犬猫小町(準備中)
PLATE 186 · 9G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

愛玩犬 / 小型

アーフェンピンシャー

Affenpinscher

FCINo.186グループ9G 愛玩犬原産ドイツ更新2026.07.14短頭種

仕事よりも、人のそばにいることを役目にしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

25–30cm

020406080cm
体重
4–6kg
雄雌ともおよそ4-6(JKC標準)
寿命の目安
12–14
個体差があります
運動量
20–40分/日
被毛
かたい針金のような毛
(ワイヤーコート)で、密に生えています。顔まわりのもじゃもじゃした毛が、猿に似た表情をつくります

公認毛色 ブラック(純黒。上毛・下毛とも黒)

この犬種の食事の要点

体が小さく1回に食べる量が少ないので、少しの量でしっかり栄養がとれるフードが合います。血糖が下がりやすいこと、歯周のトラブル、太りすぎの3つに気をつけてください。下あごが出ていて食べにくそうな子は、粒の大きさや形を変えると食べやすくなります

  • 太りすぎ(体が小さく、量の管理がむずかしい)
  • 小型犬の歯周ケア
  • 下あごが出ていて食べにくい(粒の大きさ・形の工夫)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の位置から外れる病気。小型犬にとても多く見られます。ときどき後ろ足を上げてケンケンする、スキップのような歩き方をする——このあたりが最初のサインです。段差とすべる床の対策を
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レッグ・カルベ・ペルテス病
気づきのサイン後ろ足のつけ根にある骨の先端に、血が届かなくなる病気。小型犬の1歳前に多いとされます。片方の後ろ足を痛がる、引きずる、その足だけ細くなる。子犬の足の引きずりが何日も続くなら、早めに動物病院へ
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気です。大型犬が中心ですが、小型でも起こりえます。歩き方がおかしい、運動をいやがるときは疑ってください
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麻酔・鎮静の注意
獣医師と共有したいこと鼻先が短く下あごが出た顔立ちのため、麻酔のときに気管へチューブを入れにくく、手術のあとも呼吸の見守りが要ります。予約のときに鼻が短い犬種だと伝えてください

心臓の病気(心雑音・動脈管開存症〈PDA〉)が出やすいという指摘もあります(このサイトの疾患ページは未作成・循環器領域)。鼻がやや短く下あごが前に出ているぶん、呼吸のしやすさ・食べやすさ・歯ならびにも目を配ってください。小さな口に歯がぎゅうぎゅうに並ぶので、歯ぐきのトラブルは起きやすいです。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

小さくても恐れ知らずで、飼い主に一途な気の強い犬。気づいたことを声で知らせようとする子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、歯みがきの習慣づけ・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、よく声を出すことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 歯みがきの習慣づけ
  • 体重と歯のこまめな確認

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ3
活発さ3
吠えやすさ4
しつけやすさ3
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ3
サロン依存度3
デンタルケア優先度5
集合住宅への適性5
留守番への耐性3
運動量の目安2
運動のタイプ
散歩と室内での遊びで足ります。頭を使う遊びも好き。ネズミを追っていた犬なので、追いかける・掘るといった動きを喜びます
お手入れ
かたい毛なので抜け毛は少なめです。週2〜3回ブラッシングして、毛玉ともつれを防いでください。ショーに出す子は毛を抜いて整えますが(プラッキング)、家庭ではバリカンでのカットで大丈夫です
トリミング
定期的なカットが必要(6〜8週が目安。家庭ではバリカンでのカットで可)

解説

アーフェンピンシャー

沿革

もとはドイツ南部で、家のネズミを捕る役目を任されていた犬です。アルブレヒト・デューラー(1471-1528年)の木版画に、その祖先らしき姿が描かれているとされます。ショーに初めて出たのは1879年。かたい毛のピンシャーを改良したこの小さな犬は、19〜20世紀の変わり目に大変な人気を集めました(JKC沿革より要約)。顔を囲むもじゃもじゃの毛が猿のような表情をつくり、昔は黄・赤・グレー・黒とさまざまな毛色がいました。名前の「アーフェン(Affen)」は、ドイツ語で猿のことです。

一般外貌

JKC標準の一般外貌:「アーフェンピンシャーは粗毛で、猿に似た顔をした、小さくコンパクトな犬である」。体は硬くて密な、針金のような毛(ワイヤーコート)におおわれています。顔まわりのもじゃもじゃした毛が、あの表情をつくります。鼻先は短く、下あごが少し前に出た造り(アンダーショット)。鼻の短い犬の仲間に軽く入ります。公認されている毛色は、上の毛も下の毛も真っ黒の一色だけです。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「恐れ知らずで、注意深く、忍耐強く、献身的で、時折短気になってかんしゃくをおこすことがある。この犬種は、あらゆる意味で、家庭で飼うのに適した犬と言えよう」(出典: JKCアーフェンピンシャーページ 2026-07-14確認)。 体は小さいのに、まったく物おじしません。ネズミを追っていた血筋そのままに気が強く、知らないものにはよく警戒します。飼い主にはとことん一途で、家庭犬としてよく向いています。

ただ、かんしゃくを起こしたり、頑固になったりする面も。小さな子どもや小動物と一緒に暮らせるかはその子しだいで、少しずつ慣らす時間がいります。物音によく吠えるタイプです。

ケアのポイント

かたい毛は抜けにくいかわりに、放っておくともつれます。6〜8週ごとにサロンで毛を整えてもらってください。目のまわりの毛も一緒に。

口が小さく歯が密に並ぶので、歯みがきは毎日の習慣にしましょう。下あごが出ていて食べにくそうなら、粒の大きさや形を変えてみてください。

運動量はそれほど必要ありません。それよりも、気の強さからくる吠えとかんしゃくのほうが課題になります。子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らして、家族全員で同じルールを守ること。

鼻がやや短いので夏の暑さは苦手です。麻酔を使う処置があるときは、鼻の短い犬種であることを獣医師に伝えておいてください。

出典

3

  1. 01上毛は純黒で、下毛も黒い
    出典サイト ↗
  2. 02affenpinschers.org
    出典サイト ↗
  3. 03pets4homes.co.uk
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。