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短毛 / 小柄でがっしりした体つき
シンガプーラ
Singapura
- 体重
- 1.8–3.6kg 約1.8-3.6(雄2.7-3.6・雌1.8-2.7)
- 寿命の目安
- 11–15年 個体差があります
- 活発さ
- 5/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- とても短く細い、絹のような毛が体に密着している 抜け毛は少なく手入れは楽
毛色 セピアアグーティ1色のみ(オールドアイボリー地に暖かいセーブル/ダークブラウンのティッキング・額のタビーM字・脚のバーリング・目尻の「チーターライン」)
この猫種の食事の要点
体が小さく1回に食べる量も少ないので、質のよいフードを少しずつ与え、体重を見ていきたい。TICAは一部の血統について、心臓の病気を調べる検診をすすめている
- 体重管理(小柄で1回量が少ない)
- 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)(一般の猫と同様)
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
PKdef(ピルビン酸キナーゼ欠損症) は、赤血球がこわれて貧血になる遺伝の病気です。この猫では検査がすすめられており、原因の遺伝子を持つ割合も高いとされます。ぐったりする、力が入らない、少し動いただけで疲れる、体重が減る。遺伝子検査(UC Davis VGL など)が確立しているので、ブリーダーを選ぶときは「検査をしているか」が見どころになります。 PRA(進行性網膜萎縮) も、ブリーダーが検査で確かめる対象です。暗い所で見えにくそうな様子に気づいたら、眼科の診察を受けてください。 繁殖では、雌の 子宮無力症(陣痛の力が弱い状態)による難産(帝王切開になることがある)と、産まれる数の少なさ(2-3頭)が知られています。
遺伝子検査で調べられるものPKDef(ピルビン酸キナーゼ欠損症・UC Davis VGL 等で検査可)/PRA(進行性網膜萎縮のスクリーニング・ブリーダー実施)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
よく登り高い所を好む、小柄で活発な猫。人に慣れやすい子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。
暮らしの中では、上下に動ける遊び場づくり・歯みがきを習慣にすること・水を飲める場所を増やす工夫に手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 上下に動ける遊び場づくり
- 歯みがきを習慣にすること
- 水を飲める場所を増やす工夫
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 週1回のブラッシングで十分。とても短い毛なので手入れは楽
- 毛玉のケア
- とても短い毛なので、毛玉になりにくい
- 室内で飼うこと
- 完全室内飼いを強くすすめる。最小級で体が華奢なうえ、好奇心が強く高い所を好む。事故・盗難・迷子の心配が大きく、寒さにも弱い
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい。体が小さいぶん一日にとる水分も少ないので、ウェットフードの併用と水飲み場の複数設置で飲む量を増やし、尿路結石を遠ざけたい
解説
シンガプーラ
沿革
シンガポールの街で暮らしていた猫を起源とする品種で、現地では「生きた国宝(living national monument)」とも呼ばれます。アメリカの Meadow 夫妻が1970年代に数頭を持ち帰って作出し、CFAは1981年に登録、1988年にチャンピオンステータスを与えました。いま飼われている猫では最小級として知られます。日本では珍しく、アニコムの人気ランキングのトップ10には入りません。
外貌と被毛
おとなになっても雌4-6ポンド・雄6-8ポンド(約1.8-3.6kg)と、飼い猫では最小級。小さいながら筋肉質でずんぐりと引き締まった体で、頭に対して大きな目と耳が目立ち、はっとしたような表情ゆたかな顔に見えます。
毛はとても短く細い絹のような手ざわりで、体に密着。色はセピアアグーティの1色のみです。古いアイボリーの地色に、温かみのあるセーブル/濃い茶色の帯が乗り、額にはM字の縞、脚には輪の模様、目じりからは「チーターライン」が伸びます。
性格と暮らし
外向きで好奇心が強く、一生を通じて活発さが衰えにくい「エネルギーのかたまり」。人が好きで愛情深く、ときに強気(ボッシー)な面も見せます。
高い所が好きで「四本足を床につけない」と言われるほどよく登り、よく遊びます。声はやわらかく静かめ。
体が小さく華奢なので、子どもや大型犬と暮らす家では、踏みつけやけがに気をつけてください。上へ登れる縦の空間(キャットタワー)があると満たされやすくなります。
ケアのポイント
とても短い毛なので、ブラッシングは週1回程度で十分。毛玉になる心配もほとんどありません。
体が小さいぶん、1回の食事量は少なめです。質のよいフードを少しずつ与え、体重を見ていきましょう。一日にとる水分も少ないので、ウェットフードの併用と水飲み場の複数設置で飲む量を増やし、尿路結石を遠ざけます。
活発で高い所が好きな猫です。安全に登り降りできる動線と、遊ぶ時間を整えてください。迎えるときは、PKdef の遺伝子検査をしているブリーダーかどうかを確かめましょう。
出典
4件
- 01living national monument
出典サイト ↗ - 02最小の猫種
出典サイト ↗ - 03PK Deficiency
PubMed (PMID 23110753) ↗ - 04一部血統で心筋症の心臓検診推奨
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。