犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
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長毛 / 大きくて長い体

メインクーン

Maine Coon

登録団体TICA・CFA公認原産アメリカ(メイン州・ニューイングランド。1850年代に遡る自然発生系で、アメリカ土着の唯一の長毛種)更新2026.07.14体つき大きくて長い体(ロング&サブスタンシャル)。長方形の胴とがっしりした骨格を持ち、大人になるまで3〜4年かかる
体重
4–10kg
約4-10(雄6-10・雌4-7/ロイヤルカナン日本版。TICAは雄約8-10kg・雌約5.4-6.8kg)
寿命の目安
12–15
個体差があります
活発さ
4/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
水をはじく「全天候型」=どんな天気でも耐えられる毛
肩は短く、脇腹・おなか・後ろ足の毛が長くふさふさ。細く柔らかい下毛の上に、流れるような上毛が重なる

毛色 ポインテッド以外のほぼ全色・全柄(ブラウン/レッド(オレンジ)/シルバーの各タビーが代表・クラシック/マッカレル・ソリッド・バイカラー・スモーク等)

この猫種の食事の要点

大きくなるまで3〜4年かかる大型種なので、食べる量の幅が広くなります。大きくて活発なぶん、関節と体重の管理、そして長毛の毛玉への配慮が中心になります

  • 体重管理(大型でゆっくり育つ)
  • 毛球症
  • 関節への負担(大型で股関節形成不全が多く見られる)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

肥大型心筋症(HCM)
気づきのサインこの猫種に特有の MYBPC3 A31P という遺伝子の変異が知られ、遺伝子検査もあります。休んでいるときの呼吸が速い・浅い、口を開けて息をする、血のかたまりが詰まって急に後ろ足が動かなくなる。はじめのうちは症状が出ません
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型の猫種に多く見られます。跳び上がるのを嫌がる、後ろ足の動きが硬い、動く量が減る。CFAは繁殖の前にレントゲン検査をすすめています
脊髄性筋萎縮症(SMA)
気づきのサインLIX1という遺伝子による、受け継がれる病気。子猫のころから後ろ足がふらつき、筋肉が落ちていきます。遺伝子検査で、その体質を持つかどうかを調べられます
ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK-def)
気づきのサインPKLRという遺伝子による、赤血球が壊れて貧血になる病気。元気がなくなる、歯ぐきなど粘膜が白っぽくなる、症状が出たり治まったりする。こちらも遺伝子検査があります
歯周病
気づきのサイン歯垢がたまって歯ぐきが炎症を起こします。口が臭う、歯ぐきが赤い、硬いものを嫌がる
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毛球症
気づきのサイン長毛なので、毛づくろいで飲み込んだ毛がおなかでかたまります。吐く、食欲が落ちる、便秘。ブラッシングと毛玉に配慮したフードで減らせます
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遺伝子検査で調べられるものMYBPC3(HCM・A31P変異)/PKDef(ピルビン酸キナーゼ欠損症・PKLR)/SMA(脊髄性筋萎縮症・LIX1)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

体は大きいのに穏やかで、ほどよい距離を保つ猫。遊ぶ時間をよく求める子が多く、人に慣れやすい傾向があります。

暮らしの中では、抜け毛が増える時期のこまめなブラッシング・毛玉をためないためのお手入れに手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、抜け毛が多いことと毛玉のお手入れが毎日続くことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 抜け毛が増える時期のこまめなブラッシング
  • 毛玉をためないためのお手入れ

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性5
猫同士の相性4
ほかの動物との相性4
人なつこさ4
活発さ4
よく鳴くか3
初めての飼い主向き4

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ3
デンタルケア優先度3
お手入れ
週2〜3回のブラッシング(長毛なので、毛の生えかわる時期は回数を増やす)。毛玉と、便に混じる毛に注意
毛玉のケア
長毛なので毛玉のケアがいります(とくに毛の生えかわる時期)。週2〜3回のブラッシングと、毛玉に配慮したフードで対応
室内で飼うこと
外に出さず、室内だけで飼ってください。大きな血統書つきの猫は、盗難・迷子・交通事故の心配が大きくなります。動きたい気持ちは、大きめのキャットタワーと上下運動、遊びで室内でも満たせます
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりがちです。体が大きいぶんおしっこの量も多いので、水飲み場を家の何か所かに置き、ウェットフードを混ぜて飲む量を増やしてください

解説

メインクーン

沿革

アメリカ・メイン州を中心に、ニューイングランド地方で自然に生まれた大型の長毛種。歴史は1850年代までさかのぼり、「アメリカ土着の唯一の長毛種」(アメリカで自然に生まれた、ただひとつの長毛種)といわれます。

寒さに強い毛と大きな体は、厳しい気候に合わせて育ったものとされます。「gentle giant(穏やかな巨人)」の愛称を持ち、大人になるまで3〜4年かかるゆっくりした育ち方も特徴です。

外貌と被毛

猫のなかでも最大級の体格。長方形の胴、広い胸、しっかりした骨格、房毛の生えた大きな足を持ちます。

毛は水をはじく「全天候型」=どんな天気でも耐えられるつくり。肩は短く、脇腹・おなか・後ろ足の毛が長くふさふさと伸びます。細く柔らかい下毛の上に、流れるような上毛が重なります。

毛色・柄は、顔や足だけ色が濃く出るポインテッド以外のほぼ全色・全柄。ブラウン/レッド(オレンジ)/シルバーのしま模様(タビー)が代表的です。

性格と暮らし

体は大きくても、性格は温和でフレンドリー。人にも子どもにもほかの動物にもよくなじみます。「犬のように」飼い主について歩く一方、構ってほしがりすぎることはなく、ほどよい距離を保ちます。

鳴き声は「meow」(ニャー)よりも、chirp(さえずるような声)や trill(喉を鳴らすような声)が特徴。声の大きさは中くらいです。運動能力が高く高い所を好むので、大きくて頑丈なキャットタワーが向きます。

ケアのポイント

毛玉を防ぐには、週2〜3回のブラッシング。毛の生えかわる時期は回数を増やしてください。

大型でゆっくり育つ猫種です。成長期に合った量を与え、一生を通して体重を見ていくと、関節への負担が軽くなります。

水を飲む量が落ちやすいのは猫の性質。水飲み場を増やし、ウェットフードを混ぜましょう。HCMは遺伝子検査(A31P)と定期的な心臓の超音波で早く見つけられます。

出典

4

  1. 01gentle giant
    出典サイト ↗
  2. 02tica.org
    出典サイト ↗
  3. 03全天候型
    出典サイト ↗
  4. 04メインクーンのHCMは MYBPC3 A31P 変異を同定(Meurs KM ほ…
    PubMed (PMID 16236761) ↗

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。