実物の写真はCFA公式の猫種紹介や画像検索もあわせてご覧ください。
短毛
コーニッシュ・レックス
Cornish Rex
- 体重
- 2.3–4.5kg 約2.3-4.5(メス2.3-3.2・オス3.6-4.5。TICAの5-10ポンドを換算した値。日本では3-4kgとされることが多い)
- 寿命の目安
- 11–15年 個体差があります
- 活発さ
- 5/5 遊びの時間の目安をはかる目印です
- 被毛
- 表面を守る硬い毛 (上毛)がなく、やわらかい下毛だけ。全身が波打つ「マルセルウェーブ」で、絹のようにとても柔らかい手ざわりです。ひげまで縮れます。抜け毛が少なく、手入れがほとんど要りません
毛色 全色全柄(ソリッド/シルバー・シェーデッド/スモーク/全タビー/トーティ/キャリコ/バイカラー/ポインテッド)
この猫種の食事の要点
食べすぎる子が多く、体重を見ておく必要があります。よく動くのでエネルギーは使いますが、そのぶん与えすぎに注意。皮膚が敏感な子が多いので、皮膚の調子に配慮したフードとも相性がいいです
- 体重管理(食べすぎやすい)
- 尿路結石・猫の下部尿路の病気(FLUTD)
- 皮膚の調子
かかりやすい病気と、気づくサイン
この猫種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
性格とケア
CFA/TICA・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この猫種の性格とケアの要点
波打つ毛をまとい、人にくっついて遊びたがる猫。よく動き、遊ぶ時間をたっぷり求める子が多く、人のそばにいたがる傾向があります。
暮らしの中では、食事の量と体型のこまめな確認・上下に動ける遊び場づくりに手をかける時間が長くなります。
難しさは中くらいで、毎日たくさん遊ぶ時間が要ることに見通しが立つかどうかが分かれ目になります。
- 食事の量と体型のこまめな確認
- 上下に動ける遊び場づくり
気質
暮らしの負荷
- お手入れ
- 巻き毛は絡まず、表面の硬い毛もないので、決まったブラッシングは要りません。ただし耳あかがほかの猫種より早くたまるので、耳の掃除はこまめに。脂っぽくなる子はときどきシャンプーを(拭くのはタオルで。ドライヤーは巻き毛が崩れるので使いません)
- 毛玉のケア
- 低め(毛が短く、抜け毛も少ない)
- 室内で飼うこと
- 家の中だけで飼ってください。表面を守る硬い毛がなく毛が薄いため、寒さにとても弱い猫です(寒い時期は服を着せることもあります)。皮膚がむき出しに近く、日焼けもします。動きが激しいので外では事故にあいやすく、数の少ない純血種なので盗難や迷子の心配もあります
- 水を飲む量
- 猫はもともと水を飲む量が少なく、おしっこが濃くなりやすい動物です。この猫種は尿路結石の傾向があります。ウェットフードを混ぜ、水飲み場を増やし、流れる給水器も使って飲む量を増やしてください
解説
コーニッシュ・レックス
沿革
外貌と被毛
小さめ〜中くらいの体ですが、競走馬のように引き締まっています。弓なりに反った背、深い胸、グレイハウンド(走る犬)を思わせる絞れた腰。脚は細くて長く、頭は卵形で耳が大きい。
いちばんの個性は毛です。表面を守る硬い毛(上毛)がまったくなく、やわらかい下毛だけでできています。全身がむらなく波打つ「マルセルウェーブ」に覆われ、絹のようにとても柔らかい。ひげまで縮れています。
抜け毛が少なく、手入れのいらない猫。ただしそのぶん毛が薄く、外からの刺激に弱くなります。毛色と柄は、どんなものも認められています。
性格と暮らし
何歳になっても子猫のように遊びます。活発で、身のこなしは軽業師のよう。人にべったり寄り添う「Velcro kitty(マジックテープ猫)」で、かまってもらうこと、ふれあうことを強く求めます。
賢く機敏で、子どもにも同居の犬や猫にも上手に合わせて遊びます。その一方で、長い留守番は苦手。おしゃべりはしますが、むやみに大声で鳴くことは少ない猫です。
迎える前に知っておいてほしいのは毛のこと。表面を守る硬い毛がないので寒さに弱く(寒い時期は服を着せることもあります)、皮膚がむき出しに近いので日焼けもします。CFAは「頑健で遺伝性の健康問題はない」(丈夫で、遺伝による病気はない)としています。それでも、毛が薄いぶんの手当ては暮らしの中で要ります。
ケアのポイント
巻き毛は絡まず、表面の硬い毛もないので、決まったブラッシングはほぼ要りません。
代わりに手をかけたいのが耳です。耳あかがほかの猫種より早くたまります。こまめに掃除してください。脂っぽくなる子はときどきシャンプーを。拭くのはタオルで。ドライヤーは巻き毛が崩れるので使いません。
冬は暖かく、夏は日差しを避けて。毛の薄いこの猫の一年は、この2つに尽きます。食べすぎる子が多いのでフードの量は決めて与え、そのぶんよく遊ばせて、水を飲める場所も増やしておきましょう。
このページは猫種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。