犬猫小町(準備中)
PLATE 54 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 超大型

クーバース

Kuvasz

FCINo.54グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産ハンガリー更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

66–76cm

020406080cm
体重
37–62kg
雄48-62 / 雌37-50(JKC標準)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
60–120分/日
広い運動空間
被毛
二層構造
(ダブルコート)の中〜長毛で、ゆるくウェーブしています。びっしり生えていて、雨や寒さから体を守ります

公認毛色 ホワイト(アイボリー許容)

この犬種の食事の要点

大きくなりきるまでに時間のかかる犬です。子犬のうちに食べさせすぎて急に大きくすると、骨や関節を痛めます。

大型犬用の子犬フードを選んでください。胸が深い体型なので、1日分は2〜3回に分けて与え、食べたあとはしばらく静かに過ごさせましょう。胃がねじれると命に関わります

  • まとめ食い・食後の運動→胃がねじれる
  • 子犬期の食べすぎ→骨や関節のトラブル
  • 太りすぎて関節に負担がかかる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胃が大きくふくらんでねじれてしまう、命に関わる緊急のトラブル。胸の深い超大型犬ではとくに起こりやすいとされます。おなかがぱんぱんに張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない、よだれが止まらない——迷わず救急へ
くわしく見る →
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。大型・超大型犬にはとても多く見られます。育ちざかりに歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのに時間がかかる——このあたりが最初のサインです
くわしく見る →
肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちに前足を引きずる、運動のあとに痛がる。こんなところから見つかります
くわしく見る →
甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気で、中年以降に報告が増えます。皮膚が乾く、毛が抜ける、体重が増える、元気がなくなる、性格が変わったように見える。こうした変化が手がかりになります
くわしく見る →

上の表は「この犬種に多いと知られている」傾向であって、診断そのものではありません。KBに項目はありませんが、大型犬全般で名前の挙がる関節のトラブル(関節の軟骨がはがれる離断性骨軟骨症=OCDなど)も頭に入れておいてください。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

信じた相手を守り抜く、勇敢で自分で考える番犬。知らない人にはとても慎重になる子が多く、気づいたことを声で知らせようとする傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・こまめなブラッシング・夏の暑さ対策に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • こまめなブラッシング
  • 夏の暑さ対策

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性3
人なつこさ1
活発さ3
吠えやすさ4
しつけやすさ2
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ4
太りやすさ2
暑さへの強さ2
寒さへの強さ5
サロン依存度2
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
見回りと番、そして長めの散歩。動きは軽やかですが、短距離を全力で走るより、広い場所を自由に歩き回るほうが合っています
お手入れ
ブラッシングは週に数回、毛の生えかわる時期は毎日。白い毛がびっしり生えているので、抜け毛の量はそれなりに覚悟してください。カットは不要です
トリミング
不要

解説

クーバース

沿革

ハンガリーに古くからいる、家畜を守るための犬です。マジャール人とともにカルパチア盆地へ入ってきました。羊などの群れを肉食獣や泥棒から守る番犬として使われ、15世紀のマーチャーシュ・コルビナス王の時代には猟犬としても好まれました(JKC沿革より要約・2026-07-14確認)。ハンガリーの牧畜文化を象徴する大型の番犬で、見た目のよく似たマレンマ・シープドッグやピレニアン・マウンテン・ドッグと同じ、家畜を守る犬のグループに入ります。

一般外貌

力強い大型犬——実際には超大型の部類です。白いウェーブした毛がびっしり生えています。気品と力強さが同居した、バランスのよい体つき。横から見るとほぼ正方形に見えます。いくら働いても疲れない、その体力がそのまま姿に出ています(JKC標準)。鼻・目のふち・くちびるは黒。肉球は黒か、青みがかったグレーです。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「勇敢で恐れを知らない。クーバースを信頼した者やその財産を、命を引き換えにしてでも護る。自信に満ち、ひどい扱いを受けると攻撃的になることもある。忠実で、頼りになり、主人や自分の周りの環境を愛する」(出典: JKCクーバースページ 2026-07-14確認)。 家族には深く尽くします。そのぶん、知らない人や侵入してくる相手にはとても強く警戒します。番犬そのものの気質です。

自分で判断して動く犬なので、「言われたとおりに動く」練習はなかなか入りません。ぶれない接し方と、子犬のうちからの十分な社会化。この2つが要ります。大きくて気の強い番犬ですから、犬を飼い慣れた人向き。初めての1頭にはすすめられません。

ケアのポイント

まず胃のねじれを避けること。1日分を分けて与える、食べたあとはしばらく静かに過ごさせる、早食いをさせない。この3つを徹底してください。

次に子犬のころの体重と栄養です。急に大きくしないこと。ここが一生の骨と関節を左右します。

白い毛はびっしり生えていて、ブラッシングは週に数回。毛の生えかわる時期は毎日かけましょう。カットは要りません。

番犬の気質が強い犬です。子犬のうちから計画的に社会化を進め、動物病院やサロンでもこわがらせない対応を重ねること。それが数年後の扱いやすさを決めます。

出典

2

  1. 01人間や家、財産、その他の貴重品の番犬およびガード・ドッグ。猟犬としても使われている
    出典サイト ↗
  2. 02petmd.com
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。