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テリア / 小型
ジャーマン・ハンティング・テリア
German Hunting Terrier
穴にもぐる小さな獣を追う狩りで活躍してきた犬のグループです
体高 / JKC標準
33–40cm
- 体重
- 7.5–10kg 牡9-10 / 牝7.5-8.5(ワーキング・テリアの理想体重・JKC標準)
- 寿命の目安
- 13–15年 個体差があります
- 運動量
- 90分/日 以上/日+猟性を満たす作業・嗅ぐ課題が必須
- 被毛
- ダブルコート (上毛と下毛の二層)。かたく密な剛毛(ラフ/ワイヤー)と、短く寝たスムースの2タイプがあります(FCI標準・一般値)
公認毛色 ブラック・ダーク・ブラウン・グレイッシュ・ブラック(いずれもタン・マーキングが眉/マズル/胸/脚/尾の付け根に明瞭)
この犬種の食事の要点
よく動く猟犬で、必要なカロリーも多めです。しっかり働く日は、それに見合った栄養のあるフードを選んでください。太りにくい犬ですが、運動量が減ったら食事も減らしましょう
- よく動くわりに食事が足りない
- 猟や作業の直後に食べさせる→胃がねじれる(広く知られている範囲の情報)
かかりやすい病気と、気づくサイン
この犬種で報告が多い病気です。必ずかかるわけではありません
右に「くわしく見る」がある病気は、食事との関係の解説ページがあります
全体としてはじょうぶな働く犬です。まれに脈の乱れや心雑音といった心臓の異常が報告されています(このサイトの疾患ページは未作成)。診断や繁殖の判断は、獣医師と検査機関にゆだねてください。
遺伝子検査で調べられるもの水晶体脱臼(PLL・ADAMTS17)の遺伝子検査(一般値)。受けるかどうか、結果をどう暮らしに活かすかは、かかりつけの獣医師と相談して決めてください。
性格とケア
JKC・獣医学リファレンスの定性記述を
5段階に変換した目安。個体差があります
この犬種の性格とケアの要点
働くことを喜ぶ、気が強く体力のある猟犬。体を動かしたい気持ちがとても強い子が多く、小さな子のにぎやかな動きが苦手な傾向があります。
暮らしの中では、毎日たっぷり体を動かす時間・音と広さに余裕のある住環境に手をかける時間が長くなります。
人やほかの動物に慎重なことと毎日の運動量が多いことから、初めて犬を迎える人には難易度が高めとされる犬種です。しつけ教室やトレーナーなど、相談できる相手を先に決めておくと進めやすくなります。
- 毎日たっぷり体を動かす時間
- 音と広さに余裕のある住環境
気質
暮らしの負荷
- 運動のタイプ
- 走る、追う、掘る、においをかぐ、水に入る。もともと土の中の巣穴で獲物を追った犬なので、掘る遊びは大好きです。求める運動量はとにかく多め
- お手入れ
- 剛毛(ラフ)タイプは、古い毛を抜くストリッピングを軽めに。ブラッシングは週に数回。スムースタイプはもっと少なくて足ります。外で走らせたあとは、毛・耳・指の間に泥や草の実がはさまっていないか見てください
- トリミング
- 剛毛タイプは古い毛を抜くストリッピングをたまに / スムースタイプは不要
解説
ジャーマン・ハンティング・テリア
沿革
第1次世界大戦のあと、腕のいい猟犬をつくろうと、経験豊かな狩猟家で繁殖家のルドルフ・フリーセ氏たちが、地面の下での狩りに向いたブラック・アンド・タンの猟犬を選び出したのが始まりです。純粋なフォックス・テリアの血をひく4頭のブラック・アンド・タン・テリアをもとに、オールド・イングリッシュ・ワイアーヘアード・テリアやウェルシュ・テリアと交配して姿を整えました。めざしたのは、いろいろな猟に使えて、しつけが入り、じょうぶで、よく吠え、水を好み、狩りの本能がはっきりしている犬。ジャーマン・ハンティング・テリア・クラブは1926年に設立されました(JKC沿革より要約)。ドイツ語ではドイチェ・ヤークトテリア(Deutscher Jagdterrier)と呼びます。
一般外貌
体は小さく、多くはブラック・アンド・タン。小づくりでつりあいのとれた、働く猟犬です(JKC標準)。土の中の巣穴に入っていけるよう、引き締まった小さな体をしています。体高は雄も雌も33〜40cm。毛はかたく密な剛毛(ラフ/ワイヤー)と、短く寝たスムースの2タイプ。どちらも、まゆ・鼻先・胸・脚・しっぽの付け根に、はっきりした茶色(タン)の模様が入ります(毛の質感はFCI犬種標準の広く知られている範囲の情報)。
性格と暮らし
JKC標準の性格記述:「勇気があり、たくましく、作業に喜びを感じ、耐久力があり、活き活きとしており、気性が激しく、頼りになり、社交的で、訓練を入れやすく、シャイでも、攻撃的でもない」(出典: JKCジャーマン・ハンティング・テリアページ 2026-07-14確認)。 本気で狩りをするためにつくられた犬です。動きたい気持ちも、獲物を追う衝動もとびぬけて強い。
覚えは早いのですが、気性が激しく獲物への本能も強いので、運動と仕事(狩りやにおいさがし)が足りないと、いたずらや吠えといった困りごとに変わります。家庭犬というより猟犬・作業犬。初めて犬を飼う人や、小動物と暮らす家には向きません。よく吠え、水を好むのも働く犬らしいところです。
このページは犬種の一般的な傾向をまとめたもので、個体差があります。 健康や食事について判断が必要なときは、かかりつけの獣医師の診察に基づいて決めてください。