犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
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長毛 / 体は長めでがっしり

バーマン

Birman

登録団体CFA公認(1967年登録)・TICA公認(1979年チャンピオン)原産ビルマ(ミャンマー)起源の伝説を持ち、1919年ごろフランスへ渡って成立。第二次大戦でほぼ絶滅し戦後は1繁殖ペアから再興。米国へは1959年更新2026.07.14別名聖なるビルマ猫(Sacred Cat of Burma)体つき体は長めでがっしり(中〜大型・骨太。「エロンゲイテッド&ストッキー、スベルトでもコビーでもない」)
体重
3–7kg
約3-7(雄4-7・雌3-5。国内の二次情報。CFA/TICAは「substantial boning and good body weight」と記すのみで、体重の決まりはありません)
寿命の目安
12–14
個体差があります
活発さ
2/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
シルクのような長い毛。首まわりの毛がふさふさと豊かで
(ラフ)、おなかの毛はやや巻いています。下毛(アンダーコート)がないので、毛が絡んで玉になりにくいのが特徴

毛色 ポインテッド(シール/ブルー/チョコレート/ライラック/レッド/クリーム+各タビー)・ゴールデンのボディ・四肢の先の白い「グローブ」と後肢の「レース」が必須の識別特徴・目はサファイアブルー

この猫種の食事の要点

中〜大型の猫です。飲み込む毛への配慮、体重の管理、尿路への配慮の3つが日常の軸になります

  • 体重管理(大型で動きが少なめ)
  • 毛球症
  • 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

肥大型心筋症(HCM)
気づきのサイン心臓の筋肉が厚くなる病気で、この猫種では多く見られるとされます。ブリーダーは心エコーで調べています。休んでいるときの呼吸が速い・浅い、口を開けて息をする、後ろ足が急に動かなくなる。初めのうちは症状が出ません
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先天性乏毛症+胸腺無形成
気づきのサインFOXN1という遺伝子の変異で起こり、両親の両方から受け継いだときに出ます。毛がない状態で生まれ、感染症にかかりやすく、多くが幼いうちに亡くなります。DNA検査を受ければ保因どうしの交配を避けられます
歯周病
気づきのサイン猫全体に多いトラブルです。口のにおい、歯ぐきの赤み、硬いものを食べたがらない様子から気づけます
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尿路結石症・FLUTD
気づきのサイン動きが少なく水を飲む量が落ちると、おしっこの通り道にトラブルが出やすくなります。血尿、トイレの回数が増える、粗相。雄はおしっこが詰まりやすいので気をつけてください
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毛球症
気づきのサイン長毛ですが下毛がないぶん比較的軽く済みます。吐こうとして吐けない、食欲が落ちる、便秘——このあたりを見てください
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遺伝子検査で調べられるものFOXN1(先天性乏毛症・胸腺無形成/常染色体劣性・DNA検査あり)/HCMは超音波(心エコー)スクリーニング(バーマン特異的な確立遺伝子検査は未確立)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

静かに人のあとをついて回る、甘えん坊の大きめの猫。家の中でのんびり過ごすのが好きな子が多く、人に慣れやすい傾向があります。

暮らしの中では、毛玉をためないためのお手入れ・食事の量と体型のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

初めて猫を迎える家庭でも比較的迎えやすいとされる猫種です。そのうえで、毛玉をためないためのお手入れはこの先ずっと続くことだと考えておきましょう。

  • 毛玉をためないためのお手入れ
  • 食事の量と体型のこまめな確認

気質

甘えん坊度5
子どもとの相性5
猫同士の相性4
ほかの動物との相性4
人なつこさ4
活発さ2
よく鳴くか2
初めての飼い主向き5

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ4
デンタルケア優先度3
お手入れ
下毛がなく毛が絡みにくいので、週1回のコーミングで足ります。毛が生えかわる時期は回数を増やしてください
毛玉のケア
長毛ですが下毛がなく、毛玉になりにくいほうです。週1回のコーミングで対応できます
室内で飼うこと
家の中だけで飼ってください。おっとりして人懐こく、外の危険に対処しにくい猫です。血統書のある長毛種なので、盗難・迷子にも注意
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。おっとりして運動量が控えめなこの猫種は飲水も排尿も落ちやすいので、ウェットフードの併用と水飲み場を複数置くことで尿路に配慮してください

解説

バーマン

沿革

「聖なるビルマ猫(Sacred Cat of Burma)」という別名を持ち、ビルマ(いまのミャンマー)の寺院の猫にまつわる伝説を起源としています。

1919年ごろにフランスへ渡って品種として成立しましたが、第二次大戦でほぼ絶滅。戦後はわずか1組の繁殖ペアから立て直されました。アメリカへ渡ったのは1959年で、CFAは1967年に登録、TICAは1979年にチャンピオン資格を与えています。

外貌と被毛

中〜大型で骨格がしっかりした体つき(「エロンゲイテッド&ストッキー」)。丸みのある頭、ゆるやかに丸みを帯びた鼻すじ(ローマンシェイプ)、サファイアのような青い目が特徴です。

毛はシルクのようにやわらかく、首まわりがふさふさ。下毛がないので絡みにくいのも助かる点です。色はポイントカラー(シール/ブルー/チョコレート/ライラック/レッド/クリームなど)で、体には金色の色味が乗ります。そして四肢の先の白い「グローブ」と、後ろ足のかかとまで伸びる「レース」が、この品種を決める欠かせない目印です。

性格と暮らし

穏やかで愛情深く、飼い主のあとをどこまでもついて回るので「ベルクロ(貼り付き)猫」と呼ばれます。声は柔らかいさえずり調で静か。来客にも社交的ですが、ひとりで長時間置かれるのは苦手です。

物静かで扱いやすく、子どもやほかの動物にも寛容。初めて猫を迎える人にもなじみやすい猫です。

健康面では、まれですがFOXN1という遺伝子の変異で、生まれつき毛がなく、免疫にかかわる胸腺ができない病気が知られています。DNA検査で保因どうしの交配を避けられるので、この検査をしているかどうかがブリーダー選びの手がかりになります。

ケアのポイント

下毛がなく毛が絡みにくいので、コーミングは週1回で足ります(毛が生えかわる時期は回数を増やしてください)。

おっとりして運動量が控えめなぶん、体重は増えやすい猫です。飲水環境を整えて尿路にも配慮しましょう。歯みがきも早めに習慣にしてください。

人懐こくて外の危険に弱いので、完全室内飼いを徹底します。

出典

4

  1. 01エロンゲイテッド&ストッキー
    出典サイト ↗
  2. 02聖なるビルマ猫
    出典サイト ↗
  3. 03Abitbol M ほか, 2015, PLoS One 10(3):e0120…
    PubMed (PMID 25781316) ↗
  4. 04petokoto.com
    出典サイト ↗

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。