犬猫小町(準備中)
PLATE 269 · 10G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

視覚ハウンド / 大型

サルーキ

Saluki

FCINo.269グループ10G 視覚ハウンド原産中東(FCI後援・特定国なし)更新2026.07.14別名ペルシャン・グレーハウンド(旧称) / ガゼル・ハウンド

目のよさと走る速さで獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

58–71cm

020406080cm
体重
18–29kg
約18-29(一般値。雌はもっと軽い。スタンダードに体重の決まりなし)
寿命の目安
12–14
個体差があります
運動量
60–90分/日
全力疾走できる安全な場所
被毛
一層だけの短い毛で、絹のようになめらか
飾り毛のないスムース系と、耳・しっぽ・脚に飾り毛が伸びるフェザード系の2タイプがあります

公認毛色 すべての毛色・毛色の組み合わせを許容(ブリンドルは好ましくない。JKC標準)

この犬種の食事の要点

この犬はもともと細身で、あばらがうっすら見えるくらいが標準です。太らせる必要はありません。

「痩せすぎでは」と思って与えすぎないでください。量はその日の運動量に合わせます。胸が深い犬種なので、食後すぐの激しい運動は避け、1日の量を分けてあげると安心です

  • 胃がふくらんでねじれる胃捻転(胸が深いため)
  • 細身が標準なのに痩せていると思って与えすぎる
  • 食欲にムラが出やすい子がいる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれるトラブル。胸が深く幅の狭いこの犬種では起こりえます。食後におなかが張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわする——迷わず救急へ
心臓の病気(拡張型心筋症・不整脈)
気づきのサインサイトハウンドでは、心臓の病気が死因の上位に入るとされます。運動をいやがる、失神する、咳が出る、呼吸の様子が変わる。こうしたときは早めに動物病院へ(拡張型心筋症=DCMはこのサイトの疾患ページは未作成)
甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺の働きが落ちる病気です。元気がない、体重が増える、毛のつやが落ちる、皮膚が荒れる。ただしサイトハウンドは健康でも甲状腺の数値が低めに出る体質なので、検査結果はこの犬種のものとして読む必要があります
くわしく見る →
がん(血管肉腫・リンパ腫など)
気づきのサイン中高齢では、はれもの(腫瘍)が死因になる例が知られています。体の表面のしこり、急に元気がなくなる、貧血のサイン。ここは見のがさないでください
麻酔の効きやすさ
気づきのサインこれは病気ではなく体質です。体に脂肪が少ないぶん麻酔や鎮静が強く出やすく、体温も下がりやすくなります(→ anesthesia_notes)
日光皮膚炎
気づきのサイン毛の薄いところ(鼻すじ・耳)が、強い日差しで炎症を起こすことがあります
胃拡張・胃捻転症候群
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
くわしく見る →

目で獲物を追う犬(サイトハウンド)に共通する特徴と、サルーキで知られている傾向をまとめます。どれも「そうなる」と決まった話ではありません。気になるサインがあれば受診してください。 毛の手入れは短毛でらくです。フェザード系だけは、耳としっぽの飾り毛のからみを週に数回ほぐしてあげてください。 この犬でいちばん大事なのは、安全に走れる場所を用意することです。囲われた場所で思いきり走らせるか、確実なリードで。ぱっと走りたい気持ちを満たしてやってください。 痩せて見えるのがこの犬種の標準です。体型を見るときは、そこを踏まえて。与えすぎないように。 寒さに弱く、皮膚も薄い犬です。冬場と手術のあとは、温かくしてあげましょう。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

静かで気品があり、走り出したら止まらない足の速い犬。自分で判断して動きたがる子が多く、べたべた甘えるより自分の距離感を大切にする傾向があります。

暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・冬の寒さ対策・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日の運動の時間の確保
  • 冬の寒さ対策
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度3
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性1
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ2
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ1
暑さへの強さ4
寒さへの強さ2
サロン依存度1
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
走ること。それも短い距離を全速力で駆けて追うタイプで、長く走り続ける犬ではありません。動くものを追いたい気持ちが強いので、囲われた場所かリードが必ず要ります
お手入れ
短毛なので日々の手入れはかんたんです。ブラッシングは週1回で足ります。フェザード系は耳としっぽの飾り毛がからみやすいので、そこは定期的に梳かしてあげてください
トリミング
不要

解説

サルーキ

沿革

JKC沿革:「サルーキはタイプに幅があり、そのバリエーションはこの犬種にとっては好ましく、典型的なものである。バリエーションが生まれた理由は、サルーキがアラブの伝統の中で中東という広大な地域で何千年にも渡りハウンドとして狩猟に用いられたからである。元来、各々の種族はその地域の特別の獲物の狩猟に最も適したサルーキを所有していた」(出典: JKCサルーキページ 2026-07-14確認)。世界でもっとも古い犬種のひとつとされます。砂漠で、ガゼルやウサギを目で見つけて足の速さで追う。そういう猟犬として育ってきました。FCIは特定の原産国を定めず、中東を原産としてFCI自身が後援国になっています。

一般外貌

JKC標準:「この犬種の全体の外貌は、優雅さと、均衡のとれた印象を与え、際立ったスピード感と耐久性が、力強さや活発さと共に見られる」(出典: JKCサルーキページ)。細く長い四肢、深い胸、きゅっと引き上がったおなか。目で獲物を追う犬(サイトハウンド)の典型的な体つきです。

毛はなめらかな短毛。耳・しっぽ・脚に飾り毛(フェザリング)が伸びるフェザード系と、飾り毛のないスムース系の2タイプがあります。耳は長い垂れ耳です。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「他人に対しては控えめだが、神経質でも、攻撃的でもない。威厳があり、理解力と自立心がある」(出典: JKCサルーキページ 2026-07-14確認)。 家族とは静かに、深く結びつきます。よその人とは距離を置く犬です。

自分で判断して動く気質が強く、「言われたらすぐ従う」タイプではありません。しつけには根気が要ります。叱って教えようとすると逆効果になりやすいので、ごほうびで伸ばしてください。

家の中では驚くほど穏やかで、運動のあとはよく寝ています。ところが視界に動くものが入ると、全力で追いかけます。これは生まれ持ったもの。リードを外せば逃げ、道路へ飛び出す危険もあります。囲われた安全な場所と、確実なリードさばきが前提の犬です。猫や小動物といっしょに暮らすなら、獲物を追う本能をどう管理するかを考えてください。

出典

1

  1. 01平均58〜71cm・牝は比較的小さい
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。