肉類unspecified meat
動物種が特定されておらず、品質や原料が不透明です。
分類: たんぱく質源 最終更新: 2026-06-27
犬・猫での見方
犬
条件つき・注意
猫
条件つき・注意
期待される役割
動物性タンパク質源(嵩増し)
注意したい点
AAFCO 規格上は許容されるものの、より具体的な表記(鶏肉・牛肉等)の製品の方が品質を判断しやすいです。
詳しい解説
「肉類」は、どの動物の肉かを特定しない書き方です。 「ミートミール」「家禽ミール」「肉副産物」なども同じ系統にあたります。
何が問題なのか
肉そのものが悪いわけではありません。加熱して水分と脂を除いた粉(レンダリング)は たんぱく質が濃く、フードの原料として広く使われています。工程自体は安全基準の範囲で行われます。
困るのは書かれ方です。
| アレルギーの切り分けができない | 犬の食物アレルゲンは[[beef|牛肉]]・乳製品・[[chicken|鶏肉]]の報告が多く、由来が不明だと何を避ければよいか決められません |
| 原料の一貫性がわからない | ロットによって使う動物が変わっても、表示は「肉類」のままです |
とくに除去食試験(一定期間ひとつのたんぱく源だけにして反応を見る方法)を 獣医師と進めている場合、由来不明の肉が入っていると試験そのものが成り立ちません。
見分け方
由来が書かれているものは、そのように書かれます。
| 書き方 | 由来 |
|---|---|
| 肉類 / ミートミール / 家禽ミール | 不明 |
| 鶏肉 / チキンミール | 鶏 |
| 牛肉 / ビーフミール | 牛 |
| ラム肉 | 羊 |
アレルギーを気にしていない場合、「肉類」だから避けるべきということにはなりません。 気にするかどうかは、その子に食物アレルギーの疑いがあるかどうかで変わります。
同じことは[[animal-fat|動物性油脂]]にも当てはまります。 袋の読み方は [[labels|表示の読み方]] にまとめています。
根拠(2件)
公的基準・規制
動物種を特定しない表記は品質透明性・トレーサビリティ・アレルギー対応を欠く
AAFCO 2024 Feed Ingredient Definitions; ペットフード公正取引協議会 表示規約
査読論文
犬の食物アレルゲンとして牛肉・乳製品・鶏肉が上位。種不明では原因特定が不能
Mueller RS et al. BMC Vet Res 2016;12:9 PubMed (PMID 26753610)
関連する読みもの
この内容は一般的な情報であり、診断や個別の助言ではありません。 いま与えているフードや体調について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師にご相談ください。