犬猫小町(準備中)
PLATE 248 · 10G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

視覚ハウンド / 中型

ファラオ・ハウンド

Pharaoh Hound

FCINo.248グループ10G 視覚ハウンド原産マルタ更新2026.07.14

目のよさと走る速さで獲物を追いかけてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

53–56cm

020406080cm
体重
20–25kg
約20-25(一般値。スタンダードに体重規定なし)
寿命の目安
11–14
個体差があります
運動量
60分/日
以上/日・全力疾走できる安全な場所での運動が理想
被毛
一層の短い毛
(細かくつやのある毛。場所によって少し粗くなります)

公認毛色 タン〜リッチタン。白斑は特定部位(尾先・胸・足指など)のみ許容

この犬種の食事の要点

細身なのがこの犬種の標準です。太らせないことが基本ですが、もともとやせ型なので、減らしすぎ・栄養が足りない状態にも気をつけてください。遊びの延長で物を口に入れる子がいるので、落ちている物の拾い食いにも注意を

  • もともとやせ型なので、減らしすぎ・栄養不足に注意
  • 落ちている物の拾い食い
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿の骨が本来の溝から外れる状態。この犬種はやや出やすいとされます。歩いている途中でスキップするような足取りになる、後ろ足を気にする、ときどき足を引きずる
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気です。育ちざかりの歩き方のぎこちなさ、立ち上がるときのもたつきが手がかりになります
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちに前足を引きずる、運動のあとに痛がる、が最初のサインです
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甲状腺機能低下症
気づきのサインのどにある甲状腺のはたらきが弱くなる病気。動きたがらなくなる、左右対称に毛が薄くなる、体重が増える。この3つが重なったら動物病院へ
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麻酔が効きすぎる体質
気づきのサイン病気ではなく体質の話です。この手の猟犬は脂肪がほとんどなく、麻酔からなかなか覚めなかったり、体温が上がりすぎ・下がりすぎたりします。手術の前に必ず病院へ伝えてください

全体としては丈夫な犬種です。それでも、以下のような傾向が知られています(どれも「多く見られるとされる」という段階の話です)。 このほか目の病気やいくつかのがんも名前が挙がりますが、この犬種に多いとはっきり報告されているわけではありません。皮膚が薄く毛も短いので、日焼けしやすい点も覚えておいてください。

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

家族には愛情深く、全力で走ることを喜ぶ繊細な犬。自分で判断して動きたがる子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、毎日の運動の時間の確保・冬の寒さ対策・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。

指示より自分の判断を優先しやすいことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日の運動の時間の確保
  • 冬の寒さ対策
  • 留守番を長くしすぎない工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ3
しつけやすさ2
初めての飼い主向き2

暮らしの負荷

抜け毛の多さ2
太りやすさ2
暑さへの強さ3
寒さへの強さ2
サロン依存度1
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性2
留守番への耐性2
運動量の目安4
運動のタイプ
短い距離を全力で走ること、そして追いかけること。狩りの本能がとても強い犬です
お手入れ
毛が短いので手入れはらくです。ブラッシングは週1回で足ります。皮膚が薄いのでいたわってあげて、日焼けにも気をつけてください
トリミング
不要

解説

ファラオ・ハウンド

沿革

紀元前3000年ごろの古代エジプトで、ガゼルなどを追っていた犬が起源とされます。それをフェニキアの商人がマルタ島へ運びました。

マルタではウサギ狩りで活躍し、1979年にはマルタ共和国の国犬に指定されます。イギリスへ渡ったのは1930年代、ドッグショーでのお披露目は1963年でした(JKC沿革より要約)。名前に「ファラオ」とありますが、いまの犬種として形になったのはマルタでの歩みによるものです。

一般外貌

輪郭がすっきりとして、立ちふるまいに気品のある中型犬。優雅でありながら力強さも感じさせ、身のこなしはとても軽やかです(JKC標準)。

背が高く細身の、目で獲物を追う猟犬(サイトハウンド)らしい体型。ぴんと立った大きな耳、琥珀色の目、タンから濃いタンの短い毛が特徴です。白い斑は、しっぽの先・胸・足の指など決まった場所にだけ認められます。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「機敏で、利口で、友好的、愛情深く、遊び好き」(出典: JKCファラオ・ハウンドページ 2026-07-14確認)。 この手の猟犬のなかでは、よく声を出すほうです。活発で、家族には遊び好きで愛情深く接しますが、知らない人には少しよそよそしくなります。

自分で考えて動く犬なので、同じ号令をくり返す訓練より、「この人のために動きたい」と思わせるやり方が向いています。追いかける本能が強いので、小動物のいる場所ではリードを外さないでください。

うれしいときや興奮したときに、鼻と耳がピンクに染まります。"blushing"(赤面)と呼ばれるこの犬種ならではの特徴です。

ケアのポイント

毛が短く、サロンに通う必要はほとんどありません。やることは週1回のブラッシングと、薄い皮膚のケア、日焼けと寒さの対策。冬は服を着せてあげましょう。

運動はしっかり必要です。フェンスで囲われた安全な場所で思いきり走らせる。これができるかどうかで、この犬の満足度は大きく変わります。

繊細な犬なので、動物病院やサロンではこわがらせない進め方を。麻酔や鎮静のときは、この犬種の体質を必ず伝えてください。

出典

3

  1. 01嗅覚と視覚を使って狩猟する猟犬。獲物に近づくとき耳を最大限に利用する
    出典サイト ↗
  2. 02独立心の強い/利口/愛嬌がある/快活な
    出典サイト ↗
  3. 03サイトハウンドの中では声が多い

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。