犬猫小町(準備中)

魚油fish oil

DHA/EPAなどオメガ3脂肪酸を含みます。

分類: 脂質・油 最終更新: 2026-06-28

犬・猫での見方

一般に問題なし

変形性関節症の犬を対象とした複数の二重盲検RCTで関節指標・荷重の改善が報告。腎不全犬でのタンパク尿低下も報告。高用量で軟便の可能性。

一般に問題なし

腎臓の健康維持に関わるDHAのパイロット試験が報告。猫はDHA/EPAの食事供給が望ましい。

期待される役割

関節・皮膚被毛・心臓・腎臓の健康維持をサポートし、体内の炎症バランスに関わる成分として報告されている。

注意したい点

高用量で軟便・下痢の可能性。酸化しやすいため鮮度・酸化防止が重要。

詳しい解説

魚油はEPA・DHAというオメガ3系の長鎖脂肪酸を豊富に含み、体内の炎症バランスに関わることが知られています。変形性関節症の犬を対象とした複数の二重盲検RCTで、関節の臨床指標や荷重(体重支持)の改善が報告されています。また腎機能不全の犬での研究ではタンパク尿の低下が報告されており、皮膚被毛・心臓・腎臓の健康維持をサポートする目的で配合されます。酸化しやすい成分のため鮮度管理が重要で、高用量では軟便を生じる可能性があります。

根拠(3件)

  • 査読論文

    変形性関節症の犬を対象とした多施設試験で、オメガ3脂肪酸を補給した群で関節症の臨床指標の改善が報告。

    Roush JK et al. JAVMA 2010 (multicenter) PubMed (PMID 20043800)

  • 査読論文

    変形性関節症の犬で魚油の用量設定試験が行われ、EPA+DHA濃度を高めた食事の影響が報告。

    Fritsch D et al. Journal of Veterinary Internal Medicine 2010 PubMed (PMID 20707845)

  • 査読論文

    腎機能不全の犬に魚油(n-3 PUFA)を長期投与した試験で、タンパク尿および血漿クレアチニン・脂質濃度が魚油群で低かったと報告。

    Brown SA et al. The Journal of Laboratory and Clinical Medicine 1998 PubMed (PMID 9605110)

関連する読みもの

この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。

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