犬猫小町(準備中)
PLATE 165 · 7G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

ポインター・セター / 大型

イタリアン・スピノーネ

Italian Spinone

FCINo.165グループ7G ポインター・セター原産イタリア更新2026.07.14

鳥を見つけ、その場所を静かに人に知らせてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

58–70cm

020406080cm
体重
28–37kg
雄32-37 / 雌28-30(JKC標準に体重の決まりあり)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
60–90分/日
被毛
一層のかたく粗い毛
(針金のような剛毛)。眉毛と口ひげ(ビアード)が立派です

公認毛色 ホワイト一色・ホワイト地にオレンジのマーキング・ホワイト地にオレンジの斑点・ホワイト地にブラウンのマーキング・オレンジローン・ブラウンローン(望ましい茶は「修道服の色」=カプチーノ色)

この犬種の食事の要点

大型で胸が深いので、胃がねじれるトラブルへの備えがいちばん大事です。早食いをさせない、運動の直後に一度にたくさん与えない、1日分を数回に分ける。大型犬なので、関節を支える食べ方も意識してください

  • 胃がねじれる(胸が深い大型犬)
  • 体重オーバーで関節に負担
  • 口ひげの汚れ(食後の口まわりの手入れ)
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張・胃捻転(GDV)
気づきのサイン胸が深い大型犬に起こる緊急事態。そわそわして落ち着かない、おなかが張る、吐こうとしても何も出ない。このときはすぐ救急へ
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬にとても多く見られます。育ちざかりの歩き方がぎこちない、おすわりで足を横に投げ出す、立ち上がるのをいやがる——このあたりが最初のサインです
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足をかばって歩いたり、運動のあとに痛がったりします
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外耳炎
気づきのサイン垂れ耳のうえ水遊びが好きなので、耳の中が蒸れやすい犬種です。頭を振る、耳がにおう。これが出たら受診を
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スピノーネ小脳失調症(SCA)*
気づきのサインこの犬種だけに知られる、生まれつきの神経の病気。ふらつく、体の動きがちぐはぐになる。遺伝子検査で、その遺伝子を持っているかどうかを調べられます(一般値)
イヌ多巣性網膜症(CMR)*
気づきのサイン目の奥に生まれつきの異常が出る病気です。多くは見え方への影響が軽いとされます。こちらも遺伝子検査があります(一般値)

*印は、このデータベースにまだ項目がない、この犬種特有の病気です。

遺伝子検査で調べられるものスピノーネ小脳失調症(SCA/CA)の遺伝子検査(一般値)/イヌ多巣性網膜症(CMR)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

穏やかで人に寄りそい、疲れ知らずでよく歩く大型犬。あまり吠えない子が多く、散歩や遊びをよく楽しむ傾向があります。

暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・留守番を長くしすぎない工夫・体格に見合った運動と体重の管理に手をかける時間が長くなります。

難しさは中くらいで、毎日の運動量が多いことに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。

  • 毎日の運動の時間の確保
  • 留守番を長くしすぎない工夫
  • 体格に見合った運動と体重の管理

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性4
犬同士の相性4
ほかの動物との相性3
人なつこさ4
活発さ4
吠えやすさ2
しつけやすさ3
初めての飼い主向き3

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ3
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度3
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安4
運動のタイプ
においをかいで探す遊び、長く歩く散歩、水遊び。猟犬だっただけあってスタミナがあります
お手入れ
ブラッシングは週1-2回。数か月に一度、古い毛を抜き取る手入れ(ハンドストリッピング)を入れてください。口ひげは食後や水を飲んだあとに汚れるので、そのつど拭いてやりましょう。垂れ耳の中も定期的に
トリミング
数か月ごとのハンドストリッピング(古い毛を抜き取る手入れ)がおすすめ。バリカンで刈ると毛質が変わりやすくなります

解説

イタリアン・スピノーネ

沿革

イタリア生まれの古い猟犬です。17世紀の文献に祖先の犬が記され、中世から名だたる画家の絵に描かれてきました。もっともよく知られているのは、15世紀のマントヴァ公の宮殿に残るフレスコ画です。網で獲物をとる時代から銃を使う猟へと移り変わるなかで、どんな地形でも働く粘り強い指示犬(ポインティング・ドッグ)として固まりました(JKC沿革より要約。2026-07-14確認)。

一般外貌

骨太でがっしりした大型犬。かたく粗い針金のような毛におおわれ、立派な眉毛と口ひげ(ビアード)がこの犬種の顔です。耳は垂れています。JKC標準は毛を「粗い」と書いています。毛色は白一色、白地にオレンジや茶の模様・斑点、オレンジローン、ブラウンローン。望ましい茶色は「修道服の色(カプチーノ色)」と表されます。三色の組み合わせやタンの模様、黒が混じるものは認められません。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「生まれつき社交的であり、従順で、忍耐強い。どのような地形でも役務をこなす狩猟犬であり、疲労に対する耐性が大変強く、とげの多い藪の中にも容易に入り、冷たい水の中にも自ら飛び込む」(出典: JKCイタリアン・スピノーネページ 2026-07-14確認)。

指示犬の仲間の中でもとりわけ穏やかで人なつこく、家族にべったりくっつく犬です。英語で「velcro dog(マジックテープ犬)」と呼ばれるほど。

がまん強く、子どもにも他の犬にも寛容なほうです。ただし体も心もおとなになるまで時間がかかり、感じやすい面もあります。しつけには一貫性と根気を。

猟犬ゆずりのスタミナがあり、運動とにおいを使う遊びが足りないと退屈からいたずらが出ます。長い留守番も苦手な傾向です。

ケアのポイント

かたい毛は、数か月ごとのハンドストリッピングで整えるのが基本。バリカンで刈ると毛質が変わりやすくなります。

眉と口ひげは、食後や水を飲んだあとに汚れと湿りが残ります。そのつど拭いてやると皮膚のトラブルが減らせます。

垂れ耳の手入れも習慣に。水遊びのあとは耳をよく乾かしてください。

胸が深い大型犬なので、食後すぐの激しい運動は避けましょう。運動は、においをかいで探す遊びと長めの散歩を組み合わせるとちょうどよく満たせます。

出典

1

  1. 01粗い
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。