犬猫小町(準備中)
PLATE 293 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 中型

オーストラリアン・ケルピー

Australian Kelpie

FCINo.293グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産オーストラリア更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

43–51cm

020406080cm
体重
14–20kg
約14-20(一般値・犬種標準に体重の決まりはありません)
寿命の目安
12–15
個体差があります
運動量
120分/日
以上/日+知的刺激必須
被毛
短毛のダブルコート
(短くなめらかで密な上毛と、その下の短く密な下毛の二層。雨や寒さに強い毛)

公認毛色 ブラック・ブラック&タン・レッド・レッド&タン・フォーン・チョコレート・スモークブルー

この犬種の食事の要点

疲れを知らずに動き続ける犬なので、運動量に見合ったカロリーが要ります。足りないのも、与えすぎも困りもの。

その日どれだけ動いたかで量を調整してください。走ったすぐあとのごはんは胃に負担がかかるので、少し休ませてから出しましょう(広く知られている範囲の情報)

  • 運動量に対してカロリーが足りない・多すぎる
  • 訓練のごほうびで積み上がるカロリー
  • 運動した直後のごはん
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサイン目の奥にある網膜が少しずつ衰えていく遺伝性の病気。はじめは夜や暗い場所で見えにくくなり、進むと目が見えなくなります。物にぶつかる、暗いところをいやがる——このあたりが最初のサインです
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股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気。よく走る犬だけに関節への負担は大きめです。育ちざかりの歩き方がぎこちない、運動のあとにすぐバテる、立ち上がるのに時間がかかる。こんなときは動物病院へ
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コリーアイ症候群(CEA)
気づきのサインコリー系に伝わる、目の奥のつくりの異常。多くは症状が出ないか軽く済みますが、遺伝子検査で持っているかどうかを調べられます(広く知られている範囲の情報)
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膝蓋骨脱臼
気づきのサインひざのお皿がずれる病気。歩いている途中で急に後ろ足を上げたり、スキップするように跳ねたりします。中型〜小型の犬に多く見られます
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小脳性運動失調(cerebellar abiotrophy)
気づきのサイン牧場で働くケルピーで知られる、遺伝性の神経の病気。生後6週〜6か月ごろの子犬のうちに、体がふらつく・思ったとおりに足が動かせないという形で始まり、だんだん進みます(このサイトの疾患ページは未作成)

(睾丸がおなかの中に残ってしまう「停留精巣」もこの犬種で語られますが、このサイトの疾患ページが未作成のため、ここに書くだけにとどめます)

遺伝子検査で調べられるもの小脳性運動失調(歩き方がふらつく遺伝性の神経の病気)に関わる遺伝子検査(研究段階・一般値)/PRA(進行性網膜萎縮)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

疲れを知らずに動き続ける、賢くて仕事熱心な犬。体を動かしたい気持ちがとても強い子が多く、家族のそばにいたがる傾向があります。

暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・音と広さに余裕のある住環境に手をかける時間が長くなります。

毎日の運動量が多いことと住まいに広さと音の条件がつくことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 毎日たっぷり体を動かす時間
  • 音と広さに余裕のある住環境

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ5
吠えやすさ3
しつけやすさ4
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ1
暑さへの強さ4
寒さへの強さ3
サロン依存度1
デンタルケア優先度3
集合住宅への適性1
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走る、追いかける、長く動き続ける。家畜を追う仕事(ハーディング)が本業の犬です。訓練やアジリティなど、頭を使う遊びも欲しがります
お手入れ
短毛なので手入れはらくです。ブラッシングは週1回で足ります。外を走り回ることが多い犬なので、帰ってきたら毛についた泥や草の種、すり傷がないかを見てあげてください
トリミング
不要

解説

オーストラリアン・ケルピー

沿革

19世紀のオーストラリアで牧畜が広がるなか、スコットランドからの移民が連れてきたコリー系の牧羊犬(ボーダー・コリーなど)をもとに作られた犬種です。だだっ広い牧場で家畜を追い込む、きつい仕事に耐えられるように改良されました。名前の「ケルピー」はスコットランドの民話に出てくる水の精霊から。オーストラリア在来のディンゴが混ざったという説もありますが、こちらは今も意見が分かれています(JKC沿革より要約)。

一般外貌

しなやかで、いつも動いている中型犬。よく締まった筋肉としなやかな四肢を持ち、いくら働いても疲れない体つきをしています(JKC標準)。耳はぴんと立ち、毛は短くてなめらか。雨風にも強い毛です。羊の背中の上を走って渡り、群れを動かす「バッキング」という技で知られています。身のこなしの軽さとスタミナが持ち味。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「ケルピーは極めて用心深く、熱心で、大変利口である。また穏やかで従順な気質であり、ほとんど疲れ知らずのエネルギーをもち、任務に対して際立った忠誠心をもち専心する」(出典: JKCオーストラリアン・ケルピーページ 2026-07-14確認)。 働きたい気持ちとスタミナは、犬のなかでもトップクラス。裏を返せば、運動量を確保できない家では飼うのが難しい犬です。

運動と仕事(訓練・家畜追い・ドッグスポーツ)が足りないと、困った行動が出やすくなります。初めて犬を迎える人や、毎日の運動時間をとれない家庭には向きません。用心深い性格で、はじめて会う人には少し距離をとります。そのぶん家族にはとことん忠実。

ケアのポイント

この犬にいちばん必要なのは、運動と仕事です。1日120分以上の運動に加えて、訓練・においさがし・家畜追いなど、頭を使う時間をとってください。

毛の手入れは週1回のブラッシングで済みます。そのかわり、外から帰ったら毛・指のあいだ・目・すり傷をひととおり見る。これを習慣にしましょう。

用心深い性格なので、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に少しずつ慣らしておくこと。病院やサロンにも早めに慣らしておくと、あとがずっとらくになります。

出典

3

  1. 01ケルピーは極めて用心深く、熱心で、大変利口である。また穏やかで従順な気質であり、ほとんど疲れ知らずのエネルギーをもち、任務に対して際立った忠誠心をもち専心する
    出典サイト ↗
  2. 02petmd.com
    出典サイト ↗
  3. 03pmc.ncbi.nlm.nih.gov
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。