犬猫小町(準備中)
PLATE · TICA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はTICA公式の猫種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

短毛 / 中くらい〜大きめ

ベンガル

Bengal

登録団体TICA公認(1986年新種認定・1991年チャンピオンシップ取得。CFAはチャンピオンシップ非公認)原産アメリカ(1963年〜・イエネコ×アジアンレパードキャット Prionailurus bengalensis の交配で成立。Jean S. Mill が確立)更新2026.07.14体つき中くらい〜大きめ。筋肉質でがっしりした、運動選手のような体つき
体重
3–7kg
約3-7(TICAの規定では6-15ポンド=約2.7-6.8kg。オスのほうが大きい)
寿命の目安
12–16
個体差があります
活発さ
5/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
短くて密
毛皮を思わせる質感で、絹のような手ざわり。毛先がきらきら光る「グリッター」の遺伝子を持つ子もいます

毛色 ブラウン(黒)タビー・シルバー・スノー・ロゼット/スポット/マーブル模様

この猫種の食事の要点

よく動く猫で、必要なカロリーも大きめ。肉や魚のたんぱく質を中心にしたフードが向きます。あまり動かない子や、去勢・避妊のあとは体重とおしっこの通り道に気をつけてください

  • 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
  • 量が足りず痩せる(よく動くため)
  • 体重管理(去勢や避妊のあと・室内暮らし)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

肥大型心筋症(HCM)
気づきのサイン心臓の壁が厚くなる病気で、この品種に多く見られます(統計上の関連がわかっている段階です)。休んでいるのに呼吸が速い・浅い、口を開けて息をする、後ろ足が急に動かなくなる。初めのうちは何の症状も出ません
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進行性網膜萎縮(PRA-b)
気づきのサイン目の奥の膜が少しずつはたらかなくなる病気。この品種に特有の型があり、両親からひとつずつ受け継いだ子で発症します。遺伝子検査を受ければ、症状が出る前にわかります。暗い所でぶつかる、段差を踏み外す、黒目が開いたまま——このあたりが手がかり
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ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK欠損)
気づきのサイン赤血球が壊れやすくなって貧血を起こす病気(この事典に個別ページはありません)。遺伝子検査があります。元気がなくなる、歯ぐきや舌の色が白っぽい、調子のいい時期と悪い時期をくり返す
遠位性多発ニューロパチー
気づきのサインベンガルで報告のある神経の病気(この事典に個別ページはありません)。足がふらつく、力が入らない、歩き方がおかしい。自然に良くなる子もいれば、くり返す子もいます
尿路結石症・FLUTD
気づきのサインおしっこの通り道のトラブル(猫の下部尿路の病気)。血が混じる、トイレに何度も行く、トイレ以外で粗相をする。オスは出口が詰まることがあるので油断しないでください
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歯周病
気づきのサイン歯の汚れがたまり、歯ぐきが炎症を起こします。口のにおい、歯ぐきの赤み、硬いものを嫌がるそぶり。この3つが目印です
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遺伝子検査で調べられるものPRA-b(ベンガル型進行性網膜萎縮・常染色体劣性)/PK-def(ピルビン酸キナーゼ欠損症)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

よく登りよく動く、頭も体も使って遊びたい活発な猫。ほかの猫とは距離を取りたがる子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、上下に動ける遊び場づくり・歯みがきを習慣にすること・水を飲める場所を増やす工夫に手をかける時間が長くなります。

毎日たくさん遊ぶ時間が要ることとほかの猫との同居に向かないことから、初めて猫を迎える人には難易度が高めとされる猫種です。迎える前に、かかりつけになる動物病院を決めておくと安心です。

  • 上下に動ける遊び場づくり
  • 歯みがきを習慣にすること
  • 水を飲める場所を増やす工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
猫同士の相性3
ほかの動物との相性4
人なつこさ3
活発さ5
よく鳴くか3
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ2
デンタルケア優先度3
お手入れ
週1回ほどのブラッシングで足ります(毛が短く、抜け毛も少なめ)。ゴム製のブラシを使うとつやが出ます
毛玉のケア
毛が短いので、毛玉の手入れはほとんど要りません
室内で飼うこと
家の中だけで飼ってください。運動能力がとても高く、脱走や高い所からの落下が起きやすい猫です。野生っぽい見た目から盗難にもあいやすく、地域によっては野生種に近い世代の飼育に決まりがあります
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。よく動く猫でも同じ。ウェットフードを混ぜ、水飲み場を家の何か所かに置いて、飲む量を確保してください

解説

ベンガル

沿革

1963年、Jean S. Mill が、家庭で飼われる猫と野生のベンガルヤマネコ(Prionailurus bengalensis)をかけ合わせたのが出発点。1980年代前半に、いまの姿のベンガルができあがりました。猫の登録団体TICAは1986年に新しい品種として認め、1991年にはショーで競える資格(チャンピオンシップ)を与えています。

野生ネコのような見た目と、家庭の猫らしい穏やかさ。その両方を持たせようとして作られた、比較的新しい品種です。もうひとつの団体CFAはショーの資格を認めていないため、血統についての情報はTICAのものが正になります。

外貌と被毛

中くらい〜大きめで筋肉質。がっしりして、運動選手のような体つきです(TICAの規定では6-15ポンド=約2.7-6.8kg)。

いちばんの見どころは模様。野生ネコを思わせる花びら状の斑(ロゼット)や、渦を巻いたマーブル模様が出ます。家庭で飼われる猫でロゼットを持つのは、この品種だけとされます。毛は短くて密。毛皮のような質感で、絹のような手ざわりです。「グリッター」という遺伝子を持つ子は、毛先がきらきら光ります。

毛色でいちばん人気があるのはブラウン(黒)タビー。ほかにシルバー、そしてクリーム〜アイボリーの体に青やアクアの目が入るスノーがあります。

性格と暮らし

とにかくよく動きます。運動能力が高く、高い所へ登り、家じゅうを探検し、頭と体の両方を使う遊びを好みます。賢くて好奇心が強い猫。キャットホイールや知恵を使うおもちゃ、人と向き合って遊ぶ時間で、その欲を満たしてやってください。

人にはよく懐き、愛情も深い。ただし、ひざの上でじっとしている猫ではありません。動き続けるタイプです。鳴き方は子によってかなり違い、よく喋る子もいれば静かな子もいます。

運動したい気持ちがとても強いので、静かな猫を求める人、猫を飼うのが初めての人には荷が重いかもしれません。

ケアのポイント

毛が短く抜け毛も少ないので、ブラッシングは週1回ほどで足ります。

手をかけたいのは運動のほう。上下に動ける棚やキャットタワー、キャットホイール、知恵を使うおもちゃ。体力を出しきれる場所を用意してください。

水を飲む量が落ちやすい猫です。水飲み場を増やし、ウェットフードを混ぜて、おしっこの通り道を守ります。子猫を迎えるときは、目の病気(PRA-b)とピルビン酸キナーゼ欠損の遺伝子検査をしているブリーダーか——ここが見分けどころです。

出典

1

  1. 01tica.org
    出典サイト ↗

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。