犬猫小町(準備中)
PLATE 3 · 3G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

テリア / 中型

ケリー・ブルー・テリア

Kerry Blue Terrier

FCINo.3グループ3G テリア原産アイルランド更新2026.07.14

穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです

体高 / JKC標準

44.5–49.5cm

020406080cm
体重
15–18kg
雄15-18 / 雌は体型に比例して軽い(JKC標準)
寿命の目安
12–15
個体差があります
運動量
60–90分/日
頭を使う遊び
被毛
やわらかく密な波打った毛の一層
(下毛がほとんどなく抜け毛は少なめ。伸び続けるので定期的なカットが必要です・広く知られている範囲の情報)

公認毛色 ブルー(ブラック・ポイントの有無を問わずブルーの色調)※生後18ヶ月以内はブラック・タンのシェード許容

この犬種の食事の要点

よく動く犬なので、その日の活動量に見合った量を与えてください。中型テリアらしく、体重は測る習慣を。毛穴に袋のようなできもの(毛包嚢胞)ができやすい犬種でもあるので、皮膚と毛を支える食事も話題になります

  • 活動量に合わない食事の量(多すぎ・少なすぎ)
  • 中型犬の体重管理
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。成長期の歩き方のぎこちなさ、立ち上がるのに時間がかかる、運動をいやがる。このあたりで気づきます
くわしく見る →
膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿がずれるトラブルです。スキップのような歩き方をする、後ろ足を一瞬ひょいと上げる
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白内障
気づきのサイン目の中のレンズが白くにごる病気。生まれつきの体質によるものと、年齢によるものがあります。瞳が白い、つまずく——ここで見つかることが多いです
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乾性角結膜炎(ドライアイ)
気づきのサイン涙が減って目の表面が乾く病気。目やにが増える、ねばっとした目やにが出る、白目が赤い。涙の量をはかる検査で分かります
くわしく見る →

このサイトに疾患ページはまだありませんが、この犬種でいちばんよく知られる遺伝の病気は、脳の神経細胞が早くに衰えていく病気(進行性神経細胞アビオトロフィー)です。生後4〜16週で始まり、体がふらつく、まっすぐ歩けない、頭が震えるといった形で進みます(deLahunta & Averill, JAVMA 1976, PMID 931776)。ほかに、まぶたが内側にめくれる状態(眼瞼内反)や、毛穴に袋のようなできものができやすいことも知られています。防ぐ手立ては繁殖で選ぶことだけで、診断は獣医師の領域です。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

賢く働き者だが気が強く、ほかの犬とはぶつかりやすい犬。猫や小動物を追いかけたくなる子が多く、散歩や遊びをよく楽しむ傾向があります。

暮らしの中では、サロンでの定期的なカット・毎日の運動の時間の確保・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

人やほかの動物に慎重なことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • サロンでの定期的なカット
  • 毎日の運動の時間の確保
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性1
人なつこさ3
活発さ4
吠えやすさ3
しつけやすさ4
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ1
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ3
サロン依存度4
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
走る、追いかける、泳ぐ。もともと水に入って猟をした犬なので、泳ぎも得意です。頭を使う仕事も好きで、体を動かしたい気持ちがとても強い犬種です
お手入れ
抜け毛は少ないのですが、毛が伸び続けるので定期的なカットが前提です。週に数回ブラッシングして毛玉を防いでください
トリミング
必須(4〜6週ごとにバリカンやハサミでカット。プードル並みに回数が要ります)

解説

ケリー・ブルー・テリア

沿革

アイルランド生まれの中型の働くテリアで、何百年も前から現地にいたとされます。水にもぐってカワウソを捕り、地面の穴でアナグマや害獣を追い、家を守り、家畜の世話まで手伝う。何でもこなす犬でした。1913年にショーに出て、1920年にダブリン・ブルー・テリア・クラブが設立され、1928年までには世界に知られる働き者の伴侶犬になります(JKC沿革より要約)。アイルランドを代表する犬です。

一般外貌

すらっと引き締まって、体のつりあいがよく、筋肉のついた中型犬。ひと目でテリアと分かる姿です(JKC標準)。看板はやわらかく密な波打った毛。子犬は真っ黒で生まれ、育つにつれて(生後18か月ごろまでに)この犬種ならではのブルーグレーへと色が抜けていきます。表情は鋭く、まわりをよく見ています。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「全体的にテリア・キャラクターを備えており、最も重要である表情については鋭敏で、注意深い表情であること」(出典: JKCケリー・ブルー・テリアページ 2026-07-14確認)。

賢くて何でもこなし、教えられることを喜びます。その一方で自己主張が強く、同じ性別の犬やほかの犬とはぶつかりやすい犬種です。

人にはとても忠実。ただ、ぶれない態度で接すること、たっぷり運動させること、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らすこと。この3つが要ります。初めての1頭にはハードルが高めです。

水にもぐって猟をした血が残っていて、泳ぐことと追いかける遊びが大好き。小動物を追う本能も強いので、そこは目を離さないでください。

ケアのポイント

いちばん手がかかるのは毛の手入れです。やわらかい波打った毛は伸び続けるので、4〜6週ごとのカットが前提。抜け毛自体は少ないぶん、週に数回ブラッシングして毛玉を防いでください。

ほかの犬とはぶつかりやすい犬種です。散歩中も、病院の待合でも、サロンでも、犬同士の距離を取ることを徹底しましょう。

運動と頭を使う遊びを毎日の日課に。ありあまるエネルギーの行き場をつくってあげてください。

出典

3

  1. 01深い水の中でカワウソを捕らえる…地中でアナグマを捕らえたり、害獣を捕らえる…番犬としても相応しく、忠実な伴侶犬
    出典サイト ↗
  2. 02deLahunta A, Averill DR Jr. Hereditary c…
    PubMed (PMID 931776) ↗
  3. 03好発疾患(股関節形成不全・膝蓋骨脱臼・白内障・ドライアイ・毛包嚢胞)は犬種健康ガ…

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。