犬猫小町(準備中)
PLATE 193 · 10G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

視覚ハウンド / 大型〜超大型

ボルゾイ

Borzoi

FCINo.193グループ10G 視覚ハウンド原産ロシア更新2026.07.14別名ロシアン・ウルフハウンド(旧称)。ボルゾイ=ロシア語で「俊足」の意

目のよさと走る速さで獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

68–85cm

020406080100cm
体重
27–47kg
牡約34-47 / 牝約27-39(一般値。犬種標準に体重のはっきりした決まりはありません)
寿命の目安
9–14
個体差があります
運動量
30–60分/日
安全な囲いでの全力疾走
被毛
下毛のない一層の長い毛
絹のようになめらかで、まっすぐな子から波打つ子、巻く子までいます。首まわりに飾り毛、おしりとしっぽに長い毛が流れます

公認毛色 ホワイト・各色調のフォーン(レッド・グレー・シルバー等)・レッド・グレー・ブリンドル・ブラック及びそれらとの組み合わせ(斑・タン許容)※ブラウン(チョコレート)・ブルー・イザベラ(ライラック)は不可

この犬種の食事の要点

脂肪が少なく、細身なのがこの犬の正常な体型です。胸が深い超大型犬なので、食事でいちばん気をつけるのは胃がねじれること。

早食いをさせない、1日の量を数回に分ける、食べてすぐ動かさない。この3つを守ってください。子犬のうちは、関節に負担をかけないようゆっくり育てます

  • 胃がねじれる(胸が深い・早食い・食後の運動)
  • 細いのを痩せすぎと勘違いして与えすぎる
  • 子犬期に増やしすぎて関節に負担がかかる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転症候群(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わる緊急のトラブル。胸が深い超大型犬でいちばん危険が高いとされます。吐こうとしても何も出ない、おなかが急に張ってくる、そわそわして落ち着かない——迷わず夜間救急へ。あらかじめ胃を固定する手術を相談することもあります
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬に多く見られます。育ちざかりに歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのをいやがる。このへんが入口です
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足をかばって歩き、運動のあとに痛がります
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進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサイン暗いところや夕方に見えにくくなり、物にぶつかって気づくことが多い病気です。定期的に目を診てもらえば早く見つかります
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高齢期の心疾患
気づきのサイン歳をとると心臓の雑音、咳、すぐ疲れるといった変化が出ることがあります。中年以降は年1回、聴診と心臓の検査を受けてください(広く知られている範囲の情報)
麻酔・鎮静に弱い
気づきのサイン体に脂肪が少なく、麻酔から目覚めるのが遅れたり体温が下がったりしやすい犬です。手術や処置の前には、必ず犬種を伝えてください(サイトハウンドに共通する広く知られている範囲の情報)

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家では静かで穏やか、動くものを見ると走り出す犬。自分で判断して動きたがる子が多く、べたべた甘えるより自分の距離感を大切にする傾向があります。

暮らしの中では、歯みがきを習慣にすること・体格に見合った運動と体重の管理・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 歯みがきを習慣にすること
  • 体格に見合った運動と体重の管理
  • 体重と歯のこまめな確認

気質

甘えん坊度3
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性1
人なつこさ3
活発さ3
吠えやすさ1
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ1
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度3
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性3
留守番への耐性3
運動量の目安3
運動のタイプ
短い全力疾走と、ふだんの散歩。動くものを追う気持ちが強く、リードを外すと戻ってこないことがあります。走らせるなら必ず柵で囲まれた場所で
お手入れ
絹のような長い毛は毛玉になりやすいので、ブラッシングは週2〜3回。毛の生えかわる時期はもっとこまめに。首まわりやしっぽの飾り毛が手入れの中心になります
トリミング
不要(毛を刈る必要はありません。毛玉を作らないことが仕事です)

解説

ボルゾイ

沿革

ロシアを代表する、目で獲物を見つけて追う猟犬(サイトハウンド)です。貴族が狼・野ウサギ・キツネを狩るのに使いました。15世紀のモンゴル侵攻をきっかけにアラブ系とロシア在来の猟犬が交わり、のちにポーランドのグレーハウンドやクールランド・サイトハウンドの血も入って、いまの姿になりました。1888年、モスクワ狩猟協会が最初の犬種標準を認めています(JKC沿革より要約)。昔はロシアン・ウルフハウンドと呼ばれていました。

一般外貌

背が高く、引き締まった細身の超大型犬。立ち姿に気品があります。脚は長くしなやかで、細い体に対して皮膚は薄く、ゆとりがあってよく伸びます。毛は絹のような長毛で、まっすぐな子、波打つ子、巻く子がいます。首まわりに飾り毛(フリル)、おしりとしっぽには長い毛が流れます。認められている毛色はホワイト、いろいろな濃さのフォーン、レッド、グレー、ブリンドル、ブラックと、それらの組み合わせ。ブラウン(チョコレート)・ブルー・イザベラ(ライラック)は認められていません。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「穏やかな気質で、視覚反応は非常にはっきりとしている。典型的な歩様: 獲物を見つける前は、ゆっくりとしたトロットの、規則正しい歩様である。獲物を追っている時は、フル・ギャロップである。人に対する態度は、自然か友好的である」(出典: JKCボルゾイページ 2026-07-14確認)。 家のなかでは驚くほど静かで穏やか。猫のように自分のペースを持っていて、あまり動きません。吠えることもほとんどない犬です。

ところが小さな動物が動くのを見た瞬間、スイッチが入ります。追いかける気持ちがとても強い犬なので、リードを外すこと、小動物といっしょに暮らすことはおすすめできません。

繊細で、強く叱られるのを嫌います。しつけには根気が要ります。体の大きさ、追いかける衝動、麻酔に弱いこと。この3つから、初めての1頭にはハードルが高い犬種です。

ケアのポイント

まず胃がねじれること(GDV)から守ってください。早食いをさせない、1日分を数回に分ける、食べてすぐ激しく動かさない。この3つを毎日の習慣にします。そして「吐こうとしても何も出ない+おなかが張る」という緊急のサインを、家族全員が覚えておくこと。

運動はふだんの散歩に加えて、柵で囲まれた場所での短い全力疾走が理想です。追いかける気持ちが強いので、外でリードを外すのはやめてください。

絹のような長い毛は毛玉になりやすく、ブラッシングは週2〜3回。刈り込む必要はありません。細身がこの犬の正常な体型です。痩せすぎと勘違いしてごはんを増やさないように。

出典

2

  1. 01穏やかな気質で、視覚反応は非常にはっきりとしている。……人に対する態度は、自然か友好的である
    出典サイト ↗
  2. 02petmd.com
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。