TBHQTBHQ
合成酸化防止剤。避けることが推奨されがちです。
分類: 保存料・酸化防止剤 最終更新: 2026-06-28
犬・猫での見方
犬
条件つき・注意
合成酸化防止剤で、規制上は油脂分に対し0.02%(200mg/kg)が使用上限とされこの範囲内では各規制機関が安全と評価。天然系酸化防止剤を好む層には敬遠される傾向がある。
猫
条件つき・注意
猫でも同様に油脂分0.02%の使用上限が適用される。規制範囲内での安全評価はあるが合成添加物を避けたいニーズでは注意材料となる。
期待される役割
油脂の酸化を防ぎ品質を保つために添加される合成酸化防止剤(BHA/BHTと同系統)。
注意したい点
規制上の使用上限(油脂分0.02%/200mg/kg)が定められており上限を超える使用は認められていない。合成添加物を避けたい場合は確認対象となる。
詳しい解説
TBHQは、BHA・BHTと同じ系統の合成の酸化防止剤です。油の酸化を防ぐために使われます。
使用の上限
| 米国FDA | 油脂分に対し 0.02%(200mg/kg)を上限と定めている(21 CFR 172.185) |
| JECFA・EFSA | 1日あたりの許容摂取量(ADI)を 0.7 mg/kg体重 と設定 |
使用量に明確な上限が定められている物質で、規制の枠内で使われている限り基準は満たしています。
天然由来のものを選びたい場合は、[[mixed-tocopherols|ミックストコフェロール]]や [[rosemary-extract|ローズマリー抽出物]]を使った製品という選択肢があります。
表示での見え方
「酸化防止剤(TBHQ)」と書かれます。
根拠(3件)
公的基準・規制
米国FDAの食品添加物規則(21 CFR 172.185)ではTBHQの使用は油脂分に対し0.02%(200mg/kg)を上限とすると定められている。
US FDA 21 CFR §172.185
公的基準・規制
JECFA(FAO/WHO)はTBHQに対し許容一日摂取量(ADI)0–0.7 mg/kg体重を設定している。
JECFA WHO Food Additives Series 42 (tert-Butylhydroquinone)
公的基準・規制
EFSAはE319(TBHQ)について再評価を行い規制範囲内での使用について安全性評価を公表している(ADI 0.7 mg/kg体重)。
EFSA ANS Panel, EFSA Journal 2016;14(11):4363DOI 10.2903/j.efsa.2016.4363
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。