犬猫小町(準備中)
PLATE 153 · 6G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

嗅覚ハウンド / 大型

ダルメシアン

Dalmatian

FCINo.153グループ6G 嗅覚ハウンド原産クロアチア(ダルメシア地方)更新2026.07.14別名ダルメシアン / Dalmatian。コーチ・ドッグ(馬車の伴走犬)

鼻のよさで匂いをたどり、獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

54–61cm

020406080cm
体重
24–32kg
雄約27-32 / 雌約24-29(JKC参考値)
寿命の目安
11–13
個体差があります
運動量
60–120分/日
被毛
短毛のシングルコート
(短くてかたく、密でつやのある毛。下毛のない一層)

公認毛色 ホワイト地+ブラックのスポット(ブラック・スポット・バラエティー)・ホワイト地+レバー(ブラウン)のスポット(レバー・スポット・バラエティー)

この犬種の食事の要点

この犬種は例外なく、尿に尿酸が出やすい体質を持っています。そのため尿酸塩という石が、おしっこの通り道にできやすい犬です。

プリン体の多い素材(レバーなどの内臓肉・一部の魚)は控えめにして、水をしっかり飲める環境を用意してください。獣医師から療法食をすすめられることもあります

  • 尿酸塩の石ができやすい体質(全頭が該当)
  • 皮膚のアレルギー(アトピー)
  • 水分不足でおしっこが濃くなる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
尿酸塩結石(尿路結石症)
気づきのサインおしっこの通り道に石ができる病気。この犬種は全頭が尿に尿酸の出やすい体質(SLC2A9という遺伝子の変化が背景)で、尿酸塩の石ができやすいのです。おしっこに血が混じる、何度もトイレに行く、出すときに痛がる。まったく出ないときは通り道が詰まっているおそれがあるので、迷わず救急へ
先天性難聴
気づきのサイン生まれつき耳が聞こえない状態。全犬種のなかでいちばん多く、アメリカでは片耳・両耳あわせて最大3割ほどとされます。名前を呼んでも振り向かない、大きな音に反応しない、後ろから近づくとひどく驚く。BAERという検査でわかります(このサイトの疾患ページは未作成のため本文のみ記載)
アトピー性皮膚炎
気づきのサインアレルギーによる皮膚の炎症で、多く見られます。顔・わき・足先をかいたりなめたりする、皮膚が赤い。耳の炎症を一緒に起こすこともあります
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。中年以降に多く見られます。元気がなくなる、体重が増える、左右対称に毛が薄くなる。血液検査でわかります
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尿路結石症(尿酸塩結石)
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →

遺伝子検査で調べられるものHUU(高尿酸尿症=尿に尿酸が出やすい体質)の遺伝子検査(尿酸塩の結石に関わる・LUA系統かどうかを見分けられます)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

人懐こく社交的で、走る力とスタミナが並外れた犬。人に会うのが好きな子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・こまめなブラッシング・冬の寒さ対策に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 毎日たっぷり体を動かす時間
  • こまめなブラッシング
  • 冬の寒さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ4
活発さ5
吠えやすさ3
しつけやすさ3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ2
暑さへの強さ3
寒さへの強さ2
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走ること、長く動き続けること。もともと馬車と並んで走った犬です。息が上がる運動をたっぷりさせないと、退屈から困った行動につながります
お手入れ
カットは不要です。短毛ですが抜け毛はとても多く、一年じゅう抜け続けます。週に数回、ゴム製のブラシやミトンでこすって抜け毛を落としてください
トリミング
不要

解説

ダルメシアン

沿革

ルーツには諸説あってはっきりしませんが、14世紀以降の記録から、クロアチアのダルメシア海岸が生まれ故郷と考えられています。最初の正式な犬種標準は1882年にイギリスのヴェロ・ショーが作り、1890年に公式に認められました(JKC沿革より要約)。昔は馬車と並んで走り、荷と人を守る「コーチ・ドッグ」。馬について長い距離を走り続けるスタミナで知られた犬です。いまのダルメシアンがけた違いに運動を欲しがるのは、この仕事の名残です。

一般外貌

真っ白な地に、黒または茶(レバー)の斑が全身に散る大型犬。ひと目で見分けがつきます。毛は短くてかたく、密でつやがあります。斑の色によって、ブラック・スポットとレバー・スポットの2タイプに分かれます。生まれたばかりの子犬は真っ白。育つにつれて斑が浮かび上がってきます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「外向的且つ、友好的で、シャイでもなく、しり込みすることもなく、神経質でも攻撃的でもない」(出典: JKCダルメシアンページ 2026-07-14確認)。 人が好きで社交的。ただし馬車を追った犬らしく、必要な運動量とスタミナはずばぬけています。運動が足りないと、そのまま困った行動になって出てきます。

賢い一方で自分で考えて動くところがあり、しつけには根気が要ります。生まれつき耳の聞こえない子が一定の割合でいるので、音に頼らない合図——手の動きや床の振動——で教えられるようにしておいてください。体を動かすのが好きで、犬に時間を割ける人向き。初めての1頭にはハードルが高い犬種です。

ケアのポイント

この犬でいちばん気を配りたいのは、おしっこの石です。レバーなどプリン体の多い内臓肉は控え、いつでも水が飲めるように、そしてがまんせず排尿できるようにしておく。この食事と暮らしの管理が一生ついてまわります。

次に大事なのが運動量。毎日、息が上がるまで走らせる時間をとってください。

短毛ですが抜け毛はとても多く、かたい毛が服に刺さります。ゴム製のブラシを一年じゅう使いましょう。耳の聞こえない子には、音に頼らない合図で伝えること、そして驚かせない扱いを徹底してください。毛が短く寒さにはやや弱いので、冬の散歩は防寒を。

出典

4

  1. 01同伴犬、家庭犬等、様々な目的のために訓練できる
    出典サイト ↗
  2. 02ncbi.nlm.nih.gov
    出典サイト ↗
  3. 03dogwellnet.com
    出典サイト ↗
  4. 04bioguardlabs.com
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。