犬猫小町(準備中)
PLATE · CFA
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
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短毛 / がっしりした体つき

シャルトリュー

Chartreux

登録団体CFA・TICA公認(フランスの国猫。第二次大戦で激減し英国短毛種・ペルシャの導入で系統を再建)原産フランス(16世紀の仏文学に「優れたネズミ捕り」として登場する古い品種。修道院で沈黙の誓いを立てた猫という伝説は俗説で、名はスペインの羊毛商人に由来する説も。1920年代に自然群から選抜繁殖、1970年に北米へ)更新2026.07.14体つきがっしりした体つき(丈夫で「primitive」型・細い脚に重い胴=「potato on toothpicks」。雄は大きく、おとなの体になるまで3-5年)
体重
3–7kg
約3-7(雌3-5・雄5-7。CFAは最大14ポンド、TICAは12-16ポンドと記載し、それをキロに換算。雄はおとなの体になるまで3-5年)
寿命の目安
8–15
個体差があります
活発さ
3/5
遊びの時間の目安をはかる目印です
被毛
密な二層の毛
(ダブルコート)。羊毛のような手ざわりで水をはじき、硬めの上毛と、やわらかく密な下毛で寒さに強くできています。おとなの雄がいちばん毛量が豊か。春と秋に毛が生えかわります

毛色 ブルーグレー1色のみ(アッシュ〜スレート・毛先に銀のブラッシング/虹彩のような光沢)

この猫種の食事の要点

ゆっくり育つ、がっしりした体格の猫です。おとなになると脂肪がつきやすいので、体重の管理が課題になります。成長の段階に合わせて食事の量を見直してください

  • 体重管理(おとなになってからの肥満)
  • 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の位置から外れる病気。CFAが遺伝性として記録に明記しています(軽いものは症状が出ず、繁殖からは外されます)。足を引きずる、スキップするような歩き方、後ろ足を気にする、ジャンプをいやがる
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多発性嚢胞腎(PKD)
気づきのサイン腎臓に水のたまった袋がたくさんできる病気。戦後にペルシャやイギリスの短毛種の血統を入れた経緯から、体質として考えられます(言い切れる段階ではありません)。中年ごろから水をよく飲む、おしっこが増える、食欲が落ちる、体重が減る。この変化に注意してください。ペルシャ由来のPKD1検査が使えます
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心筋症(遺伝リスク)
気づきのサイン国内の獣医情報が遺伝的なリスクに触れています(この猫種向けの遺伝子検査はなく、言い切れる段階ではありません)。休んでいるときの呼吸が速い・浅い、口を開けて息をする、後ろ足が急に動かなくなる——こうしたときはすぐ動物病院へ
体重管理(おとなになってから) ※体格管理の課題
気づきのサインがっしりした体格ゆえ、おとなになると脂肪がつきやすくなります。体型を見ながら食事の量と運動を調整しましょう

遺伝子検査で調べられるものPKD1(多発性嚢胞腎・ペルシャ由来血統に適用)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この猫種の性格とケアの要点

めったに鳴かず、あまりねだらない穏やかな猫。めったに鳴かない子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、食事の量と体型のこまめな確認・定期的なブラッシング・歯みがきを習慣にすることに手をかける時間が長くなります。

初めて猫を迎える家庭でも比較的迎えやすいとされる猫種です。そのうえで、食事の量と体型のこまめな確認はこの先ずっと続くことだと考えておきましょう。

  • 食事の量と体型のこまめな確認
  • 定期的なブラッシング
  • 歯みがきを習慣にすること

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
猫同士の相性4
ほかの動物との相性4
人なつこさ3
活発さ3
よく鳴くか1
初めての飼い主向き4

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ4
デンタルケア優先度3
お手入れ
週1回以上、目の粗い金属コームでとかして毛のもつれを防ぎます。二層の毛なので、生えかわりの春と秋は回数を増やしてください。水をはじくため入浴は基本的にいりませんし、濡らすこと自体が難しい猫です。アレルギー体質の人には向きません
毛玉のケア
中くらい(二層の毛。生えかわりの時期は毛玉のケアを)
室内で飼うこと
家の中だけで飼ってください。穏やかで警戒心が薄く、外の事故に弱い猫です。数が少なく高価な血統書つきの猫でもあるため、盗難・迷子にも注意
水を飲む量
猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。ウェットフードの併用、水飲み場を複数置く、自動給水器を使うといった工夫で、尿路結石のリスクを下げられます

解説

シャルトリュー

沿革

16世紀のフランス文学に「優れたネズミ捕り」として登場する古い品種で、フランスの国猫とされています。

かつてカルトジオ会(シャルトルーズ)の修道院で飼われ、「沈黙の誓いを立てた猫」という伝説が残ります。ただしこれは俗説で、品種名はスペインの上質な羊毛「pile de Chartreux」に由来するという説もあります。

1920年代にフランスの自然の群れから選んで繁殖が始まり、第二次大戦で数が激減したあとは、イギリスの短毛種やペルシャの血統を入れて基盤を守りました。北米へ渡ったのは1970年です。青灰色の毛と丸いオレンジの目、そして「微笑んでいるような」表情が魅力。

外貌と被毛

中型で丈夫、「primitive(原始的)」と評される体つきです。細い脚に重い胴が乗り、「potato on toothpicks(爪楊枝の上のジャガイモ)」とも言われます。雄は雌より格段に大きく、おとなの体になるまで3〜5年かかります。

毛は羊毛のような二層。硬めで水をはじく上毛と、やわらかく密な下毛からなり、寒さに強くできています。毛量は性別と年齢で変わり、おとなの雄がいちばん豊か。色は青灰色の1色だけ(アッシュ〜スレートで、毛先に銀がのります)。目はカッパー〜ゴールドで、鮮やかなオレンジが理想とされます。

性格と暮らし

静かで穏やか。口元が「微笑んでいるような(a hint of a smile)」表情が印象に残ります。忠実で愛情深く、環境の変化にもよくなじむ一方、**礼儀正しくて要求がましくない(polite and not demanding)**控えめさを併せ持ちます。

リードをつけての散歩や、投げたおもちゃを持ち帰る遊びなど、犬のような行動を見せることも。子ども・ほかの動物・高齢者とも穏やかに付き合います。声はごく小さく、つぶやき(murmur)やさえずり(chirp)、それに表情と仕草で気持ちを伝えてきます。

飛び回るより、地上での活動を好む中くらいの活動量。沈黙の誓いの伝説どおり、とても静かで手のかからない猫です。集合住宅や、静かな暮らしと相性がよい猫種と言えます。

ケアのポイント

密な二層の毛なので、週1回以上、目の粗い金属コームでとかしてもつれを防ぎます。生えかわりの春と秋は回数を増やしてください。水をはじくため入浴は基本的にいりませんし、濡らすこと自体が難しい猫です。アレルギー体質の人には向きません。

ゆっくり育つがっしりした体格で、おとなになると太りやすくなります。この猫種でいちばん気を配りたいのは体重です。飲水環境を整えて尿路にも配慮しましょう。

迎えるときは、PKDの検査結果とひざの状態を確認してください。

出典

4

  1. 01修道院で沈黙の誓いを立てた猫
    出典サイト ↗
  2. 02potato on toothpicks
    出典サイト ↗
  3. 03petokoto.com
    出典サイト ↗
  4. 04a hint of a smile

このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。