられます。犬ではMCT配合により粗脂肪の消化率がわずかに高まり、ミネラル吸収への悪影響がなかったと報告されています。猫でも適量であれば摂食拒否を起こさず血中脂質への影響は小さいとされますが、いずれも高カロリーのため体重管理や膵臓への配慮から少量からの使用が無難です。肝疾患のある個体では中鎖脂肪酸の代謝に配慮が必要とされています。
根拠(2件)
査読論文
ドライフードへの中鎖脂肪酸(MCT)配合は犬で粗脂肪の見かけの消化率をわずかに高め、タンパク質・可溶性糖質の消化率やCa・Mg・Pの吸収に悪影響を与えなかったと報告された。
Beynen et al. Journal of Animal Physiology and Animal Nutrition 2002 PubMed (PMID 12452972)
査読論文
健康な猫でMCT配合食(高MCT群)は摂食拒否を引き起こさず体重・体格スコアに群間差はなく血漿トリグリセリドはやや上昇したが基準範囲内であったと報告された。
Trevizan et al. American Journal of Veterinary Research 2010 PubMed (PMID 20367051)
関連する読みもの
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。