犬猫小町(準備中)
PLATE 343 · 2G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

使役犬 / 大型

イタリアン・コルソ・ドッグ

Cane Corso (Italian Corso Dog)

FCINo.343グループ2G 使役犬原産イタリア更新2026.07.14別名カーネ・コルソ / Cane Corso Italiano

番犬・警備・救助などで人と働いてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

60–68cm

020406080cm
体重
40–50kg
雄45-50 / 雌40-45(JKC標準)
寿命の目安
9–12
個体差があります
運動量
60–90分/日
被毛
短くてかたい二層の毛
つやのある上毛の下に、季節によって薄い下毛が生えます

公認毛色 ブラック・リード・グレー・スレート・グレー・明るいグレー・明るいフォーン・スタッグ・レッド・ダーク・フォーン・ブリンドル

この犬種の食事の要点

胸が深い大型犬なので、胃がねじれないことがいちばんの前提です。早食いをさせない、食べてすぐ動かさない。

ぐんぐん育つ時期に食べさせすぎると、まだ固まっていない関節に負担がかかります。おとなになってからの体重管理も定番の課題です

  • 胃がねじれる(胸が深い大型犬)
  • 子犬期の食べさせすぎで関節に負担
  • おとなになってからの太りすぎ
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転(GDV)
気づきのサイン胃がふくらんでねじれる、命に関わる緊急のトラブル。胸が深い大型犬に起こります。おなかが張る、吐こうとしても何も出ない、落ち着かず苦しそう。一刻を争います
くわしく見る →
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬に多く見られます。育ちざかりの歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がれない——このあたりが入口です
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足をかばって歩き、運動のあとに痛がります
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チェリーアイ(第三眼瞼腺脱出)
気づきのサイン目頭に赤いふくらみが飛び出してきます。若いうちに出ることが多いようです
くわしく見る →
てんかん
気づきのサイン突然、全身がけいれんして意識がなくなります。発作のようすを動画に撮っておくと診断の助けになります

このほか、まぶたが内側に巻き込む・外側にめくれる、毛穴に住むダニによる皮膚炎(毛包虫症)、大型犬に見られる拡張型心筋症(心臓の筋肉が薄く伸びる病気)などが、この犬種で語られることがあります(どちらもこのサイトの疾患ページは未作成)。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家や家族を守る役目を長く担ってきた、反応の早い犬。知らない人にはとても慎重になる子が多く、よその犬とは距離を取りたがる傾向があります。

暮らしの中では、夏の暑さ対策・体格に見合った運動と体重の管理・体重と歯のこまめな確認に手をかける時間が長くなります。

人やほかの動物に慎重なことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 夏の暑さ対策
  • 体格に見合った運動と体重の管理
  • 体重と歯のこまめな確認

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性2
ほかの動物との相性2
人なつこさ1
活発さ3
吠えやすさ2
しつけやすさ3
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ3
暑さへの強さ2
寒さへの強さ3
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性3
運動量の目安4
運動のタイプ
よく歩くこと、物を引くこと、においをたどる遊び。番犬・護衛の仕事に通じる作業を喜びます。頭を使う課題も好きです
お手入れ
カットは要りません。毛は短いのに密なので、週1回ほどラバーブラシで抜け毛を取ってください。あわせて、皮膚のたるみとまぶたの様子も毎日見ておきましょう
トリミング
不要

解説

イタリアン・コルソ・ドッグ(カーネ・コルソ)

沿革

直接の先祖は、古代ローマの大型使役犬「モロシア犬」だとされています。かつてはイタリア全土にいましたが、いまは南イタリアのアプリア(プーリア)地方とその周辺が中心です。犬種名は「農家の保護や守護をする者」を意味するラテン語「cohors」から来ています(JKC沿革より要約)。番犬・護衛のほか、昔は牛を追ったり大きな獣を狩ったりする仕事もしていました。

一般外貌

中型から大型に入る、がっしりした体つき。それでいて優雅さもあります。引き締まった強い筋肉がこの犬の特徴です(JKC標準)。頭は大きく、鼻先は短めで幅が広い。本来は垂れ耳ですが、耳を切られた子もいます(日本では断耳・断尾の是非に配慮が要ります)。認められている毛色はブラック、各種のグレー、フォーン系、スタッグレッド、ブリンドル。胸などに小さな白い斑が入るのは認められています。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「財産、家族及び家畜の守護者である。大変敏捷で反応が早い。過去には牛追いや大きな獲物の猟犬として使用されていた」(出典: JKCイタリアン・コルソ・ドッグページ 2026-07-14確認)。 家族には献身的で、ふだんは落ち着いています。ただ、なわばりを守る気持ちと護衛の本能が強く、知らない人や犬にはきびしい目を向けます。

40kgを超える力と、その本能を扱える経験。そして子犬のうちからの社会化と訓練。この2つがそろって初めて安全に暮らせる犬種なので、初めての1頭には向きません。同じ性別の犬とぶつかりやすい傾向にも気をつけてください。

ケアのポイント

まずやることは、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らすこと(社会化)と、ぶれない訓練です。この2つが、大きくなってから安全に暮らせるかどうかを決めます。

毛が短いのでサロンに通う必要はほとんどありません。そのかわり、皮膚のたるみ・まぶた・耳を毎日見る習慣をつけてください。

胸が深い大型犬なので、早食いと食後すぐの激しい運動は避けましょう。「おなかが張る」「吐こうとしても何も出ない」。この2つが胃のねじれの始まりです。家族全員で覚えておいてください。

出典

1

  1. 01ガード・ドッグ、護衛犬、警察犬及び追跡犬
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。