犬猫小町(準備中)
PLATE 44 · 1G
※写真はダミーです。権利処理済みの実物写真と順次差し替えます。
実物の写真はJKC公式の犬種紹介画像検索もあわせてご覧ください。

牧羊犬・牧畜犬 / 大型

ボースロン

Beauceron

FCINo.44グループ1G 牧羊犬・牧畜犬原産フランス更新2026.07.14

羊や牛の群れをまとめ、見守る仕事をしてきた犬のグループです

体高 / JKC標準

61–70cm

020406080cm
体重
30–50kg
雄約40-50 / 雌約30-40(一般値・犬種標準に体重の決まりなし)
寿命の目安
10–12
個体差があります
運動量
90分/日
以上/日+作業・訓練
被毛
短毛の二層構造
(ダブルコート)。顔まわりはなめらかな短毛、体はかたい短毛です

公認毛色 ブラック・アンド・タン(レッド・ストッキング)・ハールクイン(ブルー・グレーにブラックの斑とタン・マーキング)

この犬種の食事の要点

よく動く大型犬なので、必要なカロリーは多めです。ただし関節に負担がかかるので、体重は増やしすぎないでください。

胸が深い体型なので、1日分は2〜3回に分けて与え、食べたあとすぐの激しい運動は避けましょう。胃がねじれると命に関わります

  • 早食い・食後の運動→胃がねじれる
  • 子犬期の食べすぎ→関節のトラブル
  • 運動量とごはんの量が合わず太る・やせる
病気との関係を見る

かかりやすい病気と、気づくサイン

この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります

すぐに動物病院へ
胃拡張捻転(GDV)
気づきのサイン胃が大きくふくらんでねじれてしまう、命に関わる緊急のトラブル。胸の深い犬に起こります。おなかがぱんぱんに張る、吐こうとしても何も出ない、そわそわして落ち着かない——このときは迷わず救急へ
股関節形成不全
気づきのサイン後ろ足のつけ根の関節がうまくかみ合わない病気で、大型犬に多く見られます。育ちざかりに歩き方がおかしい、立ち上がるのがつらそう——このあたりが最初のサインです。レントゲンによる評価(PennHIPなど)を受けられます
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肘関節形成不全
気づきのサイン前足のひじの関節がうまく育たない病気。若いうちから前足を引きずったり、運動のあとに痛がったりします
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進行性網膜萎縮(PRA)
気づきのサイン目の奥にある、光を感じる膜が少しずつ働かなくなる病気。暗いところで見えにくくなるところから始まります。遺伝子検査で体質を調べられます(一般値)
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白内障
気づきのサイン目の中のレンズが白くにごります。瞳が白っぽく見える、物にぶつかる。年をとってから出ることもあれば、体質で若いうちに出ることも
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胃拡張捻転症候群
気づきのサインこの犬種で報告のある病気です。サインと受診の目安は疾患ページに書いています
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この犬種では拡張型心筋症(DCM)——心臓の筋肉が薄くのびて、血を送り出す力が落ちる病気——も知られています。犬種クラブやAKCは、定期的に心臓を診てもらうこと(聴診・心エコー)をすすめています(このサイトの疾患ページは未作成)。倒れる、すぐ疲れる、咳が続く。こうしたときはくわしく調べてもらってください。

遺伝子検査で調べられるもの進行性網膜萎縮(prcd-PRA)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください

性格とケア

JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります

この犬種の性格とケアの要点

大胆で物おじせず、守る気持ちが強く大人になるのが遅い犬。散歩や遊びをよく楽しむ子が多く、教えたことをよく覚える傾向があります。

暮らしの中では、音と広さに余裕のある住環境・毎日の運動の時間の確保・留守番を長くしすぎない工夫に手をかける時間が長くなります。

毎日の運動量が多いことと住まいに広さと音の条件がつくことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。

  • 音と広さに余裕のある住環境
  • 毎日の運動の時間の確保
  • 留守番を長くしすぎない工夫

気質

甘えん坊度4
子どもとの相性3
犬同士の相性3
ほかの動物との相性2
人なつこさ2
活発さ4
吠えやすさ3
しつけやすさ4
初めての飼い主向き1

暮らしの負荷

抜け毛の多さ3
太りやすさ2
暑さへの強さ3
寒さへの強さ4
サロン依存度1
デンタルケア優先度2
集合住宅への適性1
留守番への耐性2
運動量の目安5
運動のタイプ
走ること、羊を追うような仕事、見張り役。コマンドの練習など頭を使う課題も喜びます
お手入れ
短毛ですが下毛が密で、毛の生えかわる時期があります。ブラッシングは週1回。抜け毛がどっと増える春と秋は回数を増やしてください
トリミング
不要

解説

ボースロン

沿革

フランスの平原には、古くから羊を追う犬がいました。19世紀の終わりごろ、その犬たちは"ボース・ドッグ"、"ボースロン"、"レッド・ストッキング"と呼ばれるようになります。呼び名は違ってもすべて同じタイプで、顔の毛はなめらか、それ以外はかたい短毛、耳は当時たいてい切られていました。体には茶色(タン)の模様が入り、とくに脚の先に出たことが"レッド・ストッキング"(赤い靴下)の由来です。毛色はふつう黒と茶の組み合わせでしたが、グレーの犬や、全体が黒や茶の犬もいました。羊の群れを率いて守る力を見こんで、選びながらかけあわせてきた犬種です(JKC沿革より要約)。

一般外貌

JKC標準:「大型で、がっしりし、強健で、力強く、良い構成の犬である。筋肉質であるが、重々しくはない」。顔はなめらかな短毛、体はかたい短毛で、その下に下毛のある二層構造です。後ろ足に狼爪(ろうそう=地面につかない親指のような爪)が二重についているのも、この犬種ならでは(広く知られている範囲の情報・JKCページには記載なし)。毛色は2系統あります。黒に茶の模様が入るブラック・アンド・タン(レッド・ストッキング)と、青みがかったグレーに黒い斑と茶の模様が入るハールクインです。

性格と暮らし

JKC標準の性格記述:「率直で、怖れを知らない。表情は素直で、意地悪でも、臆病でも、不安げな表情でもない。性格は分別があり、大胆である」(出典: JKCボースロンページ 2026-07-14確認)。 頭がよく、仕事を覚えるのが得意な犬です。ただ、体が大きくなっても心が大人になるまでには時間がかかり、3歳くらいまで子どもっぽさが残ります。

家と家族を守ろうとする気持ちが強く、知らない人には身構えます。しかも力があります。だからこそ、子犬のうちからいろいろな人・犬・場所に慣らしておくこと(社会化)と、ぶれないしつけが要ります。運動と仕事をほしがる犬なので、初めての1頭には向きません。犬とのつきあいに慣れた、よく体を動かす家庭に向いています。

ケアのポイント

1日90分以上の運動に、コマンドの練習や課題を組み合わせてください。ただ歩くだけでは物足りない犬です。頭と体の両方を使わせましょう。

毛は短いのに下毛が密で、生えかわる時期にはよく抜けます。ブラッシングは週1回。抜け毛が増える春と秋は回数を増やして。

胸が深い体型なので、早食いをさせない、食後はしばらく静かに過ごす。この2つで胃がねじれるリスクを下げられます。

大人になるのが遅く、力も強い犬です。子犬のうちからいろいろな人や場所に慣らし、基本のしつけを積んでおくこと。ここが数年後の暮らしやすさを決めます。

出典

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  1. 01シープドッグ及びガードドッグ
    出典サイト ↗

このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。