犬猫小町(準備中)
PLATE 188 · 10G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

視覚ハウンド / 大型

スルーギ

Sloughi

FCINo.188グループ10G 視覚ハウンド原産モロッコ更新2026.07.14別名アラビアン・グレーハウンド

目のよさと走る速さで獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

61–72cm

020406080cm
体重
16–28kg
一般値 約16-28kg(雌はより軽い。スタンダードに体重規定なし)
寿命の目安
12–15
個体差があります
運動量
60–90分/日
全力疾走できる安全な場所
被毛
一層だけの短い毛
(細くてなめらか。短毛のタイプ1種類だけです)

公認毛色 明るいサンド〜レッド・サンド(フォーン)の各色調・ブラック・マスク(あり/なし)・ブラック・マントル(あり/なし)・ブラック・ブリンドル(あり/なし)・ブラック・オーバーレイ(あり/なし)

この犬種の食事の要点

この犬種は、痩せて見えるくらいが標準の体型です。無理に太らせる必要はありません。

運動量に見合った量を与えてください。胸が深い体型なので、食後すぐのはげしい運動は避け、1日分を複数回に分けると安心です

  • 胸が深い体型+食後の運動→胃がねじれる(広く知られている範囲の情報)
  • 痩せて見えるのが標準なのに、心配して与えすぎ
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胸が深くて狭い体型なので起こりうるトラブル。食後におなかが張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない。迷わず救急へ
進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサイン目の奥(網膜)が少しずつ衰えていく、この犬種の代表的な遺伝の病気です。暗いところで見えづらくなるところから始まります。スルーギ特有のタイプの遺伝子検査が用意されています(広く知られている範囲の情報)
くわしく見る →
麻酔感受性
気づきのサイン病気ではなく体質の話です。体脂肪が少ないぶん麻酔や鎮静が強く出やすく、体温も下がりやすいとされます(→ anesthesia_notes)
検査の数値の読み方
気づきのサイン健康な子でも、赤血球や血の濃さが高く、甲状腺の数値は低めに出ます。サイトハウンドならではの特徴なので、検査結果はこの犬種を前提に読んでもらってください

スルーギは、生まれつきの病気が少ない丈夫な犬種として知られています。以下は知られている傾向と、サイトハウンド共通の体質です(断定ではありません)。

遺伝子検査で調べられるもの目の奥が少しずつ衰える病気(進行性網膜萎縮/PRA)の遺伝子検査。スルーギ特有のタイプで、検査機関で受けられます(広く知られている範囲の情報)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

飼い主にはよくなつく、走ることが大好きな細身の猟犬。自分で判断して動きたがる子が多く、べたべた甘えるより自分の距離感を大切にする傾向があります。

暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・冬の寒さ対策・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日の運動の時間の確保
  • 冬の寒さ対策
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度3
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性1
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ2
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ1
暑さへの強さ4
寒さへの強さ2
サロン依存度1
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
短い距離を全力で走るのが本来の姿です。追いかけたい気持ちが強い犬なので、囲いのある場所か、リードを離さない散歩が前提になります
お手入れ
毛が短く、お手入れはほとんどいりません。週1回、ラバーブラシでなでる程度。ただし皮膚が薄くて傷つきやすいので、毛と皮膚は毎日見てあげてください
トリミング
不要

解説

スルーギ

沿革

JKC沿革:「スルーギは北アフリカで何世紀にもわたり生息してきた。今日ではスルーギの大半はモロッコに生息しており、モロッコがスタンダードの責任を負っている。ショートヘアードの1バラエティーのみが存在している」(出典: JKCスルーギページ 2026-07-14確認)。

北アフリカ(マグレブ地方)の砂漠・半砂漠で、目で獲物を追って狩りをしてきた古い猟犬です。原産国はモロッコ。別名をアラビアン・グレーハウンドといいます。

一般外貌

JKC標準:「その振る舞い、組織の繊細さ、脂肪の少ない筋肉により、たいへん細身でエレガントな体躯構成の犬に特有の一般外貌となっている」(出典: JKCスルーギページ)。

サルーキよりやや骨太で、線が直線的な印象です。深い胸としぼられたおなかを持つ、細身のサイトハウンド(目で獲物を追う猟犬)。毛は短く細い一種類だけで、飾り毛はありません。毛色は明るい砂色からフォーン系。顔に黒いマスクが入る子、背中に黒いマントのような色が乗る子もいます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「高貴で、すました印象を与えるが、主人にはとてもよくなつき、必要な場合には主人を防衛する。狩猟犬としての本能を持ち、狩猟を長時間継続して行うことができるが、家の中でくつろぐことも好む」(出典: JKCスルーギページ 2026-07-14確認)。

飼い主との結びつきがとても強く、そのぶん他人には控えめです。必要とあれば飼い主を守ろうとする、番犬の面も持っています。

気持ちの細やかな犬なので、強く叱ったり力で従わせたりすると萎縮します。おだやかに、基準をぶらさず、ほめて教えていきましょう。

家の中では落ち着いています。ただ、追いかけたい気持ちはとても強い犬。猫や小動物との同居、散歩中の飛び出しには注意してください。

ケアのポイント

毛が短いので、手入れはほとんど要りません。週1回ラバーブラシをかける程度で足ります。

気をつけたいのは皮膚のほうです。薄くて傷つきやすく、やぶや粗い地面で擦り傷を作ります。散歩のあとに体を見てあげてください。

運動は、安全に囲われた場所で全力疾走させるか、確実にリードを持って。走りたい気持ちを満たしてやることが暮らしの中心になります。

体型は、痩せて見えるくらいが標準。心配して食べさせすぎないでください。寒さには弱いので、冬と手術のあとの保温も忘れずに。

出典

1

  1. 01明るいサンドからレッド・サンド(フォーン)までさまざま。ブラック・マスク/マントル/ブリンドル/オーバーレイはある場合もない場合もある
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。