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長毛 / 細身でしなやかな体つき
ソマリ
Somali
- 体重
- 2.7–4.5kg 約2.7-4.5(雄3.6-4.5・雌2.7-3.2。TICAの雄8-10ポンド/雌6-7ポンドをkgに直した値)
- 寿命の目安
- 12–16年 個体差があります
- 活発さ
- 5/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- とても細く柔らかい二層の毛 1本の毛に4〜6本の濃淡の帯が入る(ティッキング)ため、光の角度で毛が輝いて見えます。首まわり・おなか・尾の毛が長く、尾はふさふさで「fox tail(狐の尾)」と呼ばれます。もつれにくく手入れは簡単
毛色 ルディ・レッド/シナモン(ソレル)・ブルー・フォーン(CFA公認4色)。TICAはチョコレート・ライラック、および各色のシルバー版も認める
この猫種の食事の要点
活発でよく動き、質のよい動物性のたんぱく質を好みます。歯周病が多く見られるので、歯に配慮した食事も選択肢。赤血球が壊れて貧血になるピルビン酸キナーゼ欠損症については、家系に出ていないかブリーダーに確認してください
- 体重管理(よく動くが避妊後は注意)
- 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
(裏づけの取れない病気は載せていません)
遺伝子検査で調べられるものrdAc-PRA(CEP290・進行性網膜萎縮・アビシニアン/ソマリで確立)/PK-def(PKLR・赤血球ピルビン酸キナーゼ欠損症/溶血性貧血)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
好奇心が強く、走って登ってよく動く声の静かな猫。人に慣れやすい子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。
暮らしの中では、毛玉をためないためのお手入れ・歯みがきの習慣づけ・上下に動ける遊び場づくりに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることと毛玉のお手入れが毎日続くことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 毛玉をためないためのお手入れ
- 歯みがきの習慣づけ
- 上下に動ける遊び場づくり
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- やや長めの毛でも絡みにくく、週1〜2回のコーミングで足ります。毛の生えかわる時期は回数を増やしてください。もつれや毛玉は少なめ
- 毛玉のケア
- やや長めの毛でふつう程度。週1〜2回のブラッシングで、飲み込む毛を減らせます
- 室内で飼うこと
- 外に出さず、室内だけで飼ってください。足が速く運動能力もとても高いので、脱走・落下・事故の心配が大きい猫です。上下に動ける場所や回し車など、退屈させない工夫を用意してください。血統書のある猫は盗難・迷子の心配もあります
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりがちです。よく動く猫でも、水をあまり飲まない子はいます。ウェットフードを混ぜる、水飲み場を家の何か所かに置くと飲む量が増えます
解説
ソマリ
沿革
1960年代半ばのアメリカで、アビシニアンの繁殖ラインに生まれた長毛の猫を Evelyn Mague たちが品種として確立しました。いわばアビシニアンの長毛版です。
品種名は、アビシニア(いまのエチオピア)の隣の国ソマリアから。短毛の兄弟にあたるアビシニアンとのつながりを示す名前です。CFAは1976年に登録を始め、1979年にチャンピオン資格を与えました。
アビシニアンの鮮やかな毛と快活さに、長い毛とふさふさの尾が加わった猫。狐のような尾から「fox cat」の愛称でも呼ばれます。
外貌と被毛
中〜大型でしなやかな筋肉質の体つき。長い脚でつま先立ちのような姿勢を取り、しばしば「panther-like」(豹のよう)と評されます。頭はゆるいくさび形で耳は大きく張り出し、アーモンド形の目が表情豊かな顔をつくります。
毛はやや長めで、とても細く柔らかい二層。いちばんの特徴は、**1本の毛に4〜6本の濃淡の帯が入る「ティッキング」**です。動いても止まっても、毛が輝いて見えます。首まわり・おなか・尾の毛が長く、尾は狐のようにふさふさ。
CFAが認める色はルディ・シナモン(ソレル)・ブルー・フォーンの4色。TICAはチョコレート・ライラックと、それぞれのシルバー版も認めています。
性格と暮らし
とても賢く快活で、好奇心が強く、自分から物事に関わっていくタイプ。運動能力が高く、キャットタワーを駆け上がったり回し車を走ったりと、家猫のなかでも屈指のよく動く猫です。
飼い主のあとを部屋から部屋へついて回り、一緒に遊ぶのを好みます。声は控えめで、体の動きで気持ちを伝えるタイプ。愛情深く人懐こい一方で自立心もあり、退屈を嫌います。
暮らしの鍵は、体と頭を満たす環境づくり。上下に動ける場所、毎日の遊び、餌を探させるパズルフィーダーなどを用意してあげてください。
ケアのポイント
やや長めの毛でも絡みにくいので、コーミングは週1〜2回で足ります。毛の生えかわる時期だけ回数を増やしてください。
よく動く猫です。毎日の遊びと上下運動でエネルギーを発散させましょう。足が速いので、網戸の固定や玄関の二重扉といった脱走対策も忘れずに。
歯周病になりやすいため、歯みがきは早めに習慣に。水飲み場を増やして、おしっこの通り道にも配慮します。
迎えるときは、rdAc-PRAとピルビン酸キナーゼ欠損症の検査、そして腎アミロイドーシスの家系歴をブリーダーに確認してください。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。