犬猫小町(準備中)
PLATE 61 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 超大型

セント・バーナード

Saint Bernard

FCINo.61グループ2G 使役犬原産スイス更新2026.07.14別名セント・バーナード / Bernhardiner(独名)。ショートヘアード(スムース)とロングヘアードの2バラエティ

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

65–90cm

020406080100cm
体重
54–82kg
雄約64-82 / 雌約54-64(一般値・犬種標準に体重の決まりはありません)
寿命の目安
8–10
個体差があります
運動量
30分/日
程度/日目安・高温回避
被毛
二層の毛で、短毛のショートヘアードと長毛のロングヘアードの2タイプ。どちらも下に密な毛(アンダーコート)があります

公認毛色 ホワイト地に赤みがかったブラウンの斑(背・ひばらにブランケット状)・赤みがかったブラウンのブリンドル

この犬種の食事の要点

あまり動かないのによく食べるので、いちばんの課題は太らせないことです。子犬のころに食べさせすぎたり、カルシウムを摂りすぎたりすると、育ちきっていない骨と関節に負担がかかります。

胸が深い体型なので、1日分を数回に分けて与え、早食いをさせず、食後はしばらく静かに過ごさせてください。胃がねじれると命に関わります。よだれの量が多い犬なので、水をきちんと飲めているかも見ておきましょう

  • 太りすぎ(動かないのによく食べる)
  • 胃がねじれる(胸が深い超大型犬のため)
  • 子犬期の食べすぎ(骨と関節のトラブル)
  • 体が重く関節に負担
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転症候群
気づきのサイン胃が大きくふくらんでねじれる、命に関わるトラブル。胸が深い超大型犬でとくに起こりやすい病気です(疾患ページでも、多く見られる犬種として挙げられています)。おなかが急にぱんぱんに張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない——迷わず救急へ
くわしく見る →
すぐに動物病院へ
熱中症
気づきのサイン毛が厚く体も大きく、暑さにめっぽう弱い犬です。夏はとくに危険。ハアハアが激しい、ぐったりしている——迷わず救急へ
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。大型犬にはとても多く見られます。育ちざかりに歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がりにくそう。このあたりで気づかれます
くわしく見る →
肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足をかばって歩いたり、運動のあとに痛がったりします
くわしく見る →
第三眼瞼腺脱出(チェリーアイ)
気づきのサイン目頭にある涙をつくる組織が飛び出して、赤いふくらみになる状態。この犬種は下まぶたがゆるんで外向きにめくれやすく(眼瞼外反)、それを伴うことがよくあります。涙や目やにも増えます。下まぶたのめくれ自体も多く見られます
くわしく見る →
拡張型心筋症(DCM)
気づきのサイン心臓の筋肉が薄く伸びて、うまく血を送り出せなくなる病気。超大型犬に多く見られます(このサイトの疾患ページは未作成)。すぐ疲れる、失神する、咳が出る、呼吸が速い
成長期の骨軟骨症・肥大性骨異栄養症(HOD)
気づきのサイン体が急に大きくなる時期に、骨と軟骨がうまく育たなくなるトラブル。足を引きずる、関節のまわりが腫れる、痛がる。食べさせすぎが引き金になります(このサイトの疾患ページは未作成)
骨肉腫
気づきのサイン骨にできる悪性のはれもの(がん)。超大型犬で報告の多い病気です(このサイトの疾患ページは未作成)。足を引きずるのが治まらない、足がはれる。早めに調べてもらってください

以下は「多く見られる」という傾向であって、決めつけではありません。気になるサインがあれば早めに受診してください。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

人なつっこく穏やか、暑さに弱くよだれの多い大きな犬。家族にべったり甘えたがる子が多く、家の中でのんびり過ごすのが好きな傾向があります。

暮らしの中では、夏の室温と散歩時間の管理・毛が生え替わる季節のほぼ毎日のブラッシング・食事の量と体型のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

住まいに広さと音の条件がつくことと超大型犬ならではの力の強さから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 夏の室温と散歩時間の管理
  • 毛が生え替わる季節のほぼ毎日のブラッシング
  • 食事の量と体型のこまめな確認

気質

甘えん坊度5
子どもとの相性4
犬同士の相性3
ほかの動物との相性3
人なつこさ3
活発さ2
吠えやすさ2
しつけやすさ3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ5
太りやすさ4
暑さへの強さ1
寒さへの強さ5
サロン依存度3
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性3
運動量の目安2
運動のタイプ
短めの、のんびりした散歩が中心。あまり動きたがらない犬ですが、太らせないために毎日の運動は欠かせません。暑い時間帯は避けてください
お手入れ
ブラッシングは短毛なら週1回、長毛は週に数回。もつれを防げます。日々のお手入れは、垂れた唇からこぼれるよだれを拭くこと、そして垂れ耳とまぶたを見ることです
トリミング
不要(長毛の子もカットより、ブラッシングが中心です)

解説

セント・バーナード

沿革

11世紀、スイスのグラン・サン・ベルナール峠(標高2,469m)に、旅人や巡礼者のための修道院が建てられました。17世紀の半ばからは、護衛・道案内・人命救助のために大きな山岳犬が飼われるようになります。雪の中の救助犬として名をあげ、1887年6月2日、バーゼルの国際会議でスイス原産の犬種として公式に認められました。以来スイスの国犬です(JKC沿革ほかより要約)。首に樽を下げた救助犬の姿で、世界じゅうに知られています。

一般外貌

JKC標準:「サイズは際立って大きく、印象的な一般外貌。バランスが取れ、がっしりしており、筋肉質で、頭部は印象的で、注意深い表情をしています」(出典: JKCセント・バーナードページ 2026-07-14確認)。体高は雄70〜90cm、雌65〜80cmの超大型犬。毛は短いショートヘアードと、長いロングヘアードの2タイプです。毛色は白地に赤みがかった茶の斑が入り、背中とわき腹には毛布をかけたような大きな斑が広がります。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「生まれつき人なつっこく、気性はおだやかなものから快活なものもおり、用心深い」(出典: JKCセント・バーナードページ 2026-07-14確認)。 穏やかで人なつっこく、家族を深く愛する犬です。ただ、その体には見た目どおりの力があります。小さな子どもと過ごすときは、大人が必ずそばにいてください。

運動量はさほど要らないのに太りやすく、暑さには極端に弱い。よだれの量、抜け毛の量、かかるお金、そして寿命が短めであること。これらを承知したうえで迎える犬です。初めての1頭には向きません。

ケアのポイント

この犬でいちばん気を配りたいのは、体重と暑さです。動かないのによく食べるので太ります。夏は空調を効かせ、散歩は涼しい時間に。

毎日のお手入れは、垂れた唇からこぼれるよだれを拭くこと。下まぶたがゆるみやすいので目のケア、そして垂れ耳のチェックも忘れずに。長毛の子は、もつれを防ぐため週に数回ブラッシングを。

子犬のうちは、フードの量と運動の量をどちらも抑えめに。育ちきっていない骨と関節を守れます。

出典

2

  1. 01ホワイトに様々な大きさの赤みがかったブラウンの斑があり、背やひばらには途切れない赤みがかったブラウンのブランケット。赤みがかったブラウンにブリンドルも許容
    出典サイト ↗
  2. 02royalcanin.com
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。